ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

森本 一颯 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

マスターレイスN/A'(        ショー)森本 一颯(もりもと いぶき)

プレイヤー:こーま

自由登録 基本ステージ ひーらぎ
年齢
16
性別
星座
天秤座
身長
182cm
体重
72kg
血液型
A型
ワークス
FHエージェントC
カヴァー
高校生
ブリード
クロスブリード
シンドローム
サラマンダー
ハヌマーン
HP最大値
29
常備化ポイント
6
財産ポイント
4
行動値
+15=20
戦闘移動
25
全力移動
50

経験点

消費
+219
未使用
5
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 ずっと子供が産まれなかった両親のもとに産まれた。両親は勿論、周りのみんなも一颯の誕生を楽しみにしていたらしい。
待ち望まれた子
経験 この街にただの一学生として残ることは出来なかった。博士のツテもあった。だから、受験を目前にして僕はあの学校を静かに去った。……兄弟を思い出して辛かったし。
転校
欲望 全てを奪われた者が、自分から全てを奪ったものを憎むのは、至極真っ当で当然のことである。故に、少年はレネゲイドという異端を抹消することを望んだ。“何の変哲もない世界の実現”、それこそが彼のネガイである。
理想の実現
覚醒 侵蝕値 炎は、困惑する少年の身体を包んで離さなかった。目の前の惨事から目を逸らさせぬよう、少年を留める鎖となりながら燃え続けた。1人の少年に平穏な日常の儚さを教えるには、それはあまりにも十二分すぎた。
18
衝動 侵蝕値 レネゲイドさえなければ。そうだ。全てはこの力が悪い。この力さえなければ、誰も死ななかった。全てレネゲイドが悪いんだ。やっぱり、こんなものは存在しないに越したことはない。…………ほんとうに、それだけだったっけ?
妄想 14
/変異暴走 あなたは通常のバッドステータスに加えて、暴走を受けている間、さらに行動値が-10される。(RU:P32)
その他の修正4先手必勝(4)
侵蝕率基本値36

能力値

肉体3 感覚1 精神3 社会2
シンドローム2+1 シンドローム0+1 シンドローム1+1 シンドローム1+1
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC11 交渉
回避 知覚 意志+1=5 調達1
知識:レネゲイド2 情報:噂話2
情報:UGN1
情報:FH4

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
D 秘められた選定者(シークレットセレクター) サムさんが託してくれた力。僕はこれを手に、世界の変遷を見守る。世界の変革を追い求める人の下で。
かつての憧れ 赤羽焔 執着 隔意 BL 自分の信念を貫くその姿に、大切なものを守ろうとするその姿に、遺されたものを手に、前へと突き進んでいった彼に、僕は憧れていた。けれど、それは過去の話。今はもう、敵同士だから。
恩人 アルフレッド・J・コードウェル 恩義 不安 遺産:パンドーラーの匣の契約者にはなれなかった。けれど博士は、僕を見捨てないでくださった。だから僕はあの日、これからもこのお方についていこうと思った。その方が、サムさんの言ったことが真実かどうか分かりそうだから。

メモリー

関係名前感情
両親 森本雄大(もりもとゆうだい)森本香菜(もりもとかな) 寂しさ 自分1人を残して他界した。1人だけ取り残されるのは正直寂しい。……親不孝な息子で、ごめんなさい。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
不燃体 1 常時 自動成功 至近
熱に強いことをあらわすエフェクト。あなたは、通常の炎や寒さからダメージを受けない。この効果はエフェクトによる攻撃には効果を持たない。(EA:P111)
無音の空間 1 メジャーアクション 自動成功 単体 視界
自らの気配を完全に消し去るエフェクト。(EA:P79)
軽功 1 常時 自動成功 自身 至近
すさまじく身軽であることを表すエフェクト。(EA:P79)
真偽感知 1 メジャーアクション 自動成功 単体 視界 2
対象の声色から、発言の内容に嘘がないかを見抜くエフェクト。このエフェクトによって分かるのは嘘をついているかどうかであり、相手がどういう内容の嘘をついているかまではわからない。必要に応じて〈RC〉の判定あり。(EA:P79)
超越者の眼力 1 メジャーアクション 〈意志〉 自動成功 範囲(選択) 至近 1
シナリオLv回。非オーヴァードのキャラクターにのみ使用でき、使用すると、対象はエキストラになる。(EA:P133)
超越的能力 1 常時 自動成功 自身 至近
選択:《超越者の眼力》。エキストラor非オーヴァードのみを対象とするエフェクトをLv個選択する。選択したエフェクトは、効果に同意したキャラクターならエキストラ以外やオーヴァードのキャラクターにも効果を発揮する。(EA:P133)
先手必勝 5 常時 自動成功 自身 至近
基本侵蝕+4。あなたの【行動値】を+[Lv×3]する。このエフェクトは侵蝕率によってレベルアップしない。(EA:P76)
限界突破 1 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 3 80%
「1ラウンドに1回まで使用できる」エフェクトを1つ、ラウンド2回まで使用できる。シナリオLv回。(EA:P77)
氷の回廊 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 1
飛行状態で戦闘移動を行う。その際、移動距離を+[Lv×2]mする。(EA:P106)
揺るぎなき心 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 1
自身が受けている暴走以外のBSを[Lv+1]個回復する。どのBSを回復するかは自身が決定する。(EA:P109)
ライトスピード 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 5 100%
そのメインプロセスでは、メジャーアクションを2回行える。そのメジャーアクションでは判定のC値を+1する。シナリオ1回。(EA:P77)
氷の塔 6 メジャーアクション 〈RC〉 対決 範囲(選択) 視界 4
同エン不可。「攻撃力:+[Lv×3]」の射撃攻撃を行なう。亡霊の御印(レイスサイン)修正済み。(EA:P106)経験点修正:-5点]
氷炎の乱舞 5 メジャーアクション 〈RC〉 対決 4 リミット
《氷の塔》と組み合わせて使用する。組み合わせた攻撃の攻撃力を+[Lv×3]する。ただし、このエフェクトを組み合わせた判定のダイスを-2個する。
コンセントレイト:サラマンダー 3 メジャーアクション シンドローム 2
C値を-Lv(下限値7)する。(EA:P129)
援護の風 5 オートアクション 自動成功 単体 視界 2
ラウンド1回。対象が判定を行なう直前に使用する。その判定のダイスを+Lv個する。(EA:P74)
ウィンドブレス 3 オートアクション 自動成功 単体 視界 2 リミット
《援護の風》を使用する直前に宣言する。《援護の風》を使用した判定の達成値を+[Lv×3]する。(EA:P78)
マクスウェルの悪魔 3 オートアクション 自動成功 単体 視界 5 妄想、120%
対象が行なうダメージロールの直前に使用する。そのダメージを+[Lv+1]Dか-[Lv+1]Dする。増減する値は、ダメージロールとは別個に算出すること。このエフェクトにはあなたに対する攻撃か、あなたが行なう攻撃のダメージロールにしか使用できず、1ラウンドに1回まで使用できる。(RU:P33)

