“雷矢一閃”肆垣 綴織
プレイヤー:暖ゴロ
「……織姫さん。俺は……」
- 年齢
- 23
- 性別
- 男
- 星座
- 蟹座
- 身長
- 201cm
- 体重
- 91kg(武装展開時240kg)
- 血液型
- A型
- ワークス
- UGNエージェントA
- カヴァー
- 書店員
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- ハヌマーン
- ブラックドッグ
- HP最大値
- 32
- 常備化ポイント
- 6
- 財産ポイント
- 3
- 行動値
- 6
- 戦闘移動
- 11
- 全力移動
- 22
経験点
- 消費
- +59
- 未使用
- 25
ライフパス
出自 | ずっと、埋まらない孤独に怯えていた。……あの人に出会うまでは。 | |
---|---|---|
天涯孤独 | ||
経験 | …………俺も、”ふつう”のままでいられたなら。 | |
平凡への憧れ | ||
邂逅 | ……この力さえなければ、俺は何の苦悩もなく織姫さんの隣にいられたはずだ。それでも、今はコレに縋るしかないのだが。 | |
殺意 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | 俺は作り替えられたんだ。……こんなこと、言えるものか。 |
素体 | 16 | |
衝動 | 侵蝕値 | 俺は逃げたいんだ、こんな血みどろの世界から……だが、体がそれを許してくれない。 |
闘争 | 16 | |
その他の修正 | 4 | 《ハードワイヤード》分 |
侵蝕率基本値 | 36 |
能力値
肉体 | 5 | 感覚 | 2 | 精神 | 2 | 社会 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 1+2 | シンドローム | 1+1 | シンドローム | 1+1 | シンドローム | 1+0 |
ワークス | 1 | ワークス | ワークス | ワークス | |||
成長 | 1 | 成長 | 成長 | 成長 | |||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 4 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | ||
回避 | 1 | 知覚 | 3 | 意志 | 調達 | 2 | |
情報:UGN | 2 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 変異種:ハヌマーン | ― | 《クロックアップ》取得。変異種専用エフェクトを組み合わせていない、エフェクトを使用した判定のダイスを-1個。 | ||||
殺意 | ファルスハーツ | 連帯感 | / | 憎悪 | お前らさえ、いなければ……いいや、ある意味俺の自業自得か? | ||
上司 | 弧遊原ナギサ | 信頼 | / | 厭気 | ちょっとお節介が過ぎるけれど、まあいい人ですよ。 | ||
婚約者(シナリオ) | 讃良 織姫 | 純愛 | / | 悔悟 | あなたにまた笑ってもらうためなら、忌まわしいこの力だって怪しい都市伝説だって頼ってやる。 | ||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
コンセントレイト:ハヌマーン | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
組み合わせた判定のC値-[LV](下限値7)。 | |||||||||
一閃 | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
全力移動を行った後に白兵攻撃を行う。攻撃の成否に関わらず移動可能。離脱不可。 | |||||||||
ハードワイヤード | 5 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
専用アイテムをLV個取得。侵蝕率レベルアップなし。基本侵蝕率+4。 | |||||||||
電光石火 | 2 | メジャーアクション リアクション | 【肉体】【感覚】 | ― | ― | ― | 3 | ― | |
組み合わせた判定のダイス+[LV+1]個。1D点のHPを失う。 | |||||||||
ハイマニューバー | 3 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 4 | リミット | |
