“漆黒の燼滅星”黒塗 終南
プレイヤー:暖ゴロ
私じゃなく、あの子が死んだことを……
…世界に、後悔させてやる。
- 年齢
- 19
- 性別
- 女
- 星座
- 乙女座
- 身長
- 156㎝
- 体重
- 55kg
- 血液型
- 不詳
- ワークス
- UGNチルドレンA
- カヴァー
- UGNチルドレン
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- サラマンダー
- HP最大値
- 36
- 常備化ポイント
- 6
- 財産ポイント
- 4
- 行動値
- 4
- 戦闘移動
- 9
- 全力移動
- 18
経験点
- 消費
- +46
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | 最初の記憶はUGNの施設。家族なんていなかった。 | |
---|---|---|
天涯孤独 | ||
経験 | あの子が死んで、私が生き残った。それに私は耐えられなかった。 | |
仲間の死 | ||
邂逅/欲望 | あの子は私の存在意義のすべてだった。なのに、なのに。 | |
私のすべて | ||
覚醒 | 侵蝕値 | UGNの人が言うには、私は生まれつきだったらしい。 |
生誕 | 17 | |
衝動 | 侵蝕値 | あの子が居なくなって以来、自分でも抑えられない憎悪が溢れ続けている。 |
憎悪 | 18 | |
侵蝕率基本値 | 35 |
能力値
肉体 | 7 | 感覚 | 1 | 精神 | 2 | 社会 | 2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 2×2 | シンドローム | 0×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 1×2 |
ワークス | 1 | ワークス | ワークス | ワークス | |||
成長 | 2 | 成長 | 1 | 成長 | 成長 | ||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 4 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | ||
回避 | 1 | 知覚 | 意志 | 1 | 調達 | 1 | |
芸術:料理 | 3 | 知識:彩白北初 | 6 | 情報:UGN | 3 | ||
芸術:ゲーム | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 申し子 | ― | アンプリフィケイション取得。 | ||||
私のすべて | 彩白北初 | 純愛 | / | 偏愛 | Sロイス | 相棒、恋人、家族。そんな言葉じゃ表しきれない。 | |
殺意? | 世界 | 慈愛 | / | 憎悪 | あの子を生かしてくれなかった世界。でも、あの子が愛した世界。 | ||
シナリオ | 望月進士 | 尊敬 | / | 嫌悪 | 今の私を知っている癖に、昔みたいに接してきて。……少し、苦手だ。 | ||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
コンセントレイト:サラマンダー | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
組み合わせた判定のC値を-Lv | |||||||||
氷炎の剣 | 5 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
「燼滅星剣」を作成、装備する。かつての心を薪にして、世界を灼く剣を鋳造する。 | |||||||||
地獄の氷炎 | 2 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | リミット | |
《氷炎の剣》と組み合わせて使用。作成した武器の攻撃力もしくはガード値を+[LV×3]。どちらか選択するが、終南は攻撃力にしか使わない。 | |||||||||
結合粉砕 | 1 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | ― | ― | 4 | ピュア | |
組み合わせた判定のダイス+Lv個、装甲値無視。私は炎だけで、低温はあの子の専門なんだけど。 | |||||||||
炎の刃 | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
組み合わせた攻撃の攻撃力+Lv×2。燼滅星剣に憎悪の炎を纏わせる。 | |||||||||
炎の回廊 | 1 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 1 | ― | |
《氷の回廊》相当。飛行状態で移動距離を+Lv×2mした戦闘移動を行う。迸る黒炎を身に纏い、眼前の敵に向け空を駆け接近する。 | |||||||||
アンプリフィケイション | 1 | メジャーアクション | 効果参照 | ― | ― | ― | 5 | Dロイス | |
組み合わせた攻撃の攻撃力をLv×5する。1シナリオに3回使用可能。レネゲイドの扱いに長けた申し子は、過剰なまでに身体の焔を滾らせ燃え上がる。 | |||||||||
炎の理 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 至近 | ― | ― | |