コンボ

灰燼に帰す流星火(ピルカイア)

組み合わせ
《氷の塔》+《C:サラマンダー》+《氷炎の乱舞》
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
範囲(選択)
射程
視界
侵蝕値
14
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
3+(-2)
7
11
33
100%以上
3+(-2)
7
11
39

空気中の水蒸気から熱を奪い、それをもとに炎を生み出す。そしてその副産物である氷塊に炎を纏わせ、流星火の如く敵対者のもとへと降り注がせる。
その炎が地に落ちた時、空気の海が展開され、辺り一面を燃やし尽くすことだろう。

――――この炎は、僕の欲望(ネガイ)だから。

装甲/ガード有効。ここに《援護の風》《ウィンドブレス》を乗せるつもり。場合によっては《マクスウェルの悪魔》も。

敲氷求火(コウヒョウキュウカ)

組み合わせ
《氷の回廊》+《揺るぎなき心》+《ライトスピード》
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
7
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

目的に合った方法をとらないと、いくら苦労してもその目的は達せられない。
そう言うのならば、僕はこの理想のためにどんな手段でもとってやる。

――――全ては、あの日叶えられなかった欲望(ネガイ)のために。

飛行状態での戦闘移動を行い、バッドステータスを受けている場合はそれを解除する。さらに、次のメジャーアクションを2回行える。

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
思い出の一品 2 その他 〈意志〉 自身が行う〈意志〉の判定の達成値に+1する。「学業御守」と書かれたお守り。①P180
亡霊の御印(レイスサイン) 5 エンブレム/一般 選択:《氷の塔》
あなたがコードウェル博士に認められた存在であることを示す証。
あなたが取得している「制限:-」のエフェクトひとつを選択する。あなたが取得している選択したエフェクトのレベルに+1、最大レベルに+1する。(IA:P152)

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 37 287 5 15 344 5/349
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

「やっぱり、諦めることはできないんだ。……僕には、欲望(コレ)に縋ることしかできないから。」

3行でわかる森本一颯

近隣の町から今回南馬市に引っ越してくることになったUGNイリーガルの高校1年生。
あまり活動的ではない、静かでおとなしい雰囲気を感じさせるような少年。
誰に対しても一定の温厚さを感じさせるが、掴みどころがない側面もある。

※5話時点の彼のキャラシはこちらをご確認ください

森本一颯、基本設定

この度南馬市に引っ越してきたUGNイリーガルの男子高校生。現在は高校1年生。
かつて近隣地域で発生したレネゲイド関係の事件に巻き込まれたことがきっかけとなり、覚醒した。その際に両親を喪っている。
それ以来、中学卒業までは"虹彩異色(ヘテロクロミア)"三嶋拓馬という1人のオーヴァードにお世話になりながら生活をしていた。主に力の使い方やレネゲイド関連の知識を教わった。
高校に入学してすぐの頃は、今お世話になっている施設から南馬市内の高校に通学していた。しかし、予想以上に通学が大変だったことから今回南馬市で安いアパートを借りて一人暮らしすることになった。一人暮らし初心者だが、なんだかんだ生活できている模様。

性格を一言で表そうと試みるのならば、"温厚"。裏表がなく、常に一定の穏やかさを保ち続けている。しかし、掴みどころがない側面もあり、他者からしてみると何を考えているのかがわからないと捉えられそうな様子もしばしば見られる。
また、活発かそうでないかで言えば、そうでない側に含まれるような雰囲気を漂わせている。どちらかと言うと静かでおとなしいタイプ。少なくともコミュニティの中心に立ったり率先して先導したりするタイプではない。けれども無口というわけではなく、意思疎通を自分から試みることはあるような感じ。

森本一颯、戦闘スタイル

空気中の水蒸気から熱エネルギーを奪い、氷の礫を作り出す。そしてその際に得た熱エネルギーを用いて風を起こす。そしてその風に氷の礫を乗せて、目標へと放つ。
この際に余った熱エネルギーは自身のレネゲイドに蓄積される。《不燃体》の効果によって一颯本人は熱への耐性があるため、この事象による影響はさほどないとされている。

炎を使ったときの戦闘スタイル

周囲の水蒸気から熱エネルギーを吸収し、その熱エネルギーをもとして炎を生み出すことが出来るのが彼の能力である。熱エネルギーを吸収することによる副産物である氷の礫に炎をまとわせることで、生み出した炎の球を自由自在に操作することが可能となる。
また、ハヌマーンの能力を使うことでその炎を増幅することが出来る。イージーエフェクト《高濃度酸素バブル》よろしく、目標の周囲の空気に干渉し一定範囲内に含まれる酸素の割合を増加させ、より炎の威力を高めることができるのだ。

森本一颯、好きなものとか嫌いなものとか色々

誕生日10月22日
好きなもの夜景、展望台や展望デッキ
苦手なもの煙草の臭い、偉い人の長話
特技・趣味夜景鑑賞、落書き
学業成績全体的に中の上程度。良くもなく、悪くもなく。

森本一颯、一人称など話し方について

一人称
二人称目上の人に二人称を使うなら「そちら」など。同世代・歳下には君、そっちなど。
名前の呼び方目上の人や歳上の人には名字+さん。同年代であれば名字+くん/さん。年下であれば下の名前にさんやくん付けで呼ぶこともある。
ニックネーム自分から他者につけたり他者につけられることを望んだりはしない。こう呼んで、と言われたら(場合によっては困惑しつつ)そう呼ぶこともある。

秘匿関連設定

旧コードネームについて

空気の海に溺れる(ハイポキシア)
炎ではなく、空気を操る方の能力に関連して与えられたコードネーム。酸素の不足も酸素の余剰も人体の生命に影響を及ぼす、というニュアンスでつけられたものだと思われる。

将来的にやりたいことリストならびに使えそうな設定

□大災害に永遠に引っ張られ続けてるので、最終話のEDの時点までに前を向けるようになりたい。⇨ゴメン無理どう考えても前向けないわ。
□今はまだその時じゃないんだけど、どこかのCX戦闘で炎を使いたい。