前提:《ハードワイヤード》。組み合わせた攻撃の命中判定の達成値+[LV×5]。ブラックドッグのエフェクトで取得した武器の使用必須。1シーンに1回のみ使用可。 | |||||||||
クロックアップ | 2 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | ― | ― | 4 | Dロイス | |
組み合わせた攻撃のダイスを+3個、攻撃力+5。1シナリオに[LV+1]回使用可。 | |||||||||
バリアクラッカー | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 4 | 80% | |
ガード不可、装甲無視。1シナリオにLV回使用可。 | |||||||||
真偽感知 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 2 | ― | |
声色から嘘を見抜く。 | |||||||||
蝙蝠の耳 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
とてつもなく耳が良くなる。 |
コンボ
牽牛撃
- 組み合わせ
- C:ハヌマーン+一閃+電光石火+クロックアップ
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 11
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 5+6+侵蝕B
- 8
- 4+1+4
- 20
- 100%以上
- 5+7+侵蝕B
- 7
- 4+1+4
- 20
- 5+6+侵蝕B
全力移動を行った後に白兵攻撃を行う。
攻撃の成否に関わらず移動可能。離脱不可。
1D点のHPを失う。
1点でもHPダメージを与えた場合硬直付与。
1シナリオに[クロックアップのLV+1]回使用可。
牽牛とはアルタイルの別名・牽牛星のこと。
天鷲撃
- 組み合わせ
- C:ハヌマーン+一閃+電光石火+クロックアップ+ハイマニューバー
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 15
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 5+6+侵蝕B
- 8
- 4+16+4
- 20
- 100%以上
- 5+7+侵蝕B
- 7
- 4+21+4
- 20
- 5+6+侵蝕B
全力移動を行った後に白兵攻撃を行う。
攻撃の成否に関わらず移動可能。離脱不可。
1D点のHPを失う。
1点でもHPダメージを与えた場合硬直付与。
1シーンに1回のみ使用可。
天鷲、とは当然わし座アルタイルのこと。
しかし、"織姫星"であること座ベガもまた鷲を意味する由来を持つのだと言う。
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アームバンカー | 0 | 0 | 白兵 | 〈白兵〉 | -3 | 15 | 1 | 至近 | 《ハードワイヤード》3つ分で取得。 マイナーアクションで装備。 この武器による攻撃で1点でもHPダメージを与えた場合硬直付与。この武器を装備中、他武器装備不可。 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
バトルマニューバ | 0 | 0 | その他 | 〈白兵〉 | 《ハードワイヤード》で取得。自身の行う〈白兵〉判定の達成値を+2。重複可。 |
バトルマニューバ | 0 | 0 | その他 | 〈白兵〉 | 《ハードワイヤード》で取得。自身の行う〈白兵〉判定の達成値を+2。重複可。 |
コネ:UGN幹部 | 1 | コネ | 〈情報:UGN〉 | 〈情報:UGN〉の判定ダイスを+2個。 | |
思い出の一品 | 2 | その他 | 〈意志〉判定の達成値+1。 20歳の誕生日に織姫さんからもらったネクタイ。 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
10 | 15 | 139 | 0 | 0 | 164 | 25/189 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
「……自己犠牲なんて、あなたは優しいから望まないでしょうけど……でも俺、織姫さんが好きなんで。たとえ自分が死んでも、絶対にあなたを目覚めさせますから」
──肆垣綴織、目覚めない婚約者の病室にて──
超ざっくり言うと
婚約者のためなら何でもやる系改造人間。仮面付けてバイク乗ってそう。悪いヤツではない……はず。
