パーソナルデータ

名前： 三門 蘇芳(みかど すおう)
性別：男 年齢：35
ブリード：クロスブリード
シンドローム：ブラム=ストーカー／エグザイル
ワークス／カヴァー：FHエージェント／警察官
所属：FH／コードウェルセル(第十三使徒)｜公安警察特殊犯罪調査室
コードネーム： 架け橋(メディエーター)
誕生日： 10月7日
身長／体重：180cm／78kg
好きなもの：信念、優秀な人材、テラリウム
嫌いなもの：意思薄弱な人、規律
苦手なもの：感情

一人称：俺　
二人称：貴方、君、〇〇さん、コードネーム
テキストカラー： 蘇芳　#9e3d3f

概要

■千変万化の暗躍者

　コードウェル博士の私兵部隊、“使徒(アポスル)”の中でも詳細不明とされる第十三使徒の一員。役割は博士の元へ情報を集めてくることであり、他の第十三使徒や博士には“観測者(オブザーバー)”と呼ばれている。
　任務の際には状況に応じて容姿を変貌させ、日常に溶け込むようにして潜入し対象へ接近する。情報漏洩のリスクや観測対象へ影響を及ぼす可能性から、彼の任務は常に秘密裏かつ単独で行われ、FH内部にさえも彼が使徒であることは秘匿とされている。
　FHの一般エージェントとして振る舞う彼は様々な姿を持ち、その性格も様々である。共通しているのは温厚な性格でセルメンバーに協力的な反面、他人の意見に合わせて動くことだろう。欲望に生きるFHでは変わり者と見られることも多いが、どの姿の彼も気にする素振りはない。

●日常

　公安警察特殊犯罪調査室に属し、室長補佐の肩書を持つキャリア警察官。階級は警視。
主な職務は室長である棟居の指示を確実に遂行するためのサポートと危険事案の対処。普段は作戦実行担当や備品管理担当、情報収集担当など各専門チームに連絡を行う中間管理的な役割を担っている。オーヴァードという身の上から、棟居をはじめとする差別意識を持つ者たちから理不尽な扱いを受けたり皮肉られることも多々あるが、のらりくらりとかわつつ時折り反撃しながらも、UGNとの協力体制を維持するために日々奔走している。
　危険事案や特殊事案の際には現場に急行し、UGNが到着するまでの間の時間稼ぎをすることもある。これにより微々たるものではあるものの、非オーヴァード捜査官の殉職数が以前より減少している。その功績や働きこそ、オーヴァードでありながら“特調“で干されない理由なのだろう。
　また、莫大な資産を持つ巨大財閥『三門グループ』の長男であり後継者。しかし、本人は生家のことを腹の底では快く思っておらず次期当主として家に利用される代わりに、自分は資金や権力などを都合よく利用するドライな関係だと割り切っている。
現当主存命の間は、後継者としての勉強を怠らない代わりに自由にしてよいという約束の元、現在は一人暮らしをしながら気ままに過ごしている。

● 無数の貌(かお)

　コードウェル博士の任務の遂行のために性別や年齢、体格すらも変化させ架空の人物を創り上げる。
それは身内であるFHすらも欺き、仮想人格達はイリーガルであったり、エージェントとして別々のセルに所属し、気ままに活動していることになっている。
　オリジナルである三門 蘇芳はFHに所属していない。データ上ではフリーランスとして活動していることになっており、主にUGNから依頼を受けているようだ。他には神城グループなど反社会的ではない組織であることが依頼を受ける基準となっている模様。
　普段の彼は常に悠々と笑みを浮かべている物腰の柔らかい男性である。常に先手を打つように動き、小回りを利かせてそつなく仕事をこなす。万が一、ミスをしたところですぐにリカバーしたりと抜け目がないことから、上司である棟居からは「部下としての可愛げもない、食えない男」と言われている。
　日常を生きる三門 蘇芳としての顔、使徒たる“観測者”としての顔、そして任務のために作られる多様な顔たち。様々な顔を持ち合わせながらも、現在までにオリジナルの存在に辿り着いた者は確認されていない。

●"架け橋"

　棟居室長の指示を各チームへ繋ぎ、事件発生時にはUGNの到着まで間を繋ぐ。
そのポジション及び役割から彼に付けられたコードネームは 架け橋(メディエーター)。
　事件解決までの円滑な進行や被害者を減らすための働きは公安警察、UGN共に重宝している。
　しかし、その彼が様々な事象とコードウェル博士を繋ぐ架け橋にもなっていることを知る者はいない。
※ メディエーター(Mediator) ： 仲介者
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