曇らせたいし曇ってるんだけど、最後には晴れ間が見えてほしくないですか。要するにそれです。
って思ってたんですけど晴れ間が見えそうにありません。これから先曇り続けそうです。(11/12追記)
やっぱり曇りました。どうしようもなかったです。(1/23追記)

●森本一颯は世間や流行りものに疎い
マジで詳しくなさそう。FHっていう組織の少年少女、よほど自発的に摂取しない限りは流行りものとか詳しくなさそう。
●森本一颯の成長期はもう終わった
人より成長期が気持ち早かった&もともとまぁまぁ高かった。

もともとのDロイスの効果

『No.C02:コールドウェルの子(マスターレイス)』。指定エフェクトは《氷の塔》。選択したエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力に+10(99%↓)/+15(100%~119%)/+20(120%↑)する。ただし、この効果で選択したエフェクトの侵蝕率を+4する。

ロイスの話

●両親
両親。本来は火災の中で喪っている。
父の名前は森本雄大(もりもとゆうだい)、母の名前は森本香菜(もりもとかな)
●"虹彩異色(ヘテロクロミア)"三嶋拓馬
FHエージェント。男性。自分に力の使い方を教えてくれた人。いわゆる師匠みたいな人。

●幾島七菜子について
表の猜疑心は「幾島七菜子は本当にジョーカーズワイルド側の裏切り者なのか?」というニュアンスの猜疑心にしたいなって。こちらとしてはFH側の人間だと認識しているので、彼女が裏切るわけがないと信じてた。なので猜疑心表。

●赤羽焔について
過去を乗り越えられる焔くんって強いと思うんですよ。一颯って、過去を乗り越えられていないからこそのこの立ち位置なので。
その意味の憧憬をとりました。隔意はいつも通り。立場が対立軸なので。

●標双葉について
3話の固定ロイスにしたくらいから、彼女のことを“匣そのもの”と意識して捉えるようになっています。双葉じゃなくて、匣。ちなむと今の一颯は双葉ちゃんにクッキーとかあげない。
表向きはあくまでも脅威。匣に対する執着心を表にするにはまだ早い。

→5話プリプレイで、ついにロイスを““パンドーラーの匣””にしました。そろそろかなと思ったので。

●4話で取った玄景くんのロイスについて
P連帯感…『大災害で家族も友達も全てを奪われた』というところに仲間意識を感じた。だって一颯もだしね。
N隔意…その後の立場の差ってやつ。あっちはフルハウスでこっちはFH。あと玄景くん前向けてすごいなって。生きようとしてて偉いなって。

●ジャックについて
邪魔なので倒す。わりとそれだけ。
先達倒すべし。そういう意味で執着してたし敵愾心も持ってた。
今はなんかもう、可哀想だなって気持ちにもなってきている。あんなに強大な人に見えたのに、欲望に身を投げてただ死んでいったので。

好きなものとかの話

●夜景鑑賞とか
これは単純にもともと好きなもの。今でも、時折展望台などから眺めている。
マスターレイスN/A'ではなく、"森本一颯"という1人の人間としての自分を自分の中に留める要素の1つになっている。1人で静かに夜景を眺めている時だけは、自分が巻き込まれた非日常を忘れられるようだ。
●煙草の臭い
厳密には煙の臭いはだいたい苦手。理由は大災害のときの火災を思い出すから。それはそれとして煙草は元々苦手だった。
●落書き
絵を描くことがもともと好きだった。絵画教室に通ったり美術部に所属したりするほどではなかったが、修学旅行のしおりの表紙絵等の宿題に楽しんで取り組めるくらいには絵を描くことを楽しんでいたようだ。
両親曰く、小さい頃から画用紙とクレヨンでずっと遊んでいるような子どもだったらしい。よく「見てみて〜!」と両親や兄姉のもとに持っていって、感想を求めていたという。
また、小学生の頃には誕生日に120色の色鉛筆セットをねだった事があった。その色鉛筆セットをずっと大切に使っていたが、火災の中で燃えてしまい、使える状態ではなくなってしまった。
それ以来、絵を描くことからは極力離れようとしている。

大災害前の森本一颯

1クラスに1,2人はいそうな大人しい少年であった。クラスメイトとの付き合いはほぼほぼ男子だけではあったが、女子に話しかけられても何事もなく対応できるようなタイプ。男友達と何人かでグループとして行動していたが、その中では1番流されにくい冷静なポジションであった。
学業成績は今とほぼ変わらず中の上くらい。副教科を含めても美術が飛び抜けて良いことを除けば中程度。

大災害後の森本一颯

FHに引き取られる形で南馬市から離れた。その後FHで能力訓練や戦闘訓練を受けつつ、FHが運営に噛んでいる他地域の中学校に編入した。本人の「義務教育だけはきちんと終えておきたい」という要望があったこともあり、FHが柔軟に動いてくれた。
しかし、そこではほとんど友人を作らなかった。大災害で全てを一度失ったからこそ、友人を作る気になれなかったことや編入時期が中学3年の受験前だったことがその理由となっている。
また、現在(CP開始頃の時系列)と比較してもう少し無口で暗い性格だった。元の性格に少しずつ戻ってきたのは、1年の年月が多少心の傷を癒やしてくれたことと関連があるだろう。

●思い出の一品
すこしだけ焼けた痕跡があるお守り。「学業御守」と書いてある。
南馬市大災害当時、一颯は受験生であった。その時に家族からプレゼントされた受験お守り。
未だに鞄の中にずっと入っている。焼けた痕跡が気になるため、普段鞄の外につけることはない。

戦闘スタイルの話
炎の能力を使わない理由

サラマンダーというシンドロームは、氷に関連する氷結系と、炎に関連する火炎系の2つに分類される。
彼が普段用いるサラマンダーの能力は、いわゆる氷結系のものである。これは三嶋が行った訓練の結果によって後から習得したものであり、彼が本来持っていたサラマンダーの能力とは異なる。
彼は本来火炎系のオーヴァードである。しかし、1年前の大災害で炎に飲み込まれる家族を目にしたことや、すべてを失ってしまったことがきっかけとなり、彼自身は炎に対する強い苦手意識を無意識に持っている。ゆえに、マスターレイスN/A'としての活動に支障が出ないよう、FH側は意図的に氷結系の能力を使用することができるよう訓練を行った。現在では、特に意識せずとも氷結系の能力が使えるようになっている。
しかし、今後何かの外的要因によって火炎系の能力を使用する場合があるかもしれない。