なんだか付き合いにくいヤツになっている気がしますが、PLの方にギスギス耐性がないため実際のRPではそこまで話しづらくはならないはず……
サンプルセリフ
「……俺は織姫さんのためなら、なんだってやります。この力は好きじゃないけど、必要なら……躊躇いはしない」
「うるせぇな……お前の言い訳聞いてやる義理は俺にゃねえ。もう一発殴られなきゃ静かにできねえか?」
「あーいや、なんだ、その……悪かった。…………なんだよその顔は。こんな傷男が素直に謝っちゃおかしいか?まあ、見るからに堅気っぽくねえもんな、俺。しゃーないか」
「わかってる、わかってるんだよ。あんな素敵な人に愛してもらえて、それでも自分を好きになれないなんて贅沢だって。けれど……あの人が隣にいない俺は、こんなにも弱い。」
「……俺には、自信がないんですよ。こんな顔だし、口も性格も手癖も悪い。ただでさえ、本当は織姫さんの隣にいるには不相応な男なんですよ。……その上勝手にこんなもん付けられて、お前はもう人間じゃありませんって……言えるわけないでしょう、こんなの……!」
「あっ……織姫さん!お帰りなさい。暇だったんで部屋の掃除はだいたいやっときました。あと洗剤も切れかけてたんで買い足して……ってああすみません、仕事帰りなんすからまず体を休めたいですよね。俺風呂追い焚きしてきます」(事故以前、綴織の仕事が休みの日)
人物
一人称は俺、二人称はあんた/お前/あなた。
流浪のUGNエージェント。籍は元居た支部に置いたままなのだが、各地をフラフラしながら治癒の力を持っていたり何らかの強大なパワーを秘めた遺産やオーヴァードに関わる案件に首を突っ込んでいる。
その目的はただ一つ、昏睡状態にある婚約者の治癒。そのためなら自分の持てるものを全て使う気でいる。
最愛の人が昏睡状態なのと素の性格もあって刺々しい雰囲気を持つ。顔の傷と態度のせいで他者からの第一印象はあまりよくないが、一度仲良くなればそれなりに善人だとわかる。それはそれとして婚約者好きすぎ依存ヤバ男なのもわかる。
昔は孤独のあまり荒れていたが、いくつかの出会いを経て丸くなり……FHに誘拐・改造されたことで表に出さない悩みが増えた。
そして事故で織姫さんが目覚めなくなったことで再び荒れ気味。
好きなものは織姫さん、嫌いなものは自分とFHと暴力、あと織姫さんを脅かすもの全て。
好物はグラタン(織姫さん作)、嫌いな食べ物はししゃも。趣味は織姫さんと過ごすことと、読書。
容姿
暗い紺色の長髪を左側で結んでいる。目つきはそう悪いわけではないのだが、どこか他者を拒絶するような雰囲気を持つ。
ピアスは特にこだわりがなく惰性でつけている。
そして最大の特徴が左頬に広がる火傷痕。幼少期からずっと残っているもので、おそらく一生消えない。
オーヴァードとなった現在ならやろうと思えば消せるのだろうが、織姫さんがこの傷も含めて自分を受け入れてくれたので消さない。というより、オーヴァードであることを隠しているので一生傷と説明したものを消すと不自然に思われるからやらない。
体格は書店員らしからぬゴツさ。両腕には巨大なパイルバンカーが仕込まれているため、戦闘を想定した場では半袖の服を着る。
性格
基本的には不愛想でぶっきらぼう。ただし目上には一応敬語を使える。
結構ガラの悪い言動が多く、特に現在は精神的な余裕がほとんどないのでかなり荒っぽい。
しかし根は善良であり、恋人の影響もあって不良時代ほど凶暴ではないので接してみれば割と優しい。
狭く深い人間関係を構築するタイプ。どんな時でも織姫さんファーストなのは変わらないが、それはそれとして一度仲良くなった人間には情が深い。また、自分同様に他者への強い愛情を抱く人に対しては(その相手が織姫さんでない限りは)協力的。
多分、職場の上司が恋愛周りにお節介なのでそれが伝染った。
しかし一方で自分の愛想のなさ、すぐ手が出そうになる暴力性に対し嫌悪がある。ただしUGNエージェントとしては戦闘が必須であるため、暴力性についてはある程度割り切っている。……慣れてしまう自分も嫌なのだが。
一人で考え込むタイプであり、改造されて以降はその傾向が増えた。織姫さんにも上司にも相談せず思考の堂々巡りに陥って体調を崩す。
自己肯定感は極めて低く、自分のいいところを一つも言えない。
そのため、"自分を選んでくれた"存在である婚約者の讃良織姫の存在に依存気味。
讃良織姫に対しては高校の先輩だったころからの付き合いなこともありまったく頭が上がらない。
気が立っている時は餓狼のようだが、織姫さんの前ではでかめの子犬と化す。
ただし現在はその織姫さんが死にかけなので子犬モードはおそらく見られない。