火を発生させる。鬱陶しい相手を追い払うのに使ったり、感情が昂ると辺りが急に燃えたりする。 | |||||||||
温度調節 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
彼女の炎は、こと料理においてのみ憎悪を纏わぬ暖かさを持つ。もっとも、料理など作る相手がいなくなったが。 | |||||||||
不燃体 | 1 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
通常の炎や寒さからダメージを受けない。何もかも、世界を焼く炎に及ばない。 |
コンボ
禍天地燼滅星
- 組み合わせ
- コンセントレイト:サラマンダー+アンプリフィケイション+結合粉砕+炎の刃
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- ―
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 13
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 7+1
- 8
- 4+-2
- 24
- 100%以上
- 7+2
- 7
- 4+-2
- 30
- 7+1
装甲値無視。
燼滅星剣に憎悪の炎を滾らせ、滾らせ、滾らせ──獄炎が、豪炎が、黒炎が襲い来る。
氷炎の剣使用後。
燼滅星剣・業焔
- 組み合わせ
- コンセントレイト:サラマンダー+結合粉砕+炎の刃
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- ―
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 8
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 7+1
- 8
- 4+-2
- 19
- 100%以上
- 7+2
- 7
- 4+-2
- 25
- 7+1
装甲値無視。
未だ終末には届かない憎悪の炎。
氷炎の剣使用後。
黒炎星剣・烈火
- 組み合わせ
- コンセントレイト:サラマンダー+結合粉砕+炎の刃
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- ―
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 8
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 7+1
- 8
- 4+-2
- 19
- 100%以上
- 7+2
- 7
- 4+-2
- 25
- 7+1
装甲値無視。
「白凍星輪・氷撃」との合体攻撃が主だった。もう使われることはないだろう。
氷炎の剣使用後。
黒炎・創葬
- 組み合わせ
- 炎の回廊+氷炎の剣+地獄の氷炎
- タイミング
- マイナーアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 6
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 100%以上
飛行状態で移動距離を+炎の回廊のLv×2mした戦闘移動を行い、「燼滅星剣」を作成、装備する。
黒炎を纏って空を舞い、敵に接近したところで纏った炎を禍々しい剣の形へと変える。
その様は己を火葬しているCrematorのようにも、焔でもって武器を造るCreatorのようにも見えるだろう。
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
燼滅星剣 | 0 | 白兵 | 〈白兵〉 | -2 | [《氷炎の剣》のLV+6]+[《地獄の氷炎》のLV×3] | 6 | 至近 | 世界を灼くための剣。かつては黒炎星剣だった。 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
《思い出の一品》純白のリボン | 2 | その他 | 意志判定の達成値+1。あの日、北初から託されたリボン。いくら炎を操れど、これだけがいつも白く冷たい。 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
30 | 20 | 126 | 0 | 0 | 176 | 0/176 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿
ルックス
黒の長髪を大きな純白のリボンでまとめている。これは2つのリボンを1つにより合わせたもの。
赤く昏い目はいつも何かを睨むような目つきをしており、およそまともな精神をしていないように見える。
背は決して高くないが、鍛えているため筋肉質。全身が傷だらけであり、目立つ左頬のそれ以外にも無数にある。
服装
リボン以外はあまり頓着がないが、黒を基調とした服装が多い。また、リボン以外にも白いものを必ず一つは身に着けている。
性格
よくある魔法少女ものの「二人目」、主人公を支えるクールな同級生。彼女の性格は大まかにいえばそんなものだろう。
もっとも、そういったキャラクターの多くがメインカラーを青とするのに対し彼女は黒と赤だが。
冷静で、ズバッとものを言い、時に毒舌。しかし非情ではなく、なんだかんだとお人好し。仕方ないわね、と言いつつあれこれと世話を焼いてしまうような。