例えばレネゲイドの暴走とか。衝動の高まりとか。

大災害の諸々が、自分と関係ないってわかったし、自分が恐れていた炎というものが家族を奪ったわけではないということがわかってしまったので、炎も使っていこうと思います。

炎を使う際の勝手なコンボ名

灰燼に帰す劫火(ピルカイア/πυρκαγιά)
かの大災害の中で、一颯が目覚めた本来の能力。基本的には本人の無意識下で使われることが多い。本人の衝動が昂っている際や暴走状態で現れるとされている。
天から降り注ぐ火球が、対象周辺に降り注がれる。勢いよく焔が燃えさかると同時に、周辺の酸素濃度が増加。それによって火球によるダメージ以上のものを周囲に与えることが可能となる。

衝動判定に失敗するか、匣への欲望を剥き出しにした頃に使います。

『マスターレイス N/A'(ショー)
概要

遺産『パンドーラーの匣』の契約者となるべく、コードウェル博士によってマスターレイスの1人へと迎え入れられた少年。変則的なマスターレイスであるため、本来であれば存在しないコードネームを与えられている。
特殊な事情で迎えられた故か、FHの中での人付き合いはかなり限定的である。また、本人がもともと積極的に人と関わろうとしないことや個々の欲望が優先されるようなFHの雰囲気にまだ慣れることができていないことも、限定的な人付き合いの理由であろう。
しかしその中で、レネゲイドの使い方を自分に教えてくれた上に、大災害以来中学卒業まで面倒を見てくれていた三嶋には感謝をしている。他にも、居場所を失った自分を迎え入れてくれたコードウェル博士には、少なくともこの任務が終わるまではついて行こうと決めている。任務が終わってからのことはわからないので流れに身を任せるつもり。

欲望(ネガイ)の話

欲望:何の変哲もない世界
レネゲイドさえ存在しなければ、遺産なんてものも存在しなかったはずだ。遺産なんてものが存在しなければ、あの日、あの場所で災害なんて起こらなかった。
あの災害さえ起こらなければ、父さんと母さんと京子さんと、みか姉とこう兄とまさ兄、そしてハルと真尋と、みんなであの場所で暮らしていられたはずなのに。うるさいくらいに賑やかなあの家で、僕が家を出るその時まで、みんなで笑っていられたはずなのに。

僕だけが生き残るなんてことも、なかったのに。


補足
森本一颯(マスターレイス・ショー)、彼の欲望は『何の変哲もない世界』。言い換えるならば『レネゲイドが存在しない世界を作り出すこと』である。
他のマスターレイスが世界の変革を望んでいるのと同じく、彼もそのような欲望(ネガイ)を抱いている。
彼が言うには、「レネゲイドさえなければ自分1人だけ生き残ってしまうことなんてなかった」とのこと。生存者罪責感(サバイバーズ・ギルト)を感じることもあるらしい。

しかし、もしこの世にレネゲイドなどというものが存在しなかったのならば、彼は自身が"家族"と呼んでいた少年少女と出会うことはなかったのである―――

欲望の話の中で出てきた登場人物の名前と簡単な設定メモ(使用予定なし)

●京子さん(本村京子(もとむらみやこ))
ファミリーホーム『晴れる家』の補助者。一颯の母親の従姉妹で、面倒見が良い。
●みか姉(原野美香(はらのみか))
子どもたちの最年長。大人しいけれど、芯がしっかりしてる。
●こう兄(菊池幸多(きくちこうた))
明るく活発元気な典型的陽キャ少年。
●まさ兄(村田勝(むらたまさる))
マイペースで天然。
●ハル(瀬川陽希(せがわはるき))
一颯よりも年下の男の子。いたずらっ子。真尋とは双子(兄)。
●真尋(瀬川真尋(せがわまひろ))
可愛いものに目がない女の子。陽希とは双子(妹)。

玄景くんのお兄ちゃんに一颯が似てるかもしれないって話嬉しい。もしかしたら弟分が大災害前の玄景くんに似てた可能性がある。

匣に対する思いや匣に願う理由(4話と5話の間で更新しました)

・レネゲイドがなければ、そもそもあの大災害は起きなかった。
・レネゲイドがあるから、戦わなければならない
・焔くんや玄景くんだってレネゲイドの被害者なんじゃないか?大災害の責任を負わされたり、家族を奪われたり。
・レネゲイドがあるから、今日もまたUGNだのFHだの争いが起きる
・レネゲイドなんてものがなければ、もっと平穏に暮らしていられた。
・匣の代償になった人達は皆、自らの命を奪ったレネゲイドを憎んでいるのではないか?だったとすれば、それを淘汰することが彼らの復讐にもなり得るのではないだろうか。
→そもそも匣の中の1万人は無駄死じゃん。
・死んだ人を生き返らせるのは、ある意味冒涜だと思う。
(ここまで〜4話開始時点)
・玄景くんのジャーム化を受けて、やっぱりレネゲイドなんてない方が良い思った
・この戦いの中で喪いすぎたのも辛い(支部長とか)

だからこそ、レネゲイドたるものを、この世から消滅させたいって、そう思うんだと思う。

今思うのは、玄景くんをどうにかしてからレネゲイドを消してもいいかなという感じのあれこれそれ。
わりと考えてもいいような気がしてきたのでメモ。
友達か願いの片方なら願いを優先するんだけど、両方欲張っていいって言うなら……ねぇ……。

南馬市で発生した災害に関する報告書(1話よりも前に書いたやつなので齟齬が多いです)



市内W町のファミリーホーム「晴れる家」にて火災が発生。発生から約30時間後に鎮圧。さらに約3時間後に鎮火を確認。
児童5名を含む、死者8名を確認。生存者は児童1名。

それに関する、あるFHエージェントの記録


当該施設は、レネゲイドの力によって孤児となってしまった児童らを保護する施設であった。
UGNにもFHにも属さない中立の組織で、レネゲイド拡散初期から人知れずオーヴァードを匿っていたものと見られる。

死者8名はいずれもオーヴァードであった。また、唯一の生存者である児童Aは、この火災のさなか覚醒したと見られる。
Aは当該施設の事業主である夫婦の子で、保護者の意向のもと、非オーヴァードでありながらオーヴァードの児童5名と暮らしていた。また、施設内ではオーヴァードについての情報は秘匿されておらず、その当時からAはオーヴァードについて一定の理解を示していたとされる。

当該施設での火災の発生原因は南馬市大災害の二次災害である。しかし、同じ規模の建造物の中で、これほどまでに消火に時間を要したのはこの施設のみである。
この点について、Aの能力とその暴走がこの延焼に関連しているというのがこちらの見解だ。

