朝霞の隠密能力の要にして、彼が覚醒した原因。
FHの戦闘に巻き込まれて右眼を負傷した朝霞に語り掛け、
右眼を契約の証として奪い去り、オーヴァードの力を与えた。
夜闇の色をした木彫りの小鳥で、自我を持つように振る舞う。
普段は朝霞の周囲を飛び回ったり、ジャケットのファーに埋もれているが、
隠密時には彼の肩に止まり、隠密制御の補佐を行っている。

ただし、木彫りの小鳥それ自体はアバターの一種であり、
その本体は朝霞の意識に同化した共生型レネゲイドビーイングである。
同化しているため、その声が朝霞以外に聞こえることはない。
普段は真っ当なRBとして朝霞に協力しているが、
寝起きなど、意識がはっきりしていない時には盗みを行うよう囁きかけ、
金銭を支払う際や暴走時には喧しく騒ぎ立てる。
朝霞にとっては10年来の付き合いで「トリ公」と呼び雑に扱っているが、
彼にとって最も信頼のおけるサイドキックである。

"虚像結び(phantom)"朝霞 圭一郎 経歴

9年前

レネゲイドウォー勃発。

6年前

FHによる遺産密輸事件発生。FHとの交戦中、遺産が暴走し消滅する事件が発生
朝霞 圭一郎を遺産継承者と認定。護人会の保護下に置き、ダイゴ式Rトレーニングを課す事とする。
遺産との契約により、遺産の人格であるRBとの共生状態にある事を確認。
喪失した右目について「契約の代償に捧げた」との証言有り。

6年前

"虚像結び(phantom)"として護人会メンバーに登録。
遺産由来の能力を活用し、調査、斥候役として主力メンバーの支援に当たらせる事とする。

4年前

レネゲイドウォー終結。

3年前

UGN設立。護人会メンバーからの継続雇用とする。
広域捜索能力を活かしヴィラン残党の捜索に当たらせる他、新人エージェントの教導も行わせる。

今年

"パラディン"の実戦デビュー。華々しい成績。
虚像結び、UGN脱退の意向を示す。「世情に付いていけない。UGNと外部の無駄な軋轢を増やしたくない」との事。
虚像結び、UGN脱退。以降は"蒼然禍影(Lemur)"として活動予定。本人の意向により人事ファイルを破棄。

参入時期的には霧谷の後輩、パラディンの先輩に当たる。
ただし、両者との関りは薄く、互いに面識がある程度で交流は見受けられない。
当時の霧谷は、既に轟木の秘書として精力的に活動していた時期であり、
パラディンが轟木に弟子入りした時期は、自身もヴィランへの反抗作戦で忙しかった為と推定される。

ディアボロスとの複数回の共闘が報告されている。
示し合わせたわけでもないのに現地で遭遇することが多く、一応の尊敬を置いている様子がある。
互いに連絡を取ることは少ないものの、関係自体はレネゲイドウォーが終結した現在も継続している。
彼の自信過剰には辟易としている様子があるが、実力自体は評価している模様。

優先度高

・感覚強化
　→範囲役としての先手確保
・デビルストリング：オート打消し
　→カバー打消による後詰め組の支援・ガード打消しによる実質ガー不
・ブレインハック：憎悪付与（対象を選択可能）
・エンタングル：重圧付与
　→緩い条件からの範囲デバフ。カバー役に吸われないための速度調整次第。
・崩れずの群れ：カバーリング
　→範囲にカバーするだけで実質１ロイス守れる。エンゲージ・行動値調整次第。

優先度低

・透過：HPダメージを0にする
　→急ぎではないが、この中ではやや優先度高め。
・ダヴィンチの調和：C値-（下限６）
　→ダイス数が多い為高相性だが、そこまで急ぎではない
・エグザイル系白兵起点
　→混沌なる者の槍の取得、C:エグとセットでないとうま味が少ないため
・骨の剣・死招きの爪
　→強いが経験点、浸食率共に重いため

キャラ造形

「僕のヒーローアカデミア」のヴィラン、ステインをマイルドにしたイメージ
思想自体はステインが劇中で掲げた
「ヒーローとは人を救う行為に見返りを求めてはいけない、自己犠牲の先にある称号であるべき」
という英雄回帰思想・ヒーロー原理主義に近い。

自身の思想が現在のメインストリームと相容れないことを自覚して一歩身を引く点、
自身の思想を自身で実行し、自らの生き方でもって自身の理想を社会に示そうとする点、
自身の思想を他人、社会に対して押し付けない点が原作比マイルドな所。

蒼然禍影"Lemur"

レムール
ローマ神話における「有害な死霊もしくは影」を意味するlemuresの単数形。
隠密を多用し、ヒーローとしての姿を現さない自身の戦闘スタイルと、
現在のヒーローのあり方に適応できない老害的なあり方を皮肉って自ら着けたもの。
RW当時は虚像結び"phantom"と名乗っていたが、UGN離脱と共にコードネームを改名している。