だが、それはかつての彼女の性格である。そんな性格は「主人公」ありきである。彼女の物語の主人公であった彩白北初を失って以来、彼女は変わった。
とはいえ、表面上の性格はそう劇的に変わってはいない。かつて彩白がよくいた自分の左側に人が立つのを嫌い、時折誰もいない左側に話しかけようとしては唇を噛むこと以外は、かつての彼女のままのように見える。
しかし今の彼女にとってそれは理性で保っているもの。その内面は果てのない憎悪に包まれ、すべてを灰燼にせんと燃え盛っているように見える。
一度タガが外れると精神に一切の余裕がなくなり、笑顔が消える。
そして「あの子」…北初への想い、そして世界への憎悪を叫び炎を溢れさせる。
その姿は破滅へと向かう黒い悪魔に見えるとも言われた。今のコードネームはそんな姿に由来する。
なお、二重人格という訳ではない。黒塗終南は独りである。
そして、面倒見のいいかつてのような性格が嘘、あるいは「表」だということではない。
彼女の性格は本質的には変わっていない。ただ、「あの子」への想いの反転、あるいは彼女のレネゲイドが持つ憎悪の衝動に振り回されているだけだ。
経歴
かつてのコードネームは「双星の黒」。同じUGNチルドレンである「双星の白」こと彩白 北初と「天地双星」というコンビを組み活動していた。
天涯孤独で生まれついてのオーヴァード、ずっと施設育ちだった終南。
温かい家庭に育つも5歳で覚醒、それを狙ったFHに家族を殺された後UGNに引き取られチルドレンとなった北初。
はじめは喧嘩ばかりであったものの、次第に唯一無二の相棒となっていった。
コードネームは自分のをもとに終南が北初につけてやり、人としての名前は自分のをもとに北初が終南につけてやった。
元々終南のコードネームだった双星というのは炎の星と氷の星を指し、終南が氷炎両方を扱えるサラマンダーシンドロームであることを示していた。
だが、北初が自分と同じサラマンダーかつ氷に特化したタイプであったため、自然と終南は炎特化になっていった。
そして気づけば双星はコンビであることを示すものとなっていた。
天真爛漫な北初とクールな終南。よくある魔法少女もののバディのように補い合い、数々の任務をこなしてきた。
その過程で2人は惹かれあい、どちらともなく自然と交際関係になっていた。
しかし、そんな幸福はある日突然終わりを告げた。
とある任務中、討伐対象のジャームとの戦闘になった時。
そのジャームの攻撃から終南を庇った北初がジャーム化してしまったのだ。
討伐対象は北初の最期の一撃を受けて死亡したが、その一撃と終南への「ごめん──でも、終南は、生きて」という言葉を残して北初は原型を留めぬ怪物と化した。
それは祈りであったか、それとも呪いであったか。
…その後何があったのか、終南は語らない。だが、UGNの増援が来た時には終南一人しかそこにはおらず、地面には焦げた跡。
そして傷だらけで黒炎星剣を握り、慟哭する姿を見た誰もがそこで何が起きたかを悟った。
それ以来、彼女はかつての理知的な冷静さを失い苛烈な人物になった。北初と話していた時間、共に過ごしていた夜をすべて鍛錬に使い、力を高め続けた。
独断での行動も増え問題視されたが、鍛錬により2人の時とそう変わらない実績を積み上げていたため文句は言えなかった。
そんな終南が求めていたのは、世界を焼き尽くす力。北初を生かさなかった世界への憎悪が彼女を動かしていた。
…というのも実際には正しくない。彼女は、北初が世界を愛していたことを知っていた。それを焼くなんて望んではいなかった。
けれど、自分の中に燃え上がる憎悪をもはや抑えられなかったのだ。衝動に支配され、されどジャームに成り果て狂いきることも遺言の「生きて」がある限りできそうになかった。
矛盾した想いと日に日に増していく憎悪の中、彼女はこう思うようになっていった。
全てを焼き尽くしてしまいたいほど憎いが、本当はそんなことしたくない。
北初にもう一度会いたいが、無償の奇跡などない。犠牲を払った命では優しいあの子は笑ってくれないだろう。
…だから、世界を焼き尽くす力を手に入れて。それを使って終わらせようとしたその時にあの子に止めに来て欲しい。そして連れて行って欲しい。一緒に死ねなかった私を、今度こそ死なせてほしい。
あの子は私に生きてと言った。それは呪いのように、生きていても仕方の無いこの愚か者を生に縛り付けている。
けれどあの子は優しいから。私がこの世にいてはならないような、世界を滅ぼす怪物になったなら、その時にはきっと、私に生きていて欲しいなんて思わなくなる。その時、私ははじめて死ぬ事が許されるんだ。
─でも。もし、そんな奇跡はないとしたら。ほんの数分だけあの世から女の子一人呼び戻せば焼かれないというのに、それさえできない世界なんだとしたら。
そんなものは、本当に焼き尽くしてやる。
この願いは矛盾に満ちている。ほとんど支離滅裂とも言えるだろう。
そんなことは彼女自身わかっている。わかっているけど、終南にはこれしかなかった。
自分でも止められないこの炎は、きっとあの子にしか消せないから。
自分の狂気、異常性に気づきながらも制御ができない苦しみを抱き続けている。
彼女は自分を突き動かすものは憎悪だと言うが、本当は深い悲しみと自罰心、己の死への渇望である。
……一方で北初の遺言のこともあり、目的を達するまで死ぬ気は無い。
そして、果たして「本当に」彼女が望んでいる終着点とは己の死なのか?それとも、あの子の愛した世界を護って生きることなのか?