Aは火災の中でハヌマーンとサラマンダーのクロスブリードに覚醒したとされている。
火災発生後、第七使徒が中心となって調査を行った結果、Aは自身の周囲の大気の構成比を一時的に操作することができると判明した。また、博士によると、Aが発見された時、Aは暴走状態であった。
このことから、暴走状態にあったAが自身のレネゲイドを操作することが困難になった結果、Aの周囲の酸素の割合を増加させてしまったことが当該施設での火災が延焼した原因の1つであると推測される。

なお、オーヴァードに覚醒した後のAには記憶処理を施してある。
Aの火災についての記憶に処理を行い、Aが火災現場で暴走したこと等、Aと延焼の関連性に本人が気づかないようAの一部の記憶を封じることに成功した。しかし、Aの火災に関する記憶全てを処理した場合、他のAの記憶と辻褄が合わなくなるリスクが高かったため、「Aは在宅中に火災に巻き込まれた」「Aのみが家族の中で生き残った」という程度はA本人の記憶の中に残してある。
こちらとしては、Aに火災の詳細を思い出させないことにより、Aがレネゲイドへの恐れや過去のトラウマを気にすることなく能力を使用することができれば良いと考えている。
なお、記憶処理による副作用は生じなかったが、Aの炎に対する苦手意識のみは払拭することが叶わなかった。
そのため、Aには炎の能力を極力使わせない方針でレネゲイドコントロールを学ばせている。

個人用イメソンコーナー


仮決めイメソン。またはキャラ作成にあたってイメージを借りた曲。
全ては解釈次第なので、はっきりとしたネタバレではないと思うけど一応折りたたみ。
多分未来の自分用RP指針になる。

なってるわ。


「Lights, Colors, New Worlds」feat.Gumi Whisper / Yunoshin
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41965244


hypoxia feat.BOOGEY VOXX / hijiri
https://youtu.be/TQP7cYyklQk


colorless mind / ゆちゃP
https://youtu.be/NuC4nJEFyvU?si=B5wtoroemwSKonDf


CP中にちょっとでも前を向けるようになったらこういう感じになりたいなって勝手に思ってるってメモ。


ReI / THE ORAL CIGARETTES
https://youtu.be/Uda4cVb3EG8

多分そんな日は来ない。もう来ない。

来なかったな〜〜〜〜〜。

Secret Selection完結後の森本一颯など(自己解釈含む)

森本一颯のその後

コードウェル博士に捨てられるかもしれない、と内心思っていたが、まだしばらくは捨てられなさそうでやや安心している。これから先は、正式なマスターレイスとして、あちこち色んな任務に出向くはず。多分任務の割り振り的には、戦闘よりも潜入とか情報収集向き。
森本一颯本来の人当たりの良さはほどほどに残っているが、冷酷さや残忍さが今後増していくと思われる。(FHマインドを学ぶ時間が与えられるため)
コードウェル博士の命令であれば、世界各国どこへでも行くし、潜入任務でも何でもやると思う。場合によっては南馬市支部に忍び込んでいた経験も役立つし。

あと南馬市からは去っています。高校も転校した扱いになっている。連絡先は誰にも教えないし、電話番号もメアドもLINEのアカウントも変えたり消したりした。

森本一颯のクソデカコンプレックス

赤羽焔くんに対して抱くコンプレックスが大きすぎて面白い。
一言で要約するなら、赤羽くんに自分の“もしも”を見たって感じ。
多分大体の原因はSS2話にある。

以下妄言/暴走を含むのでワンクッション

2話OPで六波羅くんと出会って、そしてその後びっくりするくらい沈んでた赤羽くんが再び立ち上がった姿が事の発端。2話の途中で垣間見えた贖罪だとか、そういう要素に元々赤羽くんの強さを感じていた。そこにさらにとどめを刺されたのが、本来赤羽くんと無関係であると考えられる六波羅くんの仇討ちもするって決めたところかなと。
「決めた……。お前ら全員ぶっ殺してやる……!」の発言がナチュラルにあそこで出てくるの本当にすごいですよね赤羽くん。六波羅くんと安心院ちゃんの遺志をあそこで瞬時に継ぐの強くないですか?

で、その辺りではっきりと自覚するんですよ。自分と彼(赤羽くん)は立場が真逆なんだなって。

そしてそれと同時に、憧れに似た感情を抱き始めるイメージかなって。
「自分も、大災害がなければ彼みたいに強くあれたのかな」とか、「あの場で覚醒して、1人だけ生き残るなんてことがなければ、彼みたいに前へと進んでいけたのかな」とか。多分そんな感じ。

そこからですよねクソデカコンプレックス。1番拗らせが大きいのは5話です。

これ私がめちゃめちゃ意識してただけなんですけど、すげ〜〜〜赤羽くんと一颯の間に対立軸要素を感じてキャッキャしてました。裏で私自身(そして一颯)が抱え込んでいたその隔たりが、おそらく憧れに似たコンプレックスとして出てたんじゃないかなって思います。
そして4話前のふせったーに続く。色々と焔くんと対立軸感じて楽しかったって話です。

一颯から見た他PC/NPC

赤羽焔(赤羽くん)
最初はただ「すごいな」って感じだったんだけど、赤羽くんに対して自分の“もしも”を感じてからコンプレックスが大きくなった。
友達だと思いたかった反面、必ず自分と敵対することが分かりきっていたところはあると思う。出会うなら違う形で出会いたかった。
細かいところはクソデカコンプレックスを見てほしい。

有栖川・ホンドー(サムさん)
もしかしたら自分のことを疑ってたのかもしれない。でも大黒くんや赤羽くんと同じように自分のことを扱ってくれてたことには感謝してる。
「すごい大人だな。頼れる人だな。」って感じに思ってたところはある。

大黒玄景(大黒くん)
大黒くんも眩しかった。いつも正々堂々してるし、自分の意志を貫き通すし。
多分大黒くんの回想シーンのあの辺聞いてから隔意が大きくなって、より眩しく見えたんだと思う。
ジャーム化はショックが大きかった。“自分が匣に願って大黒くんを助ける”って意識もかなり芽生えてた。

鈴井一音(呼ぶとしたら:鈴井さん)
まじで接点のせの字もなかったけど、鍵を持ってる元マスターエージェントというところでかなり警戒してた節はあったと思う。悪い人ではないんだろうなと思ってる。