彼女が善良な人間じゃなかったら綴織自身多分もっと傍若無人な性格になっていただろうが、そもそもそんな人だったら好きになっていなかっただろうと思っている。
戦闘
両腕に組み込まれたパイルバンカーを展開し、膂力で叩き潰す戦闘スタイル。
このパイルバンカーはFHによって埋め込まれたものであり、炸裂と同時に杭が激しい電撃を放つ。
肘のブースターによって超速度で突進することが可能だが、この速度は数秒しか保てず戦闘中の機動力そのものはそう高くない。
そのためブースターは攻撃的な運用がなされ、スピードを乗せた重い杭打ちを叩き込む。
ただしこの武装を使用する度綴織の体には痛みが走る。これは望まぬ改造で得た力であるため、拒否反応が出ているのだという。
コンボ欄には《バリアクラッカー》を使用したコンボが記載されていないが、これは《バリアクラッカー》がダイスにもC値にも固定値にも攻撃力にも関わらないエフェクトのため、2つのコンボどちらかにさらに組み合わせる形で使用する想定。
コードネーム:雷矢一閃
超高速の突進で杭を打ち込み雷撃を叩き込む戦法を、雷の矢に例えたもの。
綴織はコードネームを申請する時、読みをギリギリまで「アルタイル」にするか迷っていた。わし座の神話に「ゼウスの雷の矢を運ぶ鷲」があるので、それにちなんでのことである。
結局、織姫さんに対して自分を彦星に例えるのはおこがましい気がしたのと、レネゲイド絡みのことに織姫さんをなるべく(言葉遊びの範疇でも)関わらせたくなくてやめた。
メタいこと言うと、途中まではアルタイルのつもりだったがふと「星屑HO4にアルタイルってコードネームで行った人絶対他にもいるだろうな……」と思って逆張りオタクが発動したのでやめた。
でもコンボの名前にその名残がある。
経歴
一家心中の現場から発見された、唯一の生き残り。顔の火傷はその時負ったものであり、一生消えないらしい。
この傷のせいで人から疎まれ、天涯孤独となった自分の生活の世話をしてくれた周囲の大人たちも自分とは距離を取っているのを感じていた。
そんな生活から中学時代は荒れており、地域の不良の中では名の知れた存在になっていた。
だが、本人はただ孤独と空虚からくる行き場のない苛立ちを発散していただけで別に喧嘩が好きというわけでもない。
結局のところ暴力でも心の穴が埋まることはなく、さりとて他に縋るものもなかった。この頃から読書は好きだったが、趣味に没頭して心が癒されるというよりは精神が安定している時しか趣味ができないタイプだった。
このまま空虚に拳を振るうばかりの人生なのか、と思っていた高校1年生の頃。讃良織姫に出会った。
珍しく比較的落ち着いている時立ち寄った書店で意気投合し、それからたまに会うようになる。
自分の傷跡のことも気にせず受け入れてくれた彼女に段々と惹かれていった。
それをきっかけに精神的に落ち着きを高校にもまともに通うようになり、そこで彼女が同じ高校かつひとつ先輩であると知った。
それからはきっぱりと不良を辞め(この際色々といざこざはあったが邪魔者全員ぶちのめして黙らせたので割愛)、讃良織姫に告白。
正直かなりダメ元だったがOKされ、交際を始めるようになる。この頃は讃良先輩と呼んでいた。
ちなみに、未だになんでOKされたのかはわかっていないし怖くて聞けていない。
この頃から幾分か性格が明るくなり、ひねくれてはいるもののそれなりに友人もできるようになった。
そして精神が安定したこと、及び彼女と共通の趣味だったので読書家の傾向がより強くなった。
そして、おそらく人生で最も幸福な時期であった高校生が終わり、大学生となる。もちろん、その一年前に讃良先輩が進学した大学に(相当無茶な勉強漬け生活の末)入った。
そこでも変わらず織姫さん(大学二年生ごろからこう呼ぶようになった)と共に穏やかに過ごしていたが、大学2年(20歳)の頃に全てが狂った。
不良時代に恨みを買っていた相手がFHになっており、その男の所属セルによって誘拐される。
そして強制的にオーヴァードに覚醒させられ、ブラックドッグシンドロームに覚醒したため両腕に武器を組み込まれてしまった。
それは個人的な復讐でもあったし、元々の腕っぷしの強さを買われてのことでもあった。
幸いにも、綴織を誘拐したときの痕跡がUGNに発見されたことでそのセルは発見、壊滅。綴織は保護された。
だが改造された身体が元に戻ることはなく、彼は恋人に絶対に言えない秘密を抱えて生きることになってしまう。
数日行方不明になっていたので織姫さんにはかなり心配されたが、何とか誤魔化すことしかできなかった。
以後は織姫さんには何でもないように装いつつ、定期的に最寄りのUGN支部で訓練なりレネゲイドの勉強なりをするようになる。
何があろうと、織姫さんの傍にいたい。そのためにはなんとしてでもレネゲイドの力に呑まれるわけにはいかなかった。
