“竜灼く白の諸刃”有栖川璃乃
プレイヤー:マックスウェル
「自分でどうしたいか決めて、その心に従うのが、一番後悔の減るやり方だから」
- 年齢
- 17
- 性別
- 女性
- 星座
- 蟹座
- 身長
- 163cm
- 体重
- 54kg
- 血液型
- AB型
- ワークス
- UGNエージェントC
- カヴァー
- UGNエージェント
- ブリード
- トライブリード
- シンドローム
- モルフェウス
- キュマイラ
- オプショナル
- サラマンダー
- HP最大値
- 29
- 常備化ポイント
- 6
- 財産ポイント
- 2
- 行動値
- 5
- 戦闘移動
- 10
- 全力移動
- 20
経験点
- 消費
- +77
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | 最も近しい『双子』が居た。生き別れた後のことは、分からない。 | |
---|---|---|
双子 | ||
経験 | 今の敵は、昔の古巣。複雑な気持ちは、飲み込むように努力した。 | |
敵性組織 | ||
邂逅 | 自分と変わらない年。自分より重い責任感。頼もしいけど心配なひと。 | |
幼子/テレーズ・ブルム | ||
覚醒 | 侵蝕値 | 切欠は、なんてこともないことばかりだ。 |
犠牲 | 16 | |
衝動 | 侵蝕値 | ───思っちゃいけない。思ったら、いけない。 ───もう、いい。壊して、しまおう |
破壊 | 16 | |
侵蝕率基本値 | 32 |
能力値
肉体 | 4 | 感覚 | 2 | 精神 | 1 | 社会 | 2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 1+3 | シンドローム | 2+0 | シンドローム | 0+0 | シンドローム | 1+1 |
ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
成長 | 0 | 成長 | 0 | 成長 | 0 | 成長 | 0 |
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 6 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | ||
回避 | 知覚 | 意志 | 2 | 調達 | 1 | ||
運転:二輪 | 芸術:歌唱 | 知識:レネゲイド | 2 | 情報:UGN | 2 | ||
知識:遺産 | 1 | 情報:噂話 | 2 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 遺産継承者 | 尽力 | / | 嫌悪 | 祈りの造花/心臓の代わりを果たすふるき竜型RBの血が結晶化したもの。 | ||
家族 | 家族(時雨/有栖川怜侍) | 好意 | / | 悔悟 | 最初に失くした繋がりと悔悟の象徴と/最初に「たすけて」くれた人。どっちも、大切な家族。 | ||
友達 | 倉岡姉妹(倉岡才華/倉岡美崎) | 友情 | / | 不安 | 硝子越しに見つけて振り返って、手を差し伸べあった子の『明日』と/遠くても近いところにいる、大切な友達。 | ||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― |
メモリー
関係 | 名前 | 感情 | |
---|---|---|---|
出来事 | 『花火』 | 懐旧 | わたしもそう。見上げる花火は、あんなふうなのだと知ることが出来た。 |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
インフィニティウェポン | 5 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
武器作成[経験点修正:-20点] | |||||||||
コンセントレイト:モルフェウス | 2 | メジャーアクション | シンドローム | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | ― | |
C値-[Lv](下限7) | |||||||||
氷の回廊 | 1 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 1 | ― | |
戦闘移動/移動力+[Lv*2] | |||||||||
咎人の剣 | 3 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | - | - | 4+1 | リミット | |