標双葉(双葉ちゃん)
最初は標双葉という1人の少女として認識していた。だから「双葉ちゃんは強いな」と思ったし、クッキーあげた。
でも双葉ちゃんが匣そのものだと知ってからは、匣としてしか認識できていないところがある。というか匣として見てた。表でそんな素振り見せたら焔くんに怒られるのは予見できていたこともあり、双葉ちゃんとして見るようにしてたけど。

四谷魁人(アジ・ダハーカ)
マスターレイスだってどうのこうの、って言われた時「ここにマスターレイスいるんだけどな」って思った反面、「こんなところで負けたらコードウェル博士の顔に泥を塗ってしまう」と思っていたところもある。

六波羅登也(リーサル・アームズ)
赤羽くんが災害を引き起こした、そして彼もその被害者だった、と聞いたときには同情を覚えた。けれどそのやり方に理解はできなかった。
オフェンダーによって操られてたってわかったあとは、ただただ可哀想って感覚を覚えてる。レネゲイドのせいで狂わされた、被害者の1人という感覚も少なからずある。

幾島七菜子(幾島さん、幾島副支部長、トレイター)
すげーー世話になったので、七菜子ちゃんが捕まってなかったらどこかで絶対丁寧にお礼を述べている。1話とかちょこちょこお話するタイミングがあったんだけど、どこで誰が何聞いてるかわからない状態だったので裏の話をしないように一颯は頑張っていた。
2話EDで捕まった時びっくりした。みんなが攻撃体制を取る中、彼女がJW側についたと疑われていることに衝撃を覚え、攻撃しようとすることができなかった。
これは小咄なんですけど、七菜子ちゃんが裏切ってから一颯は1度も彼女のことを「裏切者」って呼んでないはず。なぜならJW側につくメリットがないと考えてた&FH側の人間であると信じていたから。

幾島八重子(オフェンダー)
匣(というかジャックくん討伐)のために倒さなきゃいけない相手だったし、幾島七菜子を利用していたことへの怒りも少なからずあったしでわりと強くあたってしまった相手。
あの時の一颯はある程度殺意を抱いてたと思う。

ジャック・ローバー(ジャック・ローバー)
CP中たった1人一颯が“お前”と呼んだ男。
隠していることをバラされるし、匣の入手までの1番の強敵だと思ってたし大災害引き起こした原因だしで本当に当たりが強かった。3話の一颯と4話の一颯でも対応に違いが見られる。
マスターレイスになりそびれた、という過去を知っているからこそ実力は十二分にわかっているつもりになっているところはある。だからこそ5話CXで再現体とはいえジャックが出た時は、彼へのロイスを切ってまでして戦った可能性がある。
一颯が欲望について強く思うようになった過程に最も影響を与えていると思う。FHらしさのお手本的存在だったのかもしれない。もう彼FH抜けてたけど。
あともし匣の力を使えたとして、ジャックのようになること(理性を失ったような化け物になること、そして暴れまわり他者への大きな被害を与えること)は絶対に避けようと思った。ジャックの二の舞にはならないよう思っていたところはあると思う。

剣持皇持(支部長、剣持支部長)
ジャックに呑まれて死んだと思ってた。だからこそ心を痛めてた。あと多分かなり警戒してた相手ではあった。
でもそんなことはなかったし、指輪を鈴井ちゃんから奪った辺りから、本質的には自分と同じなんだなって思っていたところは少なからずある。
5話CXでは倒して指輪を手に入れることばかり考えていた。

森本一颯ヒューマンリレーション風二次創作


但し本文のみ。一部割愛。

比較的読みやすい方

すごく長いのでもう1クッション

“マスターレイス N/A’(ショー)”
森本一颯(もりもと・いぶき)

■存在しない数を持つ子
 FHに所属する“マスターレイス”のひとり。南馬市大災害の数少ない生還者として、そして『パンドーラーの匣』の契約者候補として、コードウェル博士に命を救われた。
 一見温厚そうな雰囲気を持つ少年。裏表がなく、常に一定の穏やかさを纏っている。しかし、胸の内を明かした際には、氷のように冷たい一面が見え隠れする。
 南馬市での任務を終えた今なお、叶えられなかった欲望(ネガイ)のために行動しているようだ。

●大災害の生き残り
 『パンドーラーの匣』は代償として10,000人分のオーヴァードまたはジャームの命を要求する。その際のレネゲイドの拡散から生還する確率は、0.1%未満だとされている。そして南馬市大災害という代償の中で、選ばれた0.1%未満の存在が彼である。
 大災害の最中にオーヴァードとして覚醒した彼は、目の前で家族全員を亡くした。そして、暴走した自身の能力によって帰る場所をも失ったのであった。

●“何の変哲もない世界”
 レネゲイドにより全てを失った彼は、ある1つの欲望(ネガイ)を抱いた。それこそが“何の変哲もない世界”である。
 「もう二度と、自分と同じような被害者が生まれないようにする」「自分から全てを奪ったレネゲイドを許さない」そんな思いを胸に、彼は『パンドーラーの匣』の契約者となるべく南馬市へと赴いた。そして3つの指輪を手に入れることに成功した。――――しかし、その欲望(ネガイ)を叶えることはできなかった。

●赤羽焔
 UGNチルドレン、赤羽焔と出会ったのはUGN南馬市支部にイリーガルとして潜入していた時であった。『鍵』の力によって大災害から生還した彼は、自分が大災害を引き起こしたのかもしれない、という思いを抱え続けていた。しかし、『パンドーラーの匣』を巡る闘いの中で、彼は多くの人々の遺志を継ぎながら、前へと進んでいった。
 そんな彼に対して一颯は、憧れにも似た感情を抱いていた。自分とは異なり、前へと進んでいくその姿に眩しさを覚えていた。そして、彼が指輪の所持者であることを知ってからは、『パンドーラーの匣』の契約者になるための、最後に聳え立つ障壁は彼だろうとも感じていた。
 だからこそ、一颯は彼を倒すことに執着していた。その結果が、最終決戦で見せた拳なのだろう。



立ち絵の下くらいにあるやつ
名前:森本一颯
性別:男 年齢:16
ブリード:クロスブリード
シンドローム:サラマンダー/ハヌマーン
ワークス/カヴァー:FHエージェント/高校生
所属:FH/コードウェルセル
コードネーム:“マスターレイスN/A’”
誕生日:10月22日
身長/体重:182cm/72kg
好きなもの:夜景、人気(ひとけ)がなく眺めの良い場所
嫌いなもの:なし
苦手なもの:煙の匂い、偉い人の長話



