容姿・経歴・その他メモ

「僕は悪い大人だからさ。ぶっちゃけるとね、戦力になるなら誰でも良いんだ」

白衣を着た小柄なUGN支部長。
瀧悠聖はオーヴァードの治療、レネゲイドウイルスの根絶を掲げる研究者であり、支部長であり、一児の父である。……もっとも、妻は既に他界しており、娘は5歳の時にジャームとして凍結処理されているが。
あの時から、彼の姿はまったく変わっていない。

元非オーヴァード職員。妻が娘に殺されたことをきっかけにオーヴァードに覚醒。
同じく非オーヴァード職員だった弟がいるが、時を同じくしてUGNを離反し現在はFHエージェントである。

レネゲイドウイルスの研究者としての活動は、常に彼の頭の中で行われている。
一応、支部の一室に個人持ちの研究室があるが、ここ数年、それが使われたことはほどんどない。
実際に侵蝕率が増減する現場での調査の方が得られるものが大きいと、よく前線にも顔を出す。

彼が支部長を務める支部では、何より「強く在ること」を重視する。
それは戦闘能力しかり、知力しかり、精神力しかり。
「強くなければ理想を叶えられない」と。

面倒見がよく、しょっちゅう部下やチルドレンに飲み物や食べ物を奢っている。
ただしスイッチが入ると長話が始まるため、その点に関しては煙たがられている。
「昔話」を始めたらすぐに話を遮るか立ち去るかした方がいい、と支部の人間は口を揃えて言っている。

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