パーソナルデータ

#A4D7DD

名前

fée(フィー)

容姿

髪色：透明感のある白
目色：紫と水色のオッドアイ

まるでクラゲのようなふんわりした髪と、どこか不思議で澄んだ色の目をしている。性別はどっちつかずだが、幼い容姿と舌足らずな口調でクラゲのようにふわふわ浮いている(EE:魔王の玉座)姿は人を和ませる。いつもどこか怪我をしていて、その度に研究者に怒られている。

性格

何事にも興味津々で自由奔放。知らないことをたくさん知りたい、見たことないものをたくさん見てみたい。そんな思いから、物怖じせず色んな人と仲良くしている。群体クラゲから生まれたからか、海の生き物とも仲良し。困った人は放っておけず、物心ついた頃から自分の身を呈してたくさんの人を守ってきた。

好き

海、なかま、イブに貰った星空のネックレス、人、おはなし

嫌い

辛いもの、怒られること、イブと一緒にいられないこと

海から生まれたレネゲイドビーイング

ふわふわと海の中を漂っているだけのクラゲのレネゲイドが知性を持ち、レネゲイドビーイングとして覚醒した。それも海洋汚染や地球温暖化によって激減してしまったサンゴ礁たちが助けを求めている声を本能的に感じ取った。そして、その成り立ちから' 護る者 'としての力を得た。

海とのお別れ、そして冬眠

力を得て海に流され、小さな無人島へ辿り着く。赤子のように何も分からないままでは海の中に入れず、なかまたちとも出会えなくなり、初めて寂しさを覚えた。彼らはもうただの美しい生物となってしまったのだ。
そして時を忘れただ感情の赴くまま涙を流し、力尽いて長い眠りについてしまう。眠る直前、無意識にEE:凍結保存で身を守った。

人生の転換期

約2年後、発掘調査隊のUGNエージェント達が偶然島にやってきた。海岸で幼い子どもの死体らしきものが漂着しているのを見つけるが、確認したところエフェクトによって生き長らえているオーヴァードだと判明。
エージェント達は警戒しながら、その子どもを目覚めさせる。すると赤子のようなあどけない顔をしており、エージェントが意思疎通を図るがただぼーっとした表情を浮かべるだけだった。拍子抜けした彼らは、保護すべく支部へ連れて帰ることに。

運命の出会い

謎めいた出生もあり、アールラボでの研究対象となって日々実験体として扱われるように。保護されてから3年間で赤子のようだったのが段々成長し、物心ついて自分で行動するようになった。実験体の扱いに不満を呈すことが増え、度々脱走しては捕らえられていた。
そんな脱走の日々を過ごしていると、美しい女性－イブと出会う。どう見ても追われている様子の子どもを保護し、匿ってくれる優しい人だった。見た目とはそぐわない様子を心配した彼女は事情を尋ねた。そして、オーヴァードでありUGNの存在を知っていた彼女は、アールラボに掛け合ってくれることに。普段は彼女の家で過ごし、時には実験体として協力するという約束をした。

幸せな日々

イブは生まれて初めて優しく接してくれた人。そんな彼女をおねえちゃんと呼び親しむようになるのはそう長くはなかった。生きるために必要な知識や勉強も全部彼女が教えてくれる。そんな彼女の元で子どもはすくすく育った。
何をするのも一緒で、料理、お風呂、共寝、お散歩、遊園地、水族館、プラネタリウム。時には山に登り彼女が大好きな満天の星を眺めた日もあった。他人が介入する隙間もなく、イブが全てだ。
しかし、平穏な日々はあっという間に流れ、それは永遠ではなかった。

別れは突然に

世界で一番空に近い場所、世界最大の高層建築 ' プラネットラダー ' へ行くという約束。それが果たされることはなかった。彼女はある日突然武装集団に襲われそのまま亡くなってしまう。目の前で彼女の死を看取り、1番守りたかった大切な人を失った。その現実を受け入れられず、心が壊れてしまう。
彼女が助けてくれたのはあの日あの時研究室から脱走した時だと思い出し、実験に協力的な振りをした。暫くして脱走を試みるが、どこにも彼女の姿はなかった。イブは死んでしまったのだ。しかし、彼女が助けてくれたあの日の自分でいれば、きっとどこかで会えるはずだ。そう考えた子どもは、物心ついた頃と同じ幼い口調とあどけない態度を取るようになった。

遺産と契約

ある日のお散歩中に、道端に座りいささか不気味な露店を開いているお爺さんを見つける。怪しむより好奇心が勝り、どんな物を売っているのかと話しかけたところ、どうやらビンテージものの洋服を取り扱っているようだった。
その中でもとある洋服を手に取った瞬間、「力が欲しいか」という声が脳裏に響き渡る。それは古代の王が悪魔と契約して得た外套(Dロイス 遺産継承者(レガシー) :蛇王の外套)であり、意志を持つ協力な物品だった。もう誰も失わないように、なかまを護る力が欲しいと願い、契約することに。

セッション履歴