前提:インフィニティウェポン/攻撃力+[Lv*5] ※デモンズシードでLv+1 | |||||||||
砂の加護 | 2 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 3 | ― | |
判定ダイス+[Lv+1] | |||||||||
炎神の怒り | 2 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
判定ダイス+[Lv+1]、HP-3点 | |||||||||
煉獄魔神 | 2 | メジャーアクション | 【肉体】 | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | リミット | |
ダメージ+[Lv*3]、炎神の怒りのデメリット無効化 | |||||||||
スピードクリエイト | 1 | イニシアチブ | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | ― | |
イニシアチブで武器作成 | |||||||||
復讐の刃 | 1 | オートアクション | 〈白兵〉 | 自動成功 | 単体 | 至近 | 6 | ― | |
組み合わせ不可、RA放棄、RA不可カウンター、C値-[Lv] | |||||||||
フルパワーアタック | 1 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 4 | 80% | |
行動値を[0]にする 白兵攻撃のダメージ[Lv*5] | |||||||||
熱感知知覚 | 1 | ― | |||||||
熱を視覚として知覚する | |||||||||
超人的代謝 | 1 | ||||||||
わりとおなかがすく。きずがはやくなおる。 | |||||||||
体系維持 | 1 | ||||||||
たいへんにつごうのよいからだをしている。おなかすいても我慢できるよ |
コンボ
骸花、覚醒めて
- 組み合わせ
- インフィニティウェポン+スピードクリエイト
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 2
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 4
- 10
- 6
- 12
- 100%以上
- 4
- 6
- 13
- 復讐の刃
- 4
- 9
- 6
- 12
- 4
武器作成。「Balmung」。
因子を纏い赤く輝く、紅と白の炎剣。
自分の身で体験した最強の武器こそが、その原型。
竜血に微睡む
- 組み合わせ
- 咎人の剣+コンセントレイト:モルフェウス
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 7+3+4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 4+3
- 8
- 6
- 27
- 100%以上
- 4+7
- 7
- 6
- 33
- 4+3
「Form Gram」。
武装精製能力………『替えが利く』『レネゲイドで形成される武器』という特性を生かした致命の攻撃。ただし何をやろうが射程:至近なことは忘れてはいけない。
屠竜を定む白焔
- 組み合わせ
- 咎人の剣+炎神の怒り+煉獄魔神+コンセントレイト:モルフェウス
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 13+3+4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 4+6
- 8
- 6
- 33
- 100%以上
- 4+11
- 7
- 6
- 42
- 100%+FA
- 4+11
- 7
- 6
- 52
- 4+6
「Assign:Volsunga saga」。
剣のみならず自分そのものを『竜を殺すひと』に作り替える技法。
深層意識に働きかけ、過去の追憶を経て、心臓代わりを果たす高純度レネゲイド体から引きずり出した炎と現象を制御することで成立する。
物凄い身も蓋もないことを言うと心身のリミッターをむりやりに外すようなものであり、長時間は現時点では困難。
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
《バルムンク》 | 白兵 | 4 | 12 | 3 | 至近 | 『インフィニティウェポン』。 |
防具 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 行動 | ドッジ | 装甲値 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