コンボ周り命名法則

[斬]が基本形
火力エフェクトの増加に応じて斬→残→惨に変化
隠密状態で[〇〇影]
範囲化で[拡〇〇]
ガー不で[貫〇〇]

イメソン

Fall Out Boy – I don't care

犯罪多発都市、東京。
No.1ヒーロー、パラディンをはじめ、数々のヒーローが東京の平和を守っている。
そんな中、有力なヴィランたちが、ヒーローたちを打ち破るために悪のチームを組み、破壊を開始する。
対抗してチームを結成するヒーローたち。
果たして平和を守ることができるのか――

ロイス：Mrコバルト　同情/脅威
キミは、Mrコバルトというヴィランと何度か戦っている。Mrコバルトは狡猾で、逃げ足が速く、なによりしぶとい。だが、仕留められずとも、奴の計画を止める必要がある。今回、Mrコバルトは有力なヴィランを集め、チームを結成した。大がかりな計画を仕込んでいるに違いない。

メモリー：轟木 源十郎　憧憬

謎のヴィラン、ブラスター。
彼の銃弾を受けたパラディンの傷は深く、
守護神の伝説に陰りが見える。
そして発生する、ヒーローの連続暴走事
件。潰したはずのレネゲイド活性剤の仕込ま
れた弾丸。うら若き記者の失踪。
憎しみの弾丸は、この世界を---ヒーロー
という存在自体を撃ち抜こうとする。

デビルズ・アライアンスは潰したはずだ。だが、キミは知り合いの
刑事、霧生活花から、ブラスターとMrコバルト(生きていたのか!)
が共に行動しているという情報を掴んだ。事件は、まだ終わってい
ないのかもしれない。

デビルストリング2
ミスディレクション1
感覚６→７
調達1→2
思い出の一品：護人会のピンバッジ
カスタマイズ：ブランケット

No1ヒーローは、最強のヴィランとなった。 ダークナイト。
どんなヒーローも、ヴィランも、闇に堕ち、限界なく力を振るう
彼には勝てない。 かつての守護神は、闇の支配者になろうとし
ているのか。彼の真意はどこにあるのか。 ヒーローとは何か,
人を守るとは、どういうことか。
答えを求め、今、最後の対決が始まる。

ロイス:PC1　推奨感情P:信頼/N:不信感
Mrコバルトの計画によりパラディンは、今やダークナイトを名乗るヴィラン
となった。次々とヒーローを襲撃し、叩きのめしているという。
ダークナイトの目的とは、一体なんなのだろうか。
そして、「パラディンの後継者」であったPC1は、彼と戦えるのだろうか…

「あァ？ゲスト枠で準レギュラー？ショウアップヒーローで？」
「生出演回が好評……って、そりゃ俺じゃなくデイブレイクとしての話題性だろうに。」
「ギャラ？知名度？んなもん知るか、どうだっていい。現状で俺ぁ満足してるんだ。」
「大体、コメンテーターだの何だのそういうのが好かねーってのは出たときにも言って……」
「……ったく分かった、わーったよ。だが２つ条件を付けさせてくれや。」

「1つ、俺はあくまでヒーローだ。チームとしての活動が最優先だし、事件発生で行けねぇ、遅れるってのは許してもらうぜ。」
「あ？そういう条件で出演してる奴は他にも居る？んだよ、真面目な面で話して損したぜ。」
「もう1つ？……あー、さっき軽くギャラの話したろ。あれな、俺はビタ一文受け取るつもりはねぇ。」
「代わりに夜来学園かUGNか……ああ。D.U.S.T.地区復興事業がありゃ、その辺に俺の取り分全部突っ込んどいてくれ。」

「俺だっていつかは負けて死ぬ。俺の憧れたヒーロー(レネゲイドウォーで散った英霊)だって死んだんだ。」
「まあ運が良けりゃ生き残れるかもしれねーが……どっちにしろ、戦えなくなる日は来るんだ。」
「あ？俺の意志だの思想だの、受け継ぐだのに興味は無い。どうだっていいんだよ。」
「そんでも、未来の日常を守るヒーローはいつだって必要で、未来を作るのは若い奴らだ。」
「んじゃ、若い奴らの未来を少しでも良くすんのが、かつて若者だった俺らの役目だろ。」

「……うるせーよ、俺ぁ自己満足でヒーローやってんだ。誰が何と言おうとどうだっていいのさ。」


事件後も、相変わらずヒーロー業の傍ら私立探偵事務所を構えている。
以前と変わったのは、若いヒーロー達の話す声。あと時々オカマも。
1つの物語は終われど、朝霞圭一郎の日常は変わらない。
――だが、戦いは続く。
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