転属の際に施設に自分のデータを渡した結果、病んで転属する自分の代替AIを作成されていた。
戦闘能力には一切期待されておらず、頭脳のみを買われていたので複製体ではなくAIによる再現がなされている。
しかしAIは自我を持ちレネゲイドビーイングとして覚醒。よく似た2人のエージェントが存在することになった。よくある話だが
奇しくもそちら(コピー品)の方が戦闘ができる能力を持っていたため、表舞台で活躍しているのはもっぱらそちらの方。皮肉なことに、オリジナルの方がコピーと"間違えられる"ことが多い。
似ているのは見た目だけで性格もシンドロームも違うので能力を使わせればすぐに判別できる。

自分のコピーがいること自体はオーヴァードならよくある…とまではいかないが聞く話なので多少眉を顰める程度。命に罪はない。ただしそれに付随して起こる面倒な勘違いには辟易としている。
本人たちも多少交流があり、特別仲がいいわけではないが自分より危険が多い戦闘員のSI=ROIのことは普通に命が心配。

PC④　偏屈な専門家
ワークス：UGNエージェント/指定なし
ロイス：アクセス不可の資料
推奨感情：好奇心/憤懣
キミはその知力の高さ、あるいは元々の性格からか……UGN渋谷において少々孤立気味だ。
ある日、キミはデータベースに見覚えのない資料を発見する。
好奇心に駆られ閲覧を試みると、その資料へのアクセス権限が自身に与えられていないことに気づく。

シナリオロイス：女子大生
「早く責任者を出してくれる？それともお前たちの誰かが責任者？」
なぜ自分たちが？そう思わざるを得ない状況だった。
キミたちの目の前にはふてぶてしくソファに座る一人の女子大生がいる。
どこかの誰かによく似た顔つき。しかし厳しく冷たい口調の彼女は、物怖じすることなくキミたちを睨み付けた。

シナリオロイス：舞浜 かなめ
推奨感情：自由/不信
渋谷に用事があった"見張る者(エグリゴリ)"江ノ島を迎えに行った喪乃。二人で渋谷の裏通りを通って支部に向かう途中、知り合いの声が聞こえそちらを伺うと、渋谷支部メンバーである舞浜が嫌がる少女を無理やり白バンに乗せている光景が見えた。

■あらすじ
近頃頻発する行方不明事件の影響で人手が足りていないUGN渋谷支部。
そこにやってきた1人のエージェントと、助けを求める謎の喋るうさぎ。
彼らの来訪が、事件に一体どんな影響を及ぼすのだろうか――。
暴きたくない過去は、向こうからやってくる。
―――
【ハンドアウト】
PCには以下の設定が付く。
共通︓UGN渋谷支部に所属または協力関係にあるオーヴァードである
●ハンドアウト-メイン
ワークス/カヴァー︓UGN関係者/指定なし
ロイス:“ステラ・ノヴァ”　推奨感情:P自由/〇N不信感
キミはUGN渋谷支部研究部開発室チーフマネージャー、喪乃礎と同じ支部で働く同僚である。
彼自身が自らの能力を疎ましく思っていることをのぞけば、喪乃は勤務態度も真面目であり模範的なエージェントである。だが、戦闘能力は一切ないはずだ。

この頃頻発する行方不明事件のために調査を行なっていたあなた方が支部へと戻ると、
負傷した彼を抱えてひとりの青年が渋谷支部へとやってくる。
「俺は日本支部エージェント、ステラ・ノヴァだ。邪魔するぞ」
それは、彼そっくりのエージェントだった。

●ハンドアウト-サブ
ワークス/カヴァー︓UGN関係者/指定なし
ロイス:ウサギ　推奨感情:P自由/N自由
UGN渋谷支部は最近起きている行方不明事件の影響で人手が足りていない。
おかげでキミたちも一部の通報やワーディングに対応する始末だ。
今日も不審なワーディングの気配を辿れば、そこは寂れたペットショップだった。

キミたちは見つけてしまうだろう。
がらんとした店内のガラスの壁を叩いて必死に訴えていたのは…
「出してください、このままだとみんな大変なことになっちゃいます！」
1匹のうさぎだった。

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