容姿・経歴・その他メモ

「私は冥府の番人。他者の尊厳を踏みにじることを、決して許さない”復讐者”」

面影島事件を見届けた人間のひとり。
その後も彼女は手を緩めることなく、FHの殲滅に心血を注いできた。
今は両親の背中を負うのではなく──一人の平和を願う者として。

対外的には過激派だと悟られないよう振る舞っているが、都築京香との確執からゼノスに対して極めて攻撃的。
黄泉還りによってまやかしの親を見せられた恨みのほどは──大人になってからも薄れてはいない。
彼女が任務の指揮を執ると、迅速な展開を重んじる。
根本的に、あれほどの大災害を引き起こすまで”プラン”を放置したことを悔やんでいるためだ。

対抗種としての苛烈さも健在。手数での制圧を得意とし、時に己を顧みないと危惧されることもある。
「この身を滅ぼしてでも、という考えは捨てました。されど力を温存するという選択肢が無いことは日常茶飯事。
　怪物に成り果てないために肝要なのは、人としての矜持……すなわち、”思い”です」
変異したレネゲイドは元には戻らないが、彼女の他人に対する見方は変わった。
守るべき者ではなく、共に平和を享受する隣人へと。
すると、不思議だ。
一人で行動するよりも遥かに難しいけれども、操り人形と呼ばれた自分は影も形もなくなった。
守られていたのは自分だった。

幼少期から極度の仕事人間であったが、今は若干落ち着いている。
カフェで専門書を読む傍らコーヒーをじっくり味わうだとか、同僚と飲みに行くだとか……その程度のものだが。
長年積み重ねた不器用はなかなか直らないと、彼女自身も苦笑する。
誇りを持って両親を天へと送った彼女の心に幼いころ渦巻きつづけていた混沌はなく、目的も感情も信念も、全てが明確だからこそ余裕を持てているのだろう。
鬼神のごとき戦場での形相からは想像もつかないほど、彼女が教育を請け負っているチルドレンたちへの表情は穏やかだ。
その笑顔を貼り付けた紛い物だと断じることは誰にもできないだろう。

履歴

repetition her `eden` HO3

チルドレン時代（ハートレスメモリー通過前）
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=EExhwo

能力測定
【物理強度】標準
【戦場機動】優秀
【生理的耐性】標準
【戦術立案】優秀
【戦闘技術】卓越
【レネゲイド適正】■■

セッション履歴