容姿・経歴・その他メモ

概略

　UGN本部エージェント。
　大人びた風貌から誤解を招きがちだが、ぎりぎりティーンエイジャーでキャリア的にもルーキーの部類。

　人懐っこく穏やかな性格で、笑い声がおおきい。外向的で人とかかわるのが好き。

　楽観的で短絡思考。達観しているように見えて、実はなにも考えていない。ずぼらで不器用、なにかと鈍くさい。あまりの手際の悪さを見兼ねた周囲が手を貸してくれるおかげで何とかなっているフシがある。

　磁力の操作に長け、周囲のオブジェクトに干渉して即席の武器を形成する白兵屋──というのが、所属を本部に移すまでの戦闘スタイル。少ない戦闘経験を持ち前のタフネスで補い、強引に殴り返す「死ななければ安い」の体現者。
　現在は肉体の再生速度と磁力を用いた防御性能を活かすべく、新たな適性を伸ばしている。

　本部への転属に際して、それまで決定を先送りにしていたコードネームを持つことになる。"ラフメタル"の名は彼の未熟さを戒めると同時、更なる成長を願って与えられた。
　自己申告では"フリーハグ"だったが、周囲の強い反対によって危うく採用を免れたという余談がある。「実用的だと思ったんだけどな……」とは本人の言。

経歴

　昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
　そんな毎日を送っていた日々があるらしい。

　らしい──というのは、覚醒時に「それまで」の記憶をすべて失ったことに起因する。変化の自覚もなければ、当事者意識も薄い。

　失くしたぶんをUGNの理念で埋めた、あるいみ、生まれついての世界の守護者。

　なんということはない。
　善き人々の営みを、いとおしく感じた。

　彼にとって、それは戦うのに十分な理由だった。

　名を教えた。挨拶を交わした。偶さか行き合った。
　知人にすら満たない関係の相手であっても、ひとたび縁が結ばれたなら、彼はそのひとの幸福を祈るだろう。
　──心の底から、ひとつの偽りもなく。

簡易年表

覚醒～現在：高校在学中に覚醒。UGNの保護・教導を受け、京都支部にエージェントとして着任。その後、本部へ引き上げられる。
20代前半：クロドヴァでの任務に着く。ジャーム化したチルドレンによって同僚が負傷し、当該個体を殺傷。同僚は療養中に失踪。以降、任務を逸脱したジャームへの敵対行為をくりかえし、"ジャーム狩り"の悪名で知られるようになる。
26歳：オーレリオ内戦にて手足と頭部を損傷、特殊装甲義肢に換装。
32歳：任地でRBの支配的影響を受け、数十名のオーヴァードをジャーム化に追いやったのち殺害する"ゲイザー"事件を起こす。情状酌量が認められ、謹慎と再教育を経てエージェントとして現場に復帰。関東R市での任務を最後に黒海支部へ所在を移しているが、籍は依然として本部に置かれている。

具体的運用方針

〇ミドル
　げんきだよ。

〇戦闘
　何はなくともカバーリング。
　同エンゲージにしか対応できないものの、メジャーで自己回復・バステ解除できるため、不利な効果を肩代わりできるのは強み。

セッション履歴