外宇宙のレネゲイド?

精神性の変質は「双子座の遺産」の外宇宙に由来するレネゲイドに由来すると考えられている。
この性質から、櫞オルタの人格は一種のレネゲイドビーイングのようなものとみなすことができるだろう。
また、櫞が「アームド・オブ・レガリア・ジェミニ」に過剰適合した理由は、櫞にこれと同質のレネゲイドが内在していたからだと考えられている。

ジャームか否か?

櫞自身の防衛本能により、ジャーム化の歪みを全て押し付けられた櫞オルタの人格は恐らくすでにジャーム化ないしそれに準じた状態にある。
パワードスーツの効果によりEロイスが使えるというよりかはこちらの方が正しい。
なお、システム上は「E:ファイトクラブ」を所持しており、この人格がジャーム化していることは確定していない。

呼称

彼女は発生して間もない人格のため、呼称はまちまちである。

「ヴァルキュリア」

"蜾蠃娘子(Аммофила)"

「ツータイム」

"霹靂一(Fum al Samakah)"

橙

「櫞の偽物」

櫞

「私の超自我」

メタ的呼称

櫞オルタ

荷電レーザー砲

概要

彼女が装備する大口径、大出力の荷電レーザー砲。未だ試作段階である「試作レーザーランチャー」に、更なる電力供給を要するのと引き換えに更なる火力を搭載したマイナーチェンジ版。その性質から、搭載されるべきバッテリーは持ち運び可能な大きさでなく、彼女の発する莫大な電力でないと実質的な運用が不可能である。

仕様

全長733mm、重量2.41kg。単体攻撃用の通常モードの他、範囲殲滅に特化した殲滅モードの2種のモードを備える。しかしながら殲滅モードでは通常時以上の電力を要求し、予備バッテリーの補助を用いても使用者に負担がかかってしまう。そのため殲滅モードは計画的な運用が不可欠である。

レネゲイド特異的抑制パワードスーツ / アームド・オブ・レガリア・ジェミニ

概要

彼女が装備している装甲部分とボディスーツ部分の2素材の複合体からなるパワードスーツ。装甲部分に搭載された機構により装着者の行動を支援するが、特筆すべきはボディスーツ部分の機能である。体にフィットした薄手の素材であるが、レネゲイド研究の技術を応用した衝撃吸収素材を用いており、見た目以上の頑丈さを誇り、さらに、「暴走およびジャーム化の危険性の高い特殊なレネゲイドを特異的に抑制する機構」をもつとされる。通称は「ReSSuPS|《レスプス》(Renegade Specific Suppression Powered Suit)」。

本当の概要

上記の情報は外部に公開されている情報であり、実際には「黄道の遺産」を最大効率で使用する為に開発された。
ジャーム化しかけた櫞に対し「精神矯正による治療」の名目で「アームド・オブ・レガリア・ジェミニ」及び「双子座の遺産」の適合を行った結果、予想外に過剰適合してしまった。その結果、彼女の深層心理のうち超自我が独立した人格を得、櫞本来の人格から身体の主導権を奪い、さらに当遺産を彼女の身体から分離することが事実上不可能になってしまった。

一人称

私

二人称

あなた、貴女、貴方

口調

よ、ね、だよね?
櫞本来の人格よりも人懐っこく、敬体を用いない。無邪気な暴君といった感じか?
通常ならば開いて用いるであろう漢字が漢字のまま使われることがままある。

挨拶1

「こちらコードネーム"蜾蠃娘子(Аммофила)"、宜しくね」

挨拶2

「裏切り者(FH)に名乗る名なんて無いよ」

ビジネス

「任務開始、裏切り者は処分しなきゃ」

会話1

「残念だけど、裏切り者とお喋る時間はないよ」

会話2

「任務の支障になるから、黙ってくれるかな」

会話3

「橙? "お姉ちゃん"はUGNを裏切ったんだよ? ……だから処分しないと、ね?」

攻撃1

「……敵意アリだね、殲滅開始」

攻撃2

「殲滅モード起動。10秒で終わらせよう」