……そこに踏み込むことは、まだ終南自身にさえできていない。
その他
復讐という言葉が嫌い。自分がよく復讐者と間違われるのもあるし、「復讐なんてものは喪った者のためじゃなく、ただの憂さ晴らしにもっともらしい言い訳をつけているだけ。誰よりその喪った者を冒涜しているのは復讐の刃なんてお題目の暴力を振りかざす奴自身」と思っている。
しかし、終南は「あの子」だったものを殺した炎が誰のものであったか誰よりも知っている。
そして、常に自死を望んでいる。
それは「あの子」を殺した者を殺そうとする意志そのものであり、終南もまた復讐者と言える存在である。
彼女にとって復讐とは自傷であり、それに気づいていないだけなのだ。
彼女の操る炎は全て黒炎である。これは双星の黒時代から変わっていない。
一見すれば破滅願望の狂人だが、狂いきれないためどうにも根が真面目。
願いと関係ないところではかつてと同じ、クールで世話焼きな面が顔を出すことがある。
特に氷使いにはあの子を思い出してしまい、強く当たれない。エフェクトで発生した氷を見ただけで涙が零れる。
かつての自分を、天地双星だった頃のことを話したがらないが、別に黒歴史なのではない。
ただ、自らが憎悪に満ちたモノに成れ果ててしまったことを理性的に自覚しそれを悪いことだと認めてしまっている節があるため、あの頃のことは眩しすぎるのだ。
北初のことを「あの子」と呼ぶのも、今の自分は彼女に顔向けできないと思っていて無意識に名前を呼ぶことが怖くなっているため。
時折ごく自然に名前を呼べることがある。そういう時はたいてい落ち着いている時だ。
現在の彼女はほとんど笑わないが、これは彼女が自己を何よりも嫌悪しているために笑うような楽しいこと、嬉しいことなどこんな奴にあるべきではないと思い強く自制(自罰)しているため。
それでも、北初の話をしている時はごく稀に表情が緩む……が、直ぐにそんな彼女を死なせた自分を思い出し烈火のような怒りに苛まれてしまう。
彼女の自室は非常に殺風景で、私物があまりない。
北初の死後引き取った彼女の私物(チルドレンだったのであまり多くなかったが)、北初が好きだったから一緒にやる為に買っていたゲーム、あとは最低限の生活用品のみ。
あとは元々真っ白だった壁が、終南の激情に焼かれてところどころ黒く焦げている程度。
その焦げ跡は北初関連のものを置いているエリアを除いた部屋全域に至っている。
味覚
激情の炎に身を焦がし続けたために、五感が鈍ってきている。
特に触覚と味覚が衰えていて、ものに触れてもわからないことがあるし強い味しか感じられない。
サラマンダーシンドロームの影響で温度を感じる力だけは鋭敏なままなので、燼滅星剣や純白のリボンのように熱い、冷たいものはわかる。
食べ物も熱い、冷たいものを強く感じる。
一応、かつて食べたことがあるものであれば記憶からなんとなく味を思い出すことはできる。
しかし大抵は北初と共に食べた記憶であるため、これをやると精神にダメージを受ける。
苦手なものは辛いもの。
味覚が衰えていても痛覚は生きているためカプサイシンの痛みのみを感じ、本来辛いものに付随している旨みは分からないので舌に攻撃を受けているのとほとんど変わらないように感じてしまうのだ。
フレーバー技能「芸術:料理」
かつては料理が趣味であり、北初によく作ってやっていた。かつてはプロ並みとまで言われたとか。発言者が北初なので贔屓目が入りまくっていて参考にならないが、事実かなりうまかった。
しかしそれも、作る相手がいなくなったことと本人の味覚が衰えてきたことで腕は落ちている。といっても温度調節のエフェクトがあるため焦がしたり生焼けだったりはしない。味が多少おかしいことがある、というもの。
ただし、あくまで味見が効果を為さなくなるだけである。つまり、どういう手順で作るかが体に染みついていれば、問題なく作ることができる。