祈りの造花/悪竜現象 | 0 | 防具※ | 8 | 心臓の代わりを果たす“厄災”の血。 常時、遺産相当の効果を起こしている。 誓約:絶望と戦う/ジャーム時に消滅 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
スマートフォン | 0 | あんまり操作に詳しくないが、連絡先はいっぱいある。 | |||
黒猫の首飾り | 2 | 思い出の品互換。『有栖川璃乃の』大切なもの。 チョーカー風の装飾具にくっついている。死んでも壊れたりはしない。 | |||
コネ:噂好きの友人 | 1 | 知り合った友人。その場その場で作ってる。 | |||
コネ:UGN幹部 | 1 | 穏健派側のエージェント。いつもお世話になっております。 | |||
制服(嘉月学園) | 0 | まさかこれ、プランナーからのお届け物だったなんて…。 | |||
デモンズシード | 3 | 「咎人の剣」の最大Lvを+1する。 フレーバー上は『祈りの造花』の副産物。 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 18 | 171 | 3 | 15 | 207 | 0/207 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
- 髪
- シルバーグレー
- 瞳
- エメラルドグリーン
- 肌
- ライトホワイト
『竜灼く白の諸刃』。命を削り悪竜を絶つ、焔の諸刃。
それがいまの、自分を示す符号。
守る力を手に入れて、代わりに人から遠ざかり始めた、誰かを壊す者の自分。
Personal
一人称:わたし
二人称:貴方or貴女、おまえ
UGNエージェントの一人。
苗字は、彼女を引き取ったUGNエージェント「有栖川怜侍」のもの。
元々はFHに所属していた/養成されていたチルドレンの少女。
コードネームを“成果”で以て更新する事例があった程度に身を置き、生き延びている。
その当時に自らを助け出し、自らが助け出したUGNのエージェントの手を借りてUGNの穏健派評議員───現在はテレーズ・ブルム───の元に身を寄せ、現在は彼女やその身内たちと共に日常を過ごし、非日常に身を浸らせている。双方において精一杯かつ勉強中。
璃乃はある一点を除いて、特徴的なオーヴァードではない。それなりに場数を踏んだだけのエージェントだ。
嘗ての実験の名残と、ある任務で遭遇した“厄災”とも呼称される巨大レネゲイドビーイングとの戦闘の顛末により、とある遺産が心臓の代替機能を果たしているという点を除けば、だが。
外見
鮮やかな銀色の髪をストレートに伸ばした、翡翠色の瞳を持つ少女。
身長163cm。体重は企業秘密(54kg)。顔立ちは年齢相応の若々しい感じ。目はぱっちりと開いている。
また、髪の左右が少しハネるような『クセ毛』になっているのが特徴。矯正しようとはしているが、どうにも治りづらい。あと何がとは言わないが、結構なものをお持ちである。
性格
外向的・能動的・弱気。
年頃の娘らしく喜怒哀楽の豊かな、筋金入りのお人好し。
誰かの困った顔を放っておかず、人をまず信じようとするところから始める。賑やかなところが好き。混ざるのも、遠くで見つめるのも。可能な限り日常を学ぼうと精一杯に生きているため、意図してけっこうストレートにぐいぐい来る。
良く言えば善良で、悪く言えば無鉄砲で利他的なまじめさん。口数も表情もけっこう起伏に富む。
明るい少女と優等生な委員長さんの空気が同時に入り混じった雰囲気がする。認めないがツッコミ属性。悪意には敏感だが、好意には鈍感。
………ただ一つだけ訂正をするなら、誰彼構わず信じるのではなく、彼女は「『信じたい』と思う」人柄である。そのため紛れもなく善性のひとだが、本質的には、衝動絡みの経験もあって、かなり性悪説的な思考回路の持ち主。
日常的にはポジティブだが、非日常となると妙な部分がネガティブ。そのくせに意固地で言い出したら聞かない。
余談ながら普段の口調は「だよ・だね」系のものだが、地金はわりと「てよだわ」系の口調。
経歴
短くまとめて!
・偶発的な事故で双子以外の家族を失いFHに誘導されて保護
・そこで半トラウマ負いながらUGNに救助されてエージェントに
・ある程度(1~2年)頑張っていた頃、竜型RBにハートキャッチ(物理)されて心臓が造花(竜の血)になる
・それ+複数の要因が重なり、レネゲイドが変異を起こしてトライブリードに
・いつしぬかわかんないのでせいいっぱいいきるよ
・おせなかがよわい
経歴-1/生い立ち-
詳細
かつての彼女は使い捨てだった。
レネゲイドにまつわる事故で家族を失い、物心つく前に双子のきょうだい共々オーヴァードとして目覚め。
