容姿・経歴・その他メモ

HO1

　かつて別支部に存在したユグドラシル小隊の生き残りにして厄ネタ。当時はほとんど戦闘兵器のようにして剣を振るっていたが、現在では手に取ることも稀。
　吸血鬼然とした立ち居振る舞いの美丈夫で、戦場を操るその姿は美鬼と呼ぶに相応しい。

「ノスフェラトゥ。エントソフラ。あるいは……Yggdrasill 0。どれでも好きに呼ぶがいい。私は本来名を持たぬ者、お前たちヒト言うところのレネゲイドビーイングなのだ。呼称に然したる拘泥もない」
「剣を振るう姿が見たい、と？　やめておけ、俺にその血を啜られたいか？」

出自

　"吸血鬼"のイメージを核としてできたレネゲイドビーイング。発生自体はわりあいに古く吸血鬼伝承が確立した頃とみられているが、漠然とした自我が形成され始めたのはディオダティ荘の怪奇談義以後、今日における吸血鬼像が一般化したヴィクトリア朝後期のことである。
　彼にとっての転機が訪れたのはルルブ時空20年前の事件よりも少し前、未だ多くのレネゲイドビーイングが不完全であった頃だ。彼もまた意志や知性と呼ぶに足るものも持たない存在であったが、何らかの研究組織（のちにUGNやFHになるような組織でもいいし、ただ傍迷惑な生物学あるいは軍事研究組織でもいい）によって人間に寄生させられた。素体となった人間の面影は今や灰色の髪とたまに混じる「俺」という一人称くらいにしか見出せない。
　かくして彼は自我と肉体を与えられ、いつの時点からかはUGNの兵器に、そして現在では大室支部のエージェントとして、この大地に立っているのである。

大室支部に来てから

　実験体および兵器であった期間が長かったためか、しばらくは心を開くどころか心そのものが無いような非人間的で機械的な性格であった。しかし高雄善光を始めとした支部のメンバーとの交流によって日常の何たるかを学び、非常に人間的な性格を手に入れた。
　人並みに飯を楽しみにするし、人並みに家事もこなせるし、ときには皮肉だって嗜むし、負けられないジャンケンでは《仕組まれた幸運》を使う。

　大室支部の最古参。彼含め4人

呼び名に関して

識別子はNosferatu(ノスフェラトゥ)。UGNでもわりと初期に観測されたレネビなんじゃないか？
通称はエントソフラ。大室支部に赴任したのち呼びづらいから何かないかと言われて考えたもの。ドラキュラ-アルカード、カーミラ-ミラーカ/マーカラ に倣い、NosferatuのアナグラムENTSOFURAを無理やり発音した。
コードネームはユグドラシル・オー。ユグドラシル小隊のゼロ番(最終兵器)。大室支部に赴任する際にコードネームが必要になり、その時持っていた2つ名前のうち昔のコールサインで申請した。

現在の外見

　ド美人。髪は灰色（素体由来）でウェーブがかり、瞳は切れ長の真紅、肌は抜けるように白い。
寄生型とは言うが素体との同化（あるいはレネゲイドビーイングによる侵食）が進み、ほぼほぼ独立型のように振る舞える。多少の外見操作など。
　服装は様々（強いて言えばドレッシーなシャツが多い）だが、チョーカーのようなものは常に着けている。
これは位置情報やバイタルデータをリアルタイムに送信し、必要な場合は抗レネゲイド薬を注射できる、兵器に対しての抑止力。アッシュ絡みでの活動をしている時などに幸運にも位置情報がバグることがあるが、不思議なことに位置情報以外はバグったことがない。

UGNに識別子を付けられてて、更にそれ以外に複数の名前を持ってるレネビが好きなんですよねぇ！　自分ちのはみんなそうです
イズナや真空とはどっかのタイミングで知り合ってるけど多分シナリオ時空からすると未来

ロイス

IGNITION

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