後述の経緯故か、ブラム=ストーカー由来の能力を使用することを毛嫌いする…が、多少吹っ切れたのか、ある程度は活用するようになった。
吸血鬼由来は相変わらずできれば使いたくない。

基本的にはブラックドック能力で強化した感覚を駆使し、ブラム=ストーカー能力で火力を底上げする。銃撃戦を得意とする後衛アタッカー。

憤怒/憎悪
自分と兄を襲ったあいつが、突然降りかかった理不尽が、そしてなにより何も出来ずただ守られていた自分が、オレは許せなかった。

久留米柘榴の覚醒の切っ掛けは怒りであった。兄に庇われるしかなかった自分が、その兄を傷つけた見知らぬ化け物が、憎くて、腹立たしくて………だから力を求めた。それが身に余るものだとも知らないで。

20■■年8月、M町内ショッピングモールにてジャームの暴走事件に巻き込まれ覚醒、自らも暴走状態に陥りつつも件のジャームと交戦。そのままUGNに保護されてレネゲイドに関わる教育を受ける。当時12歳。
本人の希望にてUGN関連施設にて住み込みで訓練を行う。現在は個人で寮室を借用中。兄の覚醒後は同居状態に戻った。
素行不良の傾向ありだが、UGNからの依頼には協力的。
備考:前述の現場にて暴走の余波で兄に傷を負わせており、引け目を感じている為か他者との交流(特に家族)に抵抗がある模様。
…UGNのDBより

上記事件時の戦闘で右目が潰れており(覚醒後だった為後に完治している)、制御訓練中に数度衝動的に抉り出そうとする等の挙動が見られ最終的に義眼に入れ替える措置が取られた。手術代は借金状態。後にすぐ取り出せるよう利き手側に銃を仕込んだりもした。


家族構成:父、母、兄

吸血鬼
覚醒直後、意識が朦朧とした状態で兄の血液を飲んでいた。それ故かブラム=ストーカーとして特殊な力を持つが、同時にそれを嫌悪している。…例えその力が、誰かを助ける物だったとしても。
「どうしようもなく甘くて、美味しくて、そんで、」
「………兄貴、あの時、笑ってた。オレを庇ってあんな目にあったのに、そのオレに傷抉られて血啜られてんのに、どうして」

「兄貴はなんも覚えてない。多分、その方がいいんだろう。…そうに決まってる」

久留米林檎
一般人
24歳　A型　しし座
柘榴の兄。前述の事件の際に柘榴を庇って大怪我を負った。
後遺症で脚に障害を患っているため、現在リハビリをしながら療養生活を送っている。
事件当時の記憶は混濁しており、よく覚えていなかった。本人曰く弟が助かったならそれでいいとの事。
現在は上記に加えUGNからの記憶操作を受け怪我は交通事故によるものだと認識している。

穏やかで優しげな物腰の青年。普段病室に篭って過ごしているせいかやや浮世離れした雰囲気を纏っている。
病室に来た人間は快く迎え、弟が訪ねてくると特に嬉しそうな顔をする。

「柘榴、来てくれたのか！」
「…どうしてお前が謝るんだ？お前は悪くないだろうに」

一年ほど前に覚醒した。(ロイス欄のリンク参照)

PC関連創作物

以下PLメモ
林檎の覚醒、必死こいてUGN絡みの事を隠してきた柘榴からしたら守るべき日常の象徴が薄氷を鉄パイプでぶち破って非日常に殴り込んできたような物なので「は？」という話である

誕生日:1月12日
好きな物：ファストフード、音楽鑑賞(特に洋楽)
苦手な物：兄、甘いもの(特に飲料)
秩序/善

最近出入りする支部が増えた(所属近隣のD市支部)。
イメソンはYOASOBIの怪物、声イメージは松岡禎丞

「昔、オレはこの手で誰より大事な人を傷つけた事がある」
「正直今でもその人に会うのが怖い。——頼むよ。あんたにはオレみたいになって欲しくないんだ」

納得がいかなかった。許せなかった。

貰うだけ貰って何も返せない自分が。

それどころか、悪い方にしか転がらない何もかもが。

「……………あのさぁ」
「なんでそんなヘラヘラしてられるわけ…？」

オレ達が請け負っているのは命が掛かった仕事である、と。
忘れていたわけじゃない。
それでも、どこか甘えていた。
気を使ってくれる周囲の人間に。
なんだかんだ全部解決できていたという状況に。

いつまでもそれが許されるわけじゃない。
都合の良いばかりが人生ではない。
そんな事、オレ自身が一番知ってるだろうに。

「嫌だからやらねえ、ってのは」
「いつまでもそう通るわけじゃねえよな」