UGNの保護ではなくFHによる誘導を受け、そこで力の使い方と欲望を刺激された。
そして、他の子供より一回り適性があったが故に、彼女はどこか別の施設へと移送されることになる。
プロジェクト・アダムカドモンの事例があるように、レネゲイドとは未知の物質だ。
知的好奇心が逸る対象としては格好の因子であるそれを前にして、秩序をうたうUGNでさえ未知を踏み外した。
ならばどうして、レネゲイドのさらなる追求に走るFHが、そのようにして道を外さないと言えるのか。
………何があったのかを、少女と、その便宜上の保護者も語らないが。
衝動を育て、素質を伸ばし、未知の領域に踏み入るための試金石として扱われた過去。ひとりの人間をカルテの数値として処理する行いは、容易く心に疵を遺し、また罅を走らせたという。
………彼女の心が膨れ上がった衝動に飲み込まれる間際、施設に潜り込んだあるUGNのエージェントと巡り会った。
男は運悪く、その言葉を耳にして。
少女は運良く、その言葉を口に出来た。
───「たすけて」。
このエージェントが褒められた人物なのかどうかはさておき、
彼はそれを聞かなかったことに出来るほどの悪党ではなかった。
ただし彼は、ろくに戦う術を持たない少女一人を連れ歩いて逃げる術を心得ているわけではなく脱走は失敗。
彼はそのセルの所属エージェントや研究員によって、少女の精神に止めを刺すための見せしめになりかけた。
結果。
衝動を暴走させた彼女は、このセルが期待していた能力を、セルの人間に向けて発揮した。
つまるところ、その場にいた人間を一人を除いて皆殺しにした。
同じ実験の被害者、居合わせたFHのエージェント、当然だがセルリーダーに至るまで、全て。
文字通り“まっさら”にすることを選べてしまった彼女を止めることが出来たのは、偶然、たまたま、その被害に巻き込まれずに済んだエージェントただ一人。彼女を助けようとした、有栖川怜侍ひとりだけだ。
目撃者は誰も居らず、そうだと知られれば自分と少女の立場が危うくなる。その隠蔽をした事実を呑み込めないほど愚かではなかった故に、彼女はFHが教えてくれなかったことを此処で知った。
衝動の赴くままに動いた結果───間違った手段で結果を求めればどうなるかを。
その痛みと向き合う術として、彼女は誰かの日常を護ることを択んだ。
UGNの保護下で安寧に過ごすのではなく、テレーズ・ブルムを始めとした穏健派の元に居ることを選んだのは、自分と、自分を助けてくれた男を護ろうとしてくれた少女への恩返しと、その時の罪滅ぼし。
経歴-2/転機-
詳細
彼女のコードネームが“それ”になったのは、とある任務の顛末と結果である。
初めから衝動のままに生きる形で信仰された、一体の巨大レネゲイドビーイング(と思しき存在)と遭遇した。
彼の叙事詩に謳われた『悪竜』の如く強欲で、破壊衝動に満ちたそれを前にして生き延びたのは、望外の幸運だった。
その場にいた仲間の半数が死に、残る半数を逃がす為、彼女は心臓を失った。致命傷を受けながら、竜の血を灼いた。
相討ちどころではない。竜はただ鱗を射抜かれ血を流しただけで、璃乃はリザレクトが間に合わず死ぬだけ。
あまりにも不平等な命のトレードが成立しなかったのは、そのレネゲイドの“血”と、FHの手で処置を施され適性を弄られた肉体が、極めて再現性の低い反応を………要約するに、曰く奇跡を起こしたからだ。
彼女の心臓は、その『悪竜』が流した血───高純度のレネゲイドの塊に置き換えられている。
結晶化したレネゲイドの集合体………それが彼女を、不自然な程の強度で生かしていた。
竜を退けた白炎の刃を、任地だった東欧の言葉で波打つ刃にたとえて、コードネームはあのように更新される。
戦闘能力
熱量操作、物質精製、身体強化のトライブリード。
うち、キュマイラシンドロームの適性を得たのは前述する竜型RB“厄災の竜”が持つレネゲイドの偶発的適合と、当時のトライブリードが出現し始めた時期の一致に依るもので、元々はクロスブリード。
主に身の丈を越える大剣を精製し、それをキュマイラの身体能力で乗りこなす。
替えが効くモルフェウスの特性を応用し、時として飛び道具のように使い捨ててみたり、刃を白熱化させるなど多様な使い分けをしつつ戦うと言った具合である。
捨て身癖とでも言うべき悪癖があり、それが強みでもあり弱み。
それは竜のレネゲイドを身に馴染ませる前から変わらず、むしろ常人より頑強になった今ではややその癖が悪化している。良く言えば全体的なスペックが底上げされ、悪く言えばかち上げられた出力幅に少し振り回され気味。
また、『自らを殺した竜の記憶』という極めて強固なイメージがある分、武器の精製スピードと精度は非常に速く強靭だが、言い換えると『そのイメージから外れる能力』の適性がかなり低下している。