■戦いの軌跡
 森本一颯は、キャンペーン『Secret Selection』のPC2として登場したキャラクターである。
 本来は、オーヴァードばかりが暮らすファミリーホームの経営者夫婦の間に生まれた非オーヴァードであった。物心がつく前からオーヴァードやレネゲイドの存在が身近にあった特殊な環境で育った。特にレネゲイドについて意識することはなく、強いて言うならば憧れの対象であった。
 しかし、南馬市で発生した大災害を機に、彼の生活は一変した。目の前で自分以外の家族全員を亡くした。さらに、大災害の中で目覚めた「周囲から熱を奪って炎に転換し、加えて空気に干渉することで炎をより強く燃やす能力」により、暮らしていた家をも失った。その絶望の体験をきっかけとして、彼はこの世から全てのレネゲイドを無くすことを望んだ。
 FHに助けられてからは、マスターレイスの番外位として教育や訓練を受けていた。そして大災害から1年後、今度は『パンドーラーの匣』の契約者となるべく、再び南馬市の街へと帰ってきたのであった。
 南馬市に来た頃の彼には、欲望(ネガイ)に対する明確なスタンスはなかった。しかし、ジョーカーズワイルドとの戦いを通し、自身の欲望(ネガイ)への思いを育んでいった。そして確実に契約者となれるであろうチャンスが来たその時、自身の胸の内を明かし、仲間たちと対峙した。だがしかし、契約者となることは叶わず、秘められた選定者(シークレットセレクター)という特殊な力を持ったオーヴァードとして、地球へ帰還することとなった。



“結氷を往く”

 気温は氷点下30度。息が詰まるほど激しい雪と風に包まれて、黒髪の少年が歩みを進める。
 少年の“父”が言うには、この極寒の地にもレネゲイドの進化にまつわる物品があるらしい。そしてその調査をするべく、状況によってはそれを奪うために、少年はこの地へと遣わされたのであった。少年にとって、恩人である“父”の命令は絶対。まして、レネゲイドの進化に触れられるとなれば向かわぬ理由などない。そして今に至る。
 ザクザクと雪を踏みしめる音がする。寒冷地仕様の靴を借りたとは言え、歩きにくいことに変わりはないのか、その歩き方には若干のぎこちなさを感じる。雪国にはまだ不慣れなのであろうが、それでも少年は目標まで淡々と進んでいく。
 そんな少年の目の前に1つの建造物が現れた。UGN南極支部の分枝の1つ。南極大陸に眠ると考えられている“遺産”を調査し、発掘する拠点である。そして、つい数日前に新たな“遺産”を発掘したらしく、現在はその調査諸々に追われているようだった。

 空間の音波伝達と匂いの放散を遮断することで、自らの気配を無いものとして扱わせながら、様子を窺う。この吹雪の中ではまだ視界に入らないからであろうか、敵は少年に気がついていないようであった。拠点内部では慌ただしく支部員が動いているようで、窓ガラス越しに見えるシルエットが増減を繰り返している。
 この様子であれば、忍び込んで穏便に片付けることはできなさそうだと少年は感じた。南極支部のUGN職員は全員オーヴァード。いくらここがその分枝の拠点だとは言え、非オーヴァードが混じっているということは考えにくい。程々の隠密行動しかできない彼が侵入するには、些か状況が悪かった。そうとなれば、次に取る手は“襲撃”。幸いにも、速さと殲滅力の2つの観点でならば太刀打ちできる。むしろ、相手の隙を見て動き始められる分、やや少年の方が有利であろう。
 そして少年は、《ワーディング》を展開した。極寒の南極大陸に、輪をかけたような寒波がいきなり到来する。空気は薄れ、一瞬にして標高が高くなったかのような印象を覚える。
 それに気づいたUGN職員がザワザワと外へ集結する。中学英語で聞いたことがあるような構文が聞こえ、辺りを警戒し始める。
 1人の職員が、吹雪の中に佇む少年に気づき声を上げる。しかし、時既に遅し。それと時を同じくして、少年が腕を前へと突き出し無数の流星火がエージェント達を襲った。間髪を入れず再び流星火が降り注ぎ、エージェント達を戦闘不能にする。
 その隙に、すさまじく身軽な動きで拠点へと忍び込む。中で待機していた非戦闘員のオーヴァード達には、少年の持つ“空気を操る能力”によって眠ってもらった。そのうち目覚めるであろうから、その前に目的だけ果たしてしまおうと、最深部に向かう。

 最深部で待ち受けていたのは、1つの容器のようなものであった。“これ”の詳細を少年は知らない。しかし、ここにある遺産らしきものはこれしか無いだろうという推測のもと、研究中のそれを取り上げる。そして通信機のようなものに一言二言何かを伝え、それを落とさぬよう左腕で丁寧に抱え、その場を立ち去る。
 非戦闘員のエージェントはまだ眠っているようだ。それを確認すると、それ以上の攻撃を加えずに素早く外へと脱出する。
 表に出ると、先程の戦闘員達が《リザレクト》を終えて立ち上がっていた。どうやら簡単に逃がしてくれそうにはなく、脱出を試みる少年の前へと立ちはだかる。
 1つ溜息をついて、少年は呟いた。
「できることなら、あまり攻撃をしたくはないけど……。」
 それでも自分の命のためには仕方ないか、と少年は再び攻撃の構えを取る。相手は先程とは違い、陣形を整えている。どうやら、少年が本来持つ流星火では仕留めきれなさそうであった。
 それを瞬時に察知すると、少年はかつて3つの指輪を手に入れたあのときと同じように右手を握った。
「渡されたこの力は、こんなことに使われるなんて想定してなかったはずだけど。……それでも、欲望(ネガイ)のためには、こんなところで倒れるわけには行かないから。」
 そして少年は、4つの鍵と1つの匣に由来する特殊なレネゲイドを起動する。あの日と同じように、全てのものから一瞬で熱を奪い、凍てつかせる。あの日よりも的確に、かつ効率的にエネルギーを操作する。
 少年が手を開いた時、戦闘不能となって倒れたオーヴァードと、それと対象的にただ1人立つ少年の姿があった。吹雪がそれらすべてを包み、さらに無慈悲に彼らから熱を奪わんとする。
 これ以上の攻撃はこの人達を殺してしまうかもしれない、と少年はとどめを刺さずに立ち去る。そうして歩みを進めた少年の先に、1つの門が形成される。少年はそれをくぐり、門はひとりでに閉じられた。
 そして門の先の人物と対面して、少年は言う。

