前述の通り半焼した屋敷に暮らしている。とは言っても"狩り"を継続的に行う彼女は家に帰ることはあまりなく、維持のため、決意を固めるために帰ることがある。1人でいる時の食事は最低限栄養を取れるものだけを取っているが氷室操觚や音羽茉莉に食事の提供や誘いを受けた時のみ摂取している。

蛇國に力を込め刀から腕、肩まで届く焔の奔流を生み出しそれを鞭のように扱う。彼女は基本的に長袖のコートを着ているのだが戦闘の際に袖が燃えてしまうためコートの下は右腕のみノースリーブの服を纏っている。
焦げた右腕、立ち寄った場所を全て燃やしてしまうことから“焦鬼”(ショウキ)と呼ばれるようになった。
サラマンダーのエフェクトとしては冷気を使えず、熱を起こすことしかできない。

“昏き蝙蝠"を追うための協力者。“虚実ノ淵"というコードネームは知らずに、呼ぶ時があれば“山猫"と呼ぶ。
彼女も“昏き蝙蝠"が目的らしいがそのためだけに自分のような人間と協力をするのはおかしいと怪しんではいる。

幼馴染であり数少ない一緒に戦ってもいいと思える人間。彼の家族は巳香の家族とも仲が良く、巳香の両親が亡くなった後の生活のサポートをしてくれた。巳香は復讐を完了した際に命を絶つことを考えているがそれまでに何か礼をしなくてはと思っている

UGNイリーガルとしての任務を受ける際は基本的にこの女性から受け取っている。情報面でもサポートを受けており、巳香は優しさを受けるたびに右腕が痛むのを感じる。

殺したい人は2人いる。親の仇である蝙蝠、そして...　あの頃をまだ生きている、弱い自分。

現在は亡くなっている巳香の両親。どちらも非オーヴァードであり巳香が11歳の頃、蝙蝠の刺繍を入れたオーヴァードにより家を襲撃され、その凶刃により父親は殺され巳香はその時に覚醒を果たしている。母親もその事件に巻き込まれて死んだとされている。

平安の頃より存在するオーヴァード研究の家系。呪いに精通しており巳香の持ち物である『妖刀【蛇國】』『怨念の呪石』は父親が研究していたものであり、巳香が覚醒した際のレネゲイドに呼応した。
血を受け継いでいるのは父親、また彼女だけであり、事件が起こったため緋乃宮の血を持った人間は彼女だけとなっている。

名家である緋乃宮の血を持って生まれたごくごく普通の少女。家族は父と母だけであるが幸せな生活をしており、父親の研究を見るが好き。いつかその研究を手伝うことを夢に見ていた。この頃から氷室操觚とは知ってる間柄であり操觚くんと呼んでいた。

襲撃、また屋敷が半焼する事件の後本人の希望もあり、氷室操觚からの反対もあったがUGNチルドレンとなる。
チルドレン時代の彼女は当初、自身の持つ炎の制御ができずに問題児とされていた。
彼女は来る日も来る日もレネゲイドコントロールを学び続け、5年の歳月を経てようやく完成するに至った。
ようやく実践に至った彼女であったがチームプレイを理解できない彼女は基本単独任務を任せられるようになる。
その後は“両親の仇”を追うためにチルドレンであることは意味がないと悟った彼女はイリーガル志望をし、問題を起こす可能性の高い彼女はそのままイリーガルとして認められることとなる。

イリーガルとなった彼女は基本的に表沙汰にできないような任務を受けたり音羽茉莉から手がかりに繋がるような情報を貰い行動する。また、それと並行してFHセルを回り破壊、暗殺を行っている。
そしてようやく、“両親の仇”に繋がる道を見つけることとなる。