例えば、「あの子」が一番好きだった──ポトフ、とか。
今も食事はほとんど自炊だが、外見にも味にもこだわらず生きて戦うのに必要な栄養だけを摂る歪な料理ばかりしている。
フレーバー技能「芸術:ゲーム」
北初がゲーム好きだったため、それに付き合って終南もよくゲームをしていた。
今となっては起動することはないが、それでも丁寧に扱っており埃を被るようなことはない。
ちなみに、ハードもソフトも引き取った北初の遺品と終南が買ったものでだいたい2セット所持している。
ソフトは協力系のゲームとポ〇モンが多い。
……黒塗終南は、彩白北初の死後ぱったりとゲームをしなくなった。
北初と一緒にするために始めたゲームだったこと、北初との思い出が蘇って今の自分との落差に嗚咽してしまうこと。
理由はいくらでもあるが、最大のものは「北初を死なせた自分のような死に損ないの愚図が、楽しいことなんてしていいはずがない」という自罰。
フレーバー技能「知識:彩白北初」
あの子のことなら何でも知っている。そう、なんでも。
姿はもちろん趣味、好きな食べ物、ほくろの数まで。……まああの子、ほとんどほくろなかったけど。
そんなわけで、黒塗終南は世界で一番彩白北初に詳しい。
死んだ人のことは声から忘れていくなんて言うけれど、終南は声もずっと覚えている。
例えば誰かが終南を陥れるために北初の姿を騙ったとしても、終南はきっと見破るだろう。
そして、何よりも強い怒りでもってそれを焼き尽くす。
コンセプト、やりたいこと
何回か書いてますが、魔法少女ものの2人目というか2号ライダーというかそういう感じの子の成れの果てです。
元ネタを辿ると「息子がかわいくて仕方がない魔族の母親」という漫画のコクレンくんとかまあ色々なんですが、別にそれは知らなくても何の問題もないです。
リボン周りなど「魔法少女まどか☆マギカ」の暁美ほむらもモチーフになってはいますが、多分ほむらが叛逆でやったことを見たら引く方です。その位には善良さが捨てきれてない。エゴに殉ずることができない。
なんだかんだいい子ではあるので、ギリギリ不和にはならないと思います。多分。
想定HOはPC2です。チルドレンだしな。
あの子の影を追い続けていますが、まあなんとか前を向けるようになって欲しいです。
一応中の人はハッピーエンドが好きなのですが、こいつはどうやったら前を向けるようになるんだかサッパリわからなかったのでこの際委託してしまおうと思ってこの募集に投げ込みました。
氷使いとか白髪とか、北初を思い起こすものがあれば勝手に曇ります。おもしろいね。
イメージソング
Cry/GARNiDELiA(https://youtu.be/da6FBmdZH7I)
火種/amazarashi(https://youtu.be/jrZan7iMnmA)
炎/宮下遊(https://youtu.be/6T6BSqdbowQ)
world’s end, girl’s rondo/分島花音(https://youtu.be/bZb0LD5bbDI)
初夏、殺意は街を浸す病のように/こんにちは谷田さんfeat.鏡音リン(https://youtu.be/o-MiRZF0ACg)
彩白北初が黒塗終南に贈りたかった歌
ヒカリ/神崎エルザ(https://youtu.be/yzJ8URuCMpc)
最終目標ソング
さよならメモリーズ/supercell(https://youtu.be/5NDSlhOb48Q)
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
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フルスクラッチ作成 | 46 | ||||