その最寄りの支部というのが、よりにもよって……と言うべきか幸運と言うべきか、彼が讃良織姫と初めて会った書店「弧遊原書店」であった。
前から顔見知りだったそこの店長・弧遊原ナギサが支部長でもあったのだ。織姫さんに誤魔化しが効きやすいのだけは助かった。
大学の卒業後はその書店に就職……というカヴァーでUGNに所属することになる。
オーヴァードとしての仕事は捨て去ったはずの暴力を作り替えられた忌まわしい肉体で振るうことであり、苦痛だった。
それでも支部長が善人だったのと、長く戦場から離れると激しい衝動に苛まれること、あとそれなりに給料がいいので渋々続けている。
なお書店員としての仕事も普通にやっており、こちらは天職だと思っている。そのせいで支部の辞めようがないのだが。
先述の通りこの店は織姫さんも知っており、店長とも仲が良かったのでここへの就職を怪しまれることなく交際は続けられた。
オーヴァードになってしまった自分が幸せを求めていいのか、織姫さんを幸せにできるのか。迷いつつも決意を固め婚約した。
そして……1年前。デートの帰りに事故に遭い、讃良織姫は昏睡状態となった。
最愛の人が意識不明になるような事故でも無傷だったことに、綴織は絶望した。自分が化け物になっていたことなど、とうに知っていたはずなのに。
それから彼は織姫さんを治す方法を探すため、元居た支部を離れて各地を転々としながらあらゆる医療系オーヴァードやEXレネゲイドを追うようになった。
その末にたどり着いたのが、どんな願いもたちどころに叶えるという都市伝説「願い星」の存在だった。
余談
イメージCVは宮野真守さん。
オーヴァード歴が浅いのと、オーヴァードになる前の自分と変わらずいたい気持ちのために未だに超常的な力には懐疑的。
願い星もそこまで熱烈に信じてはいないが、とはいえそういった奇跡の力は"ある"というのは知っているし、何より織姫さんを救える可能性があるならそれが0.1%の可能性でも賭けると決めているのでF市にやってきた。
自虐的に自分を「傷男」と呼ぶときがある。自分が怖がられているな、という時に積極的に顔の傷をネタにして緊張を解く目的で言うこともあるが、なんか皮肉っぽくなってしまいうまくいかない。
書店員として働いている時も当然この顔の傷は目立つ……のだが、彼の職場である弧遊原書店は地域密着型の個人経営書店なので常連の顔見知りが多く、あんまり気にされない。そのため働き始めの頃はしていた傷を隠すマスクを段々しなくなっていった。
余談2:弧遊原ナギサ
ぶっちゃけたことを言うと単に暖ゴロが過去に使ったPCであり、設定上この人の部下なのが妙にしっくり来てしまったため配置されただけ。
F市から遠い支部の支部長でありシナリオに関わることもないので、あまり気にしなくて大丈夫です。
彼の所属する弧遊原書店支部の支部長。姉御肌の善人で、少々お節介。初恋を未だ引きずるアラフォーであり、娘を亡くした元母親でもある。自分の恋が叶いそうにない分他人の恋愛の後押しをするのが好き。
現在は綴織の心情を慮り、彼の放浪を許可している。
以下、一応書いておく綴織との関係。読む必要はないです
綴織が覚醒する前から綴織と讃良織姫の関係を応援していたが、彼が覚醒させられたことで一気に複雑な立場になる。
ナギサが自分の恋を諦めている理由に、自分がオーヴァードになってしまったからというのがあるからだ。
しかしそれでもナギサは綴織を全面的に応援している。もし彼が幸せになれれば、オーヴァードと一般人の恋が成就したなら、自分にとっての希望にもなるから。
讃良織姫が昏睡状態になった際は、娘を亡くした時(ジャームの襲撃で通学バス諸共スクラップになった)を思い出し絶対に彼女を死なせてなるものかといきり立った。だが医療系オーヴァードではないので特にできることはなく、結局綴織の放浪を許可するしかなかったことを心苦しく思っている。
ハンドアウト:PC4
ワークス/カヴァー:指定なし(UGN関係者かイリーガル推奨)/指定なし
ロイス:讃良 織姫(ささら おりひめ)
推奨感情:P純愛/N悔悟
貴方は恋人である讃良 織姫(ささら おりひめ)と約束をした。必ず結婚しようと。しかしその願いは叶う前に、彼女は事故にあい…目覚めなくなった。
今の医療ではどうにもならないらしい。藁にもすがる思いで探しあてたのは、どんな願いもたちどころに叶えるという都市伝説「願い星」の存在だった。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
フルスクラッチ作成 | 34 | ||||
1 | 2023-11-29 | 星屑の願い | 25 | 木蓮 | ひかりりぃと暁 湊(GM含め敬称略) |