当時ほぼ引継ぎを終えP市に移動する予定の本部エージェントから、それに“馴れる”ための訓練を受けて尚これであり、当時はレネゲイドの割合の急激な変動や心臓の『遺産タイプ:祈りの造花/カテゴリ:悪竜現象』化に伴い、心身ともに極めて不安定な状態だったという。
ハンドアウト
Imitation Blood
詳細
PC① / ロイス:『園見原才華』
推奨感情:傾倒/脅威
カヴァー/ワークス:学生/UGN関係者
あなたのカヴァーは何者かによって改竄され、既に公的な手続きまで処理されていた。全寮制の女学園《嘉月学園》の編入生ということになったあなたのもとに飛行機のチケットと同学園の制服が届けられる。現段階で掴めた情報は、あなたに与えられた学籍が本来“園見原才華”なる人物のものということだけだ。
あなたは真相を確かめるべく、学園への潜入を決意した。
Additional Information
《Imitation Blood》
・嘉月学園における“夢追い人”のとある計画に際し、
カヴァーを『嘉月学園の生徒:園見原才華』として書き換えた“プランナー”の干渉こそあれど概ね偶然的に介入。
現地に潜入していたり、同じように偶然学園に向かったUGNエージェントおよび、
ゼノスエージェント等の協力により、最終的にこれを阻止することに成功。本部へと帰還する。
・無論、“死神の詩”ブルーベル・ストラウスの提案があったとはいえ、一から十まで私情による『休暇中の独断出撃』であり当人に良くも悪くも弁解の意思がなかったため、テレーズ・ブルムから大変なお説教を受ける。
謹慎処分という名の再休暇を言い渡された彼女は、その日数分の休暇期間を補填されるかたちで、かつて師に連れられる形で赴いたP市に赴いた。
・事件中枢に深く関わるジャームであり、また事件の加害者かつ被害者でもある園見原才華とは、ジャームでありながら幾度かの交流と迷いの後、少なくとも当案件において「どちらに転ぶにせよ責任をとる」という形で璃乃の行動理由となる。
多くの後押しと、ほかならぬ夢追い人の提示した選択肢の結果、『レネゲイドビーイングとして転生させる』ことを、彼女の姉であり友人関係を築けた倉岡美崎らと選び、現在の彼女は園見原才華ではなく、倉岡才華という『同じ記憶と姿と性格を持つ、オリジン:ヒューマンのRB』となった。それ以外の仔細は不明だが、海向こうからでもしばしば気に掛ける様子がある。
・前述のとおり、事件中にお互いの過去や境遇に触れる出来事があったことなどから、
「同じ師を持ち、違うことを教わった」きょうだい弟子であるところの倉岡美崎と友人関係になる。
・今後も休暇のおり、事件において一時同じ調査チームを組んだ面々に会いに行くこともあるだろう。
・余談ながら日本の祭りと花火については、事件終了後の再休暇が「初めて見た」ということになる。
覚醒時の両親を亡くした事故というのは、この『夏祭りに向かう際の交通事故』であったようだが、
偶然か作為的なものかは不明。
ロイス
※一部まだ編集中
メモリー
■『花火』
関係:思い出 感情:懐旧
獲得タイミング:Imitation Blood
「綺麗だった。上手く言えないけど………」
「躓いて嫌になるたび、わたしは後ろを振り返って。その時、見えるものの一つに、あの景色があってくれる」
遠くに行き、自らが逸れてしまった日常の象徴であり、
戦いにそれを用いたあるゼノスエージェントが、自らの畏れである『炎』を借りて作り上げた白い華。
打ちあがる光の大輪があんなに綺麗で、言葉も出ないくらいだとは思わなかった。
───次も見たいと、次もきっと良くなると、今は思えている。
その先がどうであっても、誰かに支えられてきたわたしは、きっと。
固定ロイス
■家族(時雨/有栖川怜侍) ○P:好意 N:悔悟
「弟と、ロクでなし」
「助けられなかった方と………新しく作る事を、許してくれた方」
複数人を指した脱法ロイス。説明文は各自分割。
時雨
「わたしの方がお姉ちゃん! なんだけど、時雨も同じこと言うの。『おれがお兄ちゃんだ』って。ナマイキ言って」
「………もう少しでも、力の使い方が早く分かっていれば。今もいたのかな」
血の繋がった双子。一卵性双生児、っていうのだったらしい。
わたしの方がお姉さん! ということにしてるんだけど、あっちも同じことを言う。
………まだ記憶の中にある、生きている大事な家族だったのに。
今はもう、どこにもいない。
助けられるようになったころには、その手がかりなんて、どこにも。
そんなこと悔やんでも、何も始まらないけど。
怜侍
「わたしがいないと部屋の掃除はザツだわ洗濯物は散らかすわ勤務態度は悪いわ」
「ブルーベルが言うには口喧嘩の勝率は3割何だって。……………わたしが。何故か、わたしが」
わたしを助けてくれた人。
だからかな、最初は凄い人に見えたけど。引き取られて少し暮らせば、すぐわかる。
───すっっっっごいロクでなし!
