容姿・経歴・その他メモ

設定

一人称：俺
二人称：八尋ちゃん、他の人に対しては●●さん等

真秀支部のエージェント。
真秀支部は探偵事務所を兼ねており、支部長や他支部員と共に探偵として日常を過ごしている。
主に現場調査担当。相棒の時津 八尋(ときつ やひろ)は探偵助手をしてくれている。
八尋とは現在恋人であり同棲もしている。付き合う前から距離感がバグ。

楽天家っぽく見えるややテキトー気味な性格をしているが任務の際に気を抜くことはなく、
多くの戦いを経験していることからむしろ本来はシビアな性格をしている。
女好きで遊び人なためしょっちゅう女性に振られている。いつも八尋ちゃんに諭されている。
当然ですが上記のような振舞いはなくなりました。

コードネームの由来はエフェクトを使用する際にできる手の裂傷から、ヒビという意味。
常に手袋を着用しているのは、上記の裂傷が普段から手に残っているため、出来る限り外さないようにしている。

経歴

18歳まで北ヨーロッパのUGN支部に所属していたが、日本の危険なオーヴァード事件の多さを知り、
自身の力を戦うため、弱いものを守るために使うと決めていたデニスは母の地元である日本の真秀支部に異動した。

……というのは間違いではないものの、実際デニスは自身に劣等感を抱いておりドイツを去った方が正しかった。
実家は優秀なオーヴァード一家であり、5人兄弟の末弟で一番能力が劣っていた。
それを責めるものは誰もいなかったが、逆に責められないのが苦しく、強くなりたいとずっと願っていた。
その悩みを知る唯一の一番上の兄は優しく、能力の使い方などを教えてくれていたが、
兄は日本に行くことにはとても心配していた。その頃のデニスはただ強くなりたいという気持ちだけで動いていたためだ。

真秀支部の支部長・石末 紗礼(いしずえ さら)の元で4年間修業を積み、能力としては大きく成長を遂げるものの、
「なぜ強くなるのか」「何のために戦っているのか」をずっと悩んでいた。
22歳の時、当時14歳、記憶を失った少女の時津 八尋が支部で保護され、全てに恐怖していた彼女を
安心させるために「君を守る」と言葉にしてから、デニスには明確に守りたいものが生まれ、自分自身の戦う理由が生まれた。

以降まで、時津 八尋は「守る」対象であり、妹のように接していたが、
初めて出会った自分の年齢と彼女の年齢が近づくにつれ、彼女が大人になるにつれ、
埋火のような感情が自分の中に存在していることに気付く。
それは彼女が自分を愛してくれているという感情が伝わってくることと、同時に彼女を愛したいと思っていることだった。
しかし「守る」という自分の誓いに徹するために、その感情も封じ込んでいた。
この間、遊び人のように振舞っているものの他の女性とは一度も上手くいった試しはない。

OPERATION UGN MANAGEMENT 以降

当事件で侵蝕率が限界まで上昇し非常に危険な状態で生還したデニスは、侵蝕率が安定するまで激しい衝動や、
体調不良に悩まされていた。
衝動は「吸血」。能力によって血液を失う特性と相性の悪い衝動に加え、その衝動を向ける対象は、
自身が最も守りたい相手である時津 八尋その人だった。
大切な妹を守りたいと思うような一心で、しばらく彼女に近づくことを恐れていたが、そんなものは対処にならず、
八尋に自身の衝動や、自身の守りたい気持ち(恋心以外)を打ち明ける。
その時、八尋に「私は守られるだけじゃない、私だってデニスさんを守るんだから」と言われ、
自分が独りよがりに彼女を守ろうとしていたことに気付く。
彼女を信頼し、「守る」という言葉の呪縛から解かれたことで以降は容体、侵蝕も安定する。
変わらず妹のように扱うものの、「守る対象」ではなく、「背中を預ける相棒」として関係性が変化した。
ちなみにこの時点で抱きしめたり頭を撫でたりほぼデートをしたりで距離感はバグである。

ヴォーパル・バニー・ダンス 以降

当事件以降、完全に八尋の実力に信頼を置くようになる。
と同時に封印してきた恋愛感情の抑えが利かなくなり、普段の距離感バグが災いして急に意識し出すようになる。
そんなデニスを心配した八尋が周囲に常にいることが気になって仕方がなく距離を取るようにするも、
ぼんやりしたりミスが多くなったり、日常でらしくなさ全開になってしまう。
このままでいるわけにはいかない、でも関係が変化するのが怖い。そんな感情が思わずこぼれ出し、
「自分がもし相棒じゃなくて家族だったら気持ちは変化するか」「オーヴァードじゃなかったらどう思うか」
と尋ねるも、「何も変わらないよ」と答えられたことで、完全に彼女を愛したい、彼女の気持ちに応えたい思いが勝り、
その場で一気に告白。ようやくお互いの想いが通じ合えるようになった。

能力

roter Nerv(紅い神経)

手の甲から爪と血を変形させたワイヤーを射出し、遠距離から攻撃する。
ワイヤーの長さは自在であり、指先と同じレベルで繊細な操作ができる。
体重を支えられるだけの強度もあるため、高い壁や天井に突き刺して巻き上げることで
高所への移動手段としても使える。
同時に射出できる本数は基本的に両腕合わせて8本まで。
使用中は目が充血し真っ赤になる。能力を使いすぎると貧血を起こし激しい吸血衝動に苛まれる。

セッション履歴