・モチーフはダイヤモンド(金剛石)、衝動は飢餓。自己肯定感が低いが思ったことはズバズバ口にするため、口説き文句を垂れ流して天然たらしみたいなRPをしたい。あと兄譲りのちょっとキザな感じもセットで。
・ビルドは《灰色の庭》《黒の束縛》で【行動値】を操作し味方のサポートを主軸に立ち回る。《暴食の魔王》は味方にも使えるが、PC1だし【想い人】もあるので一発ドでかいのをぶつけたい。
・成長に関しては折角ピュアなので《コズミックインフレーション》を取得して《灰色の庭》をばら撒きたい。《インビジブルハンド》も取得すれば敵の【行動値】をズタズタにできる。《時の棺》？絶対取らんからな。
・立ち絵は結月ゆかり。というかエーデルシュタイン五兄弟姉妹の立ち絵はすべて結月ゆかり。立ち絵ごとに雰囲気やタッチが全然違うので兄弟姉妹だよーって並べても違和感がなかったので。

「沙神涙」(NPC)
め↑っちゃかわいい、ルイルイことわたしの大親友っす。わたしの愛の告白がことごとくスルーされるっす。つらいっす。どうやらファルスハーツっていうとこ所属らしいっすが、まあルイルイが望んでるならいいと思うっす。
んなことなかったっす。オーヴァードは幸せになれない、人殺しの道具だって自分で言ってるのに、わたしたちを殺したくはない、日常を失いたくない……たぶんルイルイの中でぐちゃぐちゃになってるんすよね。
たぶんルイルイがあそこまで追い詰められちゃったのは、わたしのせいっす。だから、今からでも遅くないと信じて。口だけじゃなく、行動で。わたしがルイルイの人生掻き乱してやるっす。覚悟してもらうっすよ～？

“千姿万態”「築田琉那」(PC2)
転校生のクラスメイト、ルナちゃんっす。色々おもしれー女っす。UGNってとこの所属らしいっすが、なんか打算的な感じがするっす。それを堂々と表に出してるあたり、嘘や方便は苦手なんすかねぇ。お兄ちゃんによると、金で動く人間は信用できるが信頼できないらしいので、わたしもそうするっす。
ところで戦闘中のあのコスチュームといい、あの名前といい、どっかで聞いたことある気がするんすよね～。色々片付いたらしっかり考えてみることにするっす。

“Certus hit”「近藤一色」(PC3)
うちの高校のセンセー、ヒイロさんっす。担当は世界史なんすけど、教科書に載ってないことまで授業内容と関連付けてベラベラ話してくれるから聞いてて面白くはあるっす。真面目に聞くかは話が別っすけど。
なんか“ハーメルン”と昔にひと悶着あった匂いがするっす。きな臭いっす。ヒイロさんの教えに乗っ取って事故を未然に防ごうとルイルイを追っかけたんすけど、あんま上手くいかなかったっす。まあルイルイの本心を知れたし、わたしはルイルイの方に専念して他の生徒たちはベテランのヒイロさんらに任せておくっす。

“かえで”「山岸楓芽」(PC4)
おんなじクラスの友だち、フウガくんっす。見た目からヤンチャしてるのかなって思ってたら、根は真面目で誠実なタイプだったっす。あとかなーり友だち思いなとこがポイント高いっすね、モテそうっす。……ルイルイはあげないっすよ。
戦闘スタイルがなんか特殊というか、素人目に見たらなんの攻撃もできてないへっぽこな一撃に思えたっす。まあ、フウガくんもカッコいいこと言ってたっすし、きっと山よりも深く海よりも高い理由があるに違いねぇっす。ちなみにこのフレーズはお気に入りっす。使っていいっすよ。

「桜島友香」(NPC)
元気マシマシなクラスメイト、トモカちゃんっす。わたしやルイルイをよく遊びに誘ってくれるキラッキラな女の子っす。勉強が苦手なのかあるいはやる気がないのかたまーに課題で泣きついてくるっす。ルイルイは真面目っすけどわたしは課題サボる派閥なんで、頼られるとちょい困っす。
ルイルイにとってトモカちゃんも、大切な日常の一部なんすよ。それはトモカちゃんも同じ、相思相愛ってやつっすね。……だからこそ、トモカちゃんにも。身体張って、全力でルイルイを引っ張りあげるのを手伝ってもらうっすよ！

「笛吹き男“ハーメルン”」(NPC)
わたしをルイルイと同じ世界に引き込んで“くれた”クソ野郎っす。性根の腐りきった最高で最低な悪役ムーブ以外センスねぇっす～。でもポニテとかスティックイヤリングに関しては認めてやらんこともないっす～。
あんたに対する感情に関しちゃ憎悪が一番でかいのはかわりないっすけど、その趣味の悪い性的嗜好と詰めの甘さのおかげでルイルイを真に救い出せそうなのは感謝してるっす。ま、あんたの役割はもう終わりっすから、最期は悪役らしくわたしに倒されてもらうっすよ！

分岐条件:沙神涙が死亡する。

その最期は、儚くも美しいものだった。……と、あの子は語っていました。
いえ、決してあなたを責めているわけではありませんよ、雄吾さん。実際彼女はFHチルドレンです。UGNの方針としては言ってしまえば死んで然るべき存在でした。
それに彼女は“今回の件だけ”関わると言っていましたし、今後UGNがケアをする必要はありません。お疲れ様でした、雄吾さん。休暇は……いえ、難しそうですね。

海の見える丘に、小さく佇む墓石がひとつ。明らかに素人の手によって建てられた歪なそれの周りには線香の香りはなく、かわりに色とりどりの季節の花が供えられている。その墓石の前にひとりの少女が現れ、小振りなペンダントを置き足早に立ち去っていった。
『Dich liebt' ich immer, dich lieb' ich noch heut'.Und werde dich lieben in Ewigkeit.』
……墓石に刻まれた文字をなぞり、唇を触れさせて。