わたしやテレーズさんの気苦労とかも知らないのに、妙に屁理屈ばっかり上手だし。
休みの日には家事してくれないし。ゴミの分別しないし。あとは一言多いし。
………そのくせ肝心な時だけは働くし。素直じゃないし。それから、それから、ええと。
■倉岡姉妹 ○P:友情 N:不安
「友達と………お母さんをやろうとした子」
「一言で足りるかな。分かんないや………三日間、すごくいろいろあってさ」
複数人を指した脱法ロイス。説明文は各自分割。
才華
倉岡才華
「何もかも地続きじゃなくっても、わたしは貴女の顔がまた見れたことを『良かった』って言える」
「………だって信じちゃったんだもの。しょうがないわよね」
かつて「お母さん」をやろうとした女の子の生まれ変わり。
友達の作った居場所に今はいる。同じような我儘さんで、ちょっとおませで、だけどきちんと素直になれる子。
硝子の破片に“それ”が映ったからと、勝手に傷付いて近付いたあの時の郷愁は………。
出会うたびの騒がしさと、烈しい『好き嫌い』を報告する日常風景によって少しずつ過ぎていく。
去らせてはいけないものだとしても。おやすみなさいの後に「また明日」と告げ、その通りになった以上は。
美崎
倉岡美崎
「貴女が今いる場所が、貴女にとって『そこにいたい』と思える場所でありますように」
「………わたしのこと羨ましいと言ってくれたけど、それはわたしだって同じなのよ?」
同じ師に違うことを教わった、遠くて近い女の子。
竜の血に生かされている自分が終ぞ届かなくなった活人剣を納めた、強さとしなやかさと脆さを備えた人。
色んなことが反対側にあったり、とても近いところにいる彼女の零したものを放っておけなかったし、
自分の落として来たものを取り戻すんだって決めた後の彼女の強さにわたしは支えられた。
きっと友達だ。日本に行く理由は、それで結構増えた。
過去のロイス
Sロイス:園見原才華 ○P:傾倒 N:脅威
「立ち止まることに甘えちゃいけないから、わたしはこうしたし、」
「貴女が分からなくても手を取ろうとしたから………わたしは、不格好な『信じたい』を続けられたの」
「だいすきよ」の言葉と共に、彼女は閉じた世界の華を手向けに眠りにつく。
変えられない結末と、きっと望んだ言葉を終ぞ聞けなかった事実が。
何よりも、お互いが助けたかったものは、過去の自分なのかもしれないと気付いても。
わたしは彼女と出会い、その疵に触れ、手を差し伸べたことを………間違いだとは思わなかった。
『Imitation Blood』前
わたしが『嘉月学園』に向かうことになった切欠。
というより、いつの間にか手続きされてて、わたしが『園見原才華』ってことになってるみたい。
誰かの意図があるとは思うんだけど………結局そこは分からずじまい。
元々の園見原さんがどんな人かも分からないまま。
わたしは璃乃。有栖川璃乃だっていうのに、まあ手続きは万全! 意図も気になってしょうがない。
ああ、そうそう。ボロは出さないようにしないと。
どんな人か知らないけど名前は借りてるわけだし。もし本当に手違いなら、後で申し訳ないしね。
倉岡美崎 ○P:親近感 N:不安
固定ロイス『倉岡姉妹』として統合。
翠簾野夕南 ○P:信頼 N:恐怖
「わたしは気遣い屋な教官の、教え子ですから」
自分の、一番難儀で、辛くて、色んなことに内心で苦しくなっていた時の面倒を見てくれた教官。
言葉を使わせたが最後、自分が勝つことはなかったし。
普段太陽のように明るい二枚目半が見せた、あの時の冷たい顔を、わたしが忘れられることはないだろう。
『自分をないがしろにする奴が、他人を気遣う権利なんてないよ』
あの時、ああ言われて。
………何もかも砕かれるように言葉を溢した末に気付いたことを“イヤだ”と思わせてくれたから、
わたしは自分の居場所にまだ生きて居たいと思えた。口にしてる以上に尊敬してるし、ありがとうとも思ってる。
春日麗人【タイタス昇華】 P:懐旧 ○N:隔意
「わたしは貴方みたいに、寂しい世界で…あきらめと一緒には生きられない」
同じ世界で同じものを見ていたならば、きっと似たような答えを出しただろう。
自分は諦める寸前で『がんばれる』を見出し、それでどうにかなるところに居ただけ。
同情も納得も無用の敵同士だったが、それならそれなりに掛ける言葉があるというものだ。
基本運用
概要
単体/白兵。
ボス○雑魚戦△ミドル△。
・スピードクリエイト&インフィニティウェポンで作成、
咎人の剣で強化して殴る。炎神の怒り&煉獄魔神を入れると燃費悪化だが威力増大。
・殴られた場合は復讐の刃でノーガード戦法。女の子にさせることじゃない。
・戦闘行為以外は概ね砂の加護に頼る。万能ダイスバフは人類の夢なんだよ!!!!!!!!!
