2年前まではN市在住ではなく、とある街に住む普通の子供“帯嶋剛(おびしま･こう)”として、平穏で波風少ない人生を歩んでいた。沢山の愛情を注いでくれる両親、少し癖はあったが家族想いで出来の良い妹。下らないことで笑い合える友達に、切磋琢磨し合えるライバルまで。凡そ幸福な人生を送る上で必要だと言える存在は全て揃っていた。そんな日々が10年以上続いていたのだから、これからも変わりなく繰り返しの日々が続くのだと、そう思っていた。
だが、全てはたった一日で崩れ去った。キッカケは、“賢者の石”適合者を焙り出す為に行われたFHセルの襲撃。不幸にも街にUGN支部はなく、人々は為す術なく蹂躙された。昨日まで笑い合った友達も、最愛の家族も、全て目の前で命を散らした。
そんな中、自分だけは生き残った。数多の恩恵(呪い)をその身に宿して。

もう、昔のように誰かと真剣にスポーツに興じることは出来ない。万が一制御し損ねたら、大抵の人は死んでしまうから。もう、思い出話さえ気安く出来ない。自身と街の過去は、世界の混乱を防ぐ為に消された記憶だ。
だが、こんな誰もが恐れる力でも、既に変貌してしまった世界で生き抜くには必要なモノらしい。逸脱した存在になったからこそ、得られた見地や縁もある。何かを失えば何かを得る。これもその一種なのだろう。

現在は“槙島”という姓を名乗るよう命じられており、高校入学と同時にN市に引っ越して以降定住している。この措置が、賢者の石を持つオーヴァードに対する保護という名の監視であることは何となく分かっている。けれど、仮初の日常をもう一度与えて貰えたのも事実。だからせめて、これ以上誰かの日常まで崩れてしまわないように、世界の裏側で守護者達の片棒を担いでいる。

キュマイラの超パワーを拳に乗せ、相手がくたばるまで叩き込み続ける。こう書くとシンプルかつ脳筋極まりないが、実際は空手の技術を組み込んで戦っている為、一つ一つの技の精度は決して侮れない。的確に一撃を叩き込むからこそ、キュマイラの超パワーをしっかり相手に伝えることが出来るのだ。

作成レギュレーション

フルスクラッチで作成、消費経験点は34点。サプリは上級/EAを使用。

実は自PCに賢者の石持たせてセッションやるの初めてだってことに組んでて気づいたので、原点回帰っぽいし(？)DX3の顔とも言える表紙の男の子みたいなPC作るかぁ…で組んだヤツがこれ。どうせC値下げるんだし、他の制限エフェクト達が優秀すぎるせいで(個人的には)あんまり採用してるの見ない《フルインストール》君使いたかったからブラックドッグ選びました。我ながら中々頭の悪いこと考えたなーと思いますが、相方ハヌマーンにしてコンセLV4からの《リミットリリース》！とか言い出してないだけ良心的な気はします(どんぐりの背比べ)。ま、まぁそもそもシナリオギミックが分かんない以上賢者の石+フルインストできるかは確定してないから…ネ……()
Discordで言ってた「ピュアブラックドッグ」の方だと、一度死んだエージェントの肉体に芽生えた第二の人格！とか言って機械人形《雷鳴の申し子》自爆型レネビとかやろうかなと思ってました。絵だけNier Aut○mata。でもロールは多分炭○郎だったんじゃないかな(適当)。あと侵蝕率100%↑で《フルインストール》LV6(ダイス+18個)とか言うやった人あんましいなさそーなのはやってみたかった感。でも今回はクロスにしたのでこんな感じで着地です。
経験点+30が本当に有難かったです(感想)