容姿・経歴・その他メモ

＜私にとっての”日常”は、”非日常”で”非日常”が”日常”なんですよ。＞
＜そんな非日常的な日々は私にとってかけがえのない思い出で、少しでも長く過ごしていたいなって、そう思ってるんです。＞
UGNチルドレンの少女
実験体であった為か、どこか浮世離れした雰囲気を持つ。
任務遂行にも熱心であり、上司からのも評価も高い。
特に事件に巻き込まれた覚醒間もないオーヴァードに対して親身になって対応する。
人当たりが良く、素直で優しい優等生。

『そんなわけないでしょ？』
拡大するFHをはじめとする敵対オーヴァード組織の脅威、強大な力を持つ遺産を用いてそれら対抗する力を得る。
その考えの下に進められた計画は、いつしか人為的に遺産継承者を生産するという歪んだ形へと変貌していった。
持続可能な開発目標に置いて作製された、人為的遺産継承者。
”進歩的（代用可能）な英雄”の10番目、聖剣抜刀装置。provisional Number X（仮ナンバーX）それが彼女の”名前”であった。

理論上、あらゆる攻撃目標を撃滅しうる聖剣の王者を有効活用する為の素体
そのはずだった・・・だがそれは机上の空論であった。
当然ながら満足のいく結果を出せなかった彼女は、聖剣を用いての耐久実験用個体としてデータ収集に利用された。
だがそれが、彼女を生き残らせることとなる。
多くのリソースを積み込んでの研究、その結果を出す為に優秀な”兄弟姉妹”達は過酷な実戦に投入され当然の如く散っていった。
余りにも多くの犠牲、不自然なまでの遺産継承者の数の多さ、計画の露見、責任者の死を持って計画は無期限凍結された。

名前として登録された「黒須カリナ」という名前は、provisional Number X（仮ナンバーX）のもじりであり、コードネームの”先進的英雄”と同じくに彼女の運命を決定づけた呪いの名前である。
その為、彼女はこの名前をひどく嫌っている（表には出さないので誰も知らない）

遺産の力を用いて、あらゆる敵を撃滅せんとするという夢想のままの計画の犠牲者でありレネゲイドとそれに関わるすべてを憎むモノである。
だが、彼女は世直しも復讐も考えていない。
過酷な実験体としての日々は彼女から自尊心と反骨心をへし折り、従順に振舞うことが、価値のない自分を高く見せることができる方法だと、それが最も傷つかない、傷つけられない方法だと、10歳にも満たなかった彼女の心を蝕む呪いとなった。

今日もまた従順なチルドレンとして振舞いながら日々の糧を得て生きている。
自分を含めたすべてのバケモノ達への嫌悪と呪いをこめながら・・・

「もう誰も傷つかないで済むように、私が戦います」『私は死にたくないから貴方が死んでください』＜私は1分1秒でも長く非日常の中で生きていたいから＞


・「」上辺だけの脚色に塗れた言葉
・『』心の内だけに秘めた悪意ある本音
・＜＞偽りなき本心

セッション履歴