・最大の敵はおそらく侵蝕率…そして低燃費用コンボのダイス。
7dx8+5である。事故ったら笑って誤魔化そう。てへへ。
具体的運用方針
ミドル:砂の加護(3) これ以外に機能するものはない(無慈悲)
噂話とUGNなら5~7dx+1で活動可能
ミドル戦闘:下記参照。稼働コスト6。攻撃は省エネで10。フルパワー16。折半で13。
行動値が低いので取りこぼしをオーバーキルする用途
復讐の刃で殴るかどうかは気分で決定したいところだ
セットアップ:スピードクリエイト(5)
メインプロセス:砂の加護(3)
マイナー:氷の回廊(1)
メジャー:CRモルフェウス(2)/咎人の剣(5)
クライマックス戦闘:下記参照。稼働コスト6。攻撃一つに16。
復讐の刃の使い処は主に此処。1回殴れたら上等だゾ
セットアップ:スピードクリエイト(5)
メインプロセス:砂の加護(3)
マイナー:氷の回廊(1)
メジャー:CRモルフェウス(2)/咎人の剣(5)/炎神の怒り(3)/煉獄魔神(3)
履歴
『Imitation Blood』
メモリー:『花火』獲得
エフェクト:『フルパワーアタック』獲得
EE『体系維持』獲得 複雑な乙女心
技能:情報(UGN)L1→L2
知識(遺産)L2獲得
[メモ]
・ブルーベルの『シャカイトノオリアイ』はさんごくん繋がり。
はじめこそ敬語を使っていたものの、本人があんな性格なので段々取れた。
・夕南に教官をやって貰っていた時期はベセスダから一時期P市に越している
⇒例の心臓拗らせ案件を『ブルーベルに対してそうなる前も後も対応が変わらない自分がいる』という自覚で克服するも、彼の願いのために死んでやってもいいかもしれない…と、「いつでも死ねる」方向で別ベクトルに拗らせた
その結果、あるジャームとの交戦中に「だれかのため」刺し違えようとしかけたところを夕南に救出。ガチ説教(曰く「ちょっと反省するくらいこっぴどく」)されて癇癪逆ギレするもこれを全て封殺された
そのあと任務から引き剥がすためにP市に一時期案内されていた模様。曰く「たいへん白い顔をしていた」
・ロイス枠ゆえの問題でブルーベルをロイスとして取得できない。なんで?(殺意)
取得した場合は「○P友情/N諦観」。
ブルーベルの“元”が戻ってくることも、彼の趣味が矯正されることもないのだろうという諦観がある一方で、それでも付き合おうと決めたことからP友情が表にある。本人は面倒見てる感覚だが、絶対に彼に助けられたことがあると思う
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
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フルスクラッチ作成 | 0 | ||||
開始前調整① | 20 | ||||
『Imitation Blood』開始前ボーナス | |||||
開始前調整② | 20 | ||||
『Imitation Blood』前借り経験点 | |||||
1 | 2022/09/03 | Imitation Blood | 20 | ask2 | 有栖川璃乃倉岡美崎翠簾野夕南ガブリエル・マイヤーズハナ |
嘉月学園へ独断で潜入。FHエージェント「夢追い人」の計画を阻止する。/始末書と反省文には書けない大切なことが、いっぱいある。 | |||||
GM経験点:〈紳士淑女は二度死ぬ〉 | 17 | ||||
基本23+特殊ロイス7+FS3+Sロイス5+帰還3=40 前借り-20/そしてこれで前借り分を少しでも相殺する(無慙無愧) |