「マスターレイスN/A’(ショー)、只今帰還いたしました。」



森本一颯台詞集
一人称:僕
二人称:君、貴方、お前(ジャック・ローバーに対してのみ)
口調:〜かな、〜だよね?
基本的に口調は穏やかで、温厚さを感じさせる。口が悪くなったり言い方がきつくなったりすることはほとんどない。また目上の人やあまり親しくない人には敬語を使い、尊敬語や謙譲語なども必要に応じて適切に使い分ける。
マスターレイスとしての活動時や自身の欲望のための行動時などでは、口調は変わらないものの、普段と比較して淡々とした話し方であるような印象を受ける。
挨拶1:「森本一颯……です。よろしくお願いします。」(若干の人見知りもしつつ)
挨拶2:「……そっか。僕の欲望(ネガイ)と対立するなら、容赦はできない、かな。」(《ワーディング》を展開しつつ)
好感度(弱) :「ん……そうだな、君がそうしたいと思うのなら、そうするのがいいんじゃないかな?」
好感度(中):「僕にできることでよければ、君に協力するよ。……何ができるかは、わからないけどね。」
好感度(強):「(苗字)くん、無茶なことはしないようにね?……命がなくなったら、元も子もないから。」
プライベート:「……どうかした?僕に何か用事でもあった?」
ビジネス:「これもまた、博士からの命令でもあるから。」
会話1:「1つだけ聞いてもいいかな?……レネゲイドについて、君はどう思う?」
会話2:「昔、少しだけ憧れてた友達がいてね。まるで自分の“もしも”を見たみたいだったんだ。……とても、眩しかったよ。」(過去を懐かしむように)
会話3:「もしもレネゲイドがなかったら、なんて考えたことはある?……ない?……そっか、君は強いんだね。」
攻撃1:「……範囲指定。対象、選択。“燃えろ”……!」(《氷の塔》《氷炎の乱舞》のコンボ使用時)
攻撃2:「叶えたい欲望(ネガイ)があるんだ。だから……!」



GMへのコメント
 森本一颯はマスターレイスの1人であるが、その立ち位置はあくまでも番外位である。もともと非オーヴァードであった上に、FHに加入してからの年月が短い彼は、“FHらしさ”という点では他エージェントたちよりもかなり劣る。特に、何らかの犠牲が生じる際には、それを必要最低限に収めようとする傾向がある。また、非オーヴァードや一般人に危害が加わることを嫌っている。しかし、過去に経験した出来事の影響によりレネゲイドや欲望(ネガイ)への執着は人一倍強く、その点では“FHらしさ”を感じられることもあるだろう。
 また、彼の行動の基準にはコードウェル博士の命令がある。そのため、博士から命令を受けた上であればUGNをはじめとする敵対組織と協力する可能性も考えられる。彼をFH以外と協力させる場合には、コードウェル博士を介入させることでスムーズに協力させることができるだろう。

▼NPCの機能
・依頼者:FHに所属するPCであれば、依頼をすることはあるかもしれない。しかし、通常は依頼人には向いていない。なぜなら彼は、自分が動くことで解決するのであれば、自ら行動し始めてしまうからである。
・協力者:コードウェル博士から命令があったという前提を置けば、誰とでも協力することが可能である。また、博士が介在しなかったとしても、よほどのことがなければ快諾するだろう。ただし、これらには“彼の欲望に反さないこと”と“一度失ったものを復活させないこと”という2点が守られている場合に限る。
・ライバル:あまり適さない。なぜなら彼には、(彼自身がそう思っているかは別として)最大のライバルと呼べる存在が既にロイスにいるからだ。彼が新たにライバルを見つけるのは、赤羽焔という存在を乗り越えてられてからになるだろう。
・シナリオボス:適さない可能性が高い。彼は必要以上の犠牲を避ける傾向があるため、PC達を追い詰めたり何か事件の首謀者になったりするリスクは低いと考えられるからだ。しかし、彼自身の欲望に反する場合であれば、シナリオボスになりうる。

▼注意点
 一颯は、自分の信念や欲望に反しない相手であれば基本的に誰とでも平穏に関わることが出来る。また、潜伏任務など自身の欲望を隠し通す必要がある場合には、その目的が自身にとって利があるか任務が博士によって命じられたものであればそれを隠し通すことも可能である。実際に南馬市支部に潜入していた際には、来たるべきタイミングまで自身の胸の内を隠すことができていた。
 また、一颯は秘められた選定者(シークレットセレクター)という特殊な力を持っていたり、通常のダブルクロス世界線とは異なる世界線で生きていたりする。そのため、ここまでNPCとして森本一颯を登場させる場合についての記述を行ってきたが、そもそもダブルクロスのシナリオに登場させることは不可能である。
 よって、あくまでもこれはSecret Selectionのキャンペーンに狂い続けたオタクの二次創作であり、存在しない架空のヒューマンリレーションであることに留意する必要がある。

PC像として参考にしたもの等

多分影響受けてるなぁと思ったもの達。

hypoxia feat.BOOGEY VOXX / hijiri
キャラシ書きながらめっちゃ聴いた。旧コードネームの由来。

呪術廻戦0
3話の後に観た。乙骨くんに一部感化されています。

Re:ALIVE
ラノベです。こういうキャラは大抵氏家太一って男に感化されてる。

メメントモリ
ソシャゲです。家を燃やしたくだりにわりと関係がある。
気になる方はベルという子やヴァルリーデという子について調べてみてください。

ダブルクロスの各種リプレイ
めっちゃ読書しました。振り返ってみてわりと影響受けてるな……と思ってるのはメビウス2巻CXのあれと、ジェネシスの氷使いの彼。
こーまイチオシはナイツ。

裏においてたメモをそっと出す

なんか言わせたい台詞や簡単な台本を置いてたけど使わなかったのでメモを消す代わりにここに置いておく。


「この世に、レネゲイドたるものが蔓延ってから、一体何人の人が死んだ?……僕はその問いに答えられないけれど、でも、こんな小さな街で、1万人もの人々が死んでいったその瞬間に出くわした。」
「さらにその後、沢山の人がこの街から出ていくことにまでなった。……すべて元を辿れば、レネゲイドの存在のせいで。」
「もうこれ以上、人が死ぬのはコリゴリだ。同じ思いを抱くような人が現れてほしいとも思わない。匣に願うことで、僕に何が起ころうが構わない。……それで、もう誰もレネゲイドの被害者にならないのなら、なおのこと。」

履歴

●将来的な成長予定(2024/01/13時点)
☑《ウィンドブレス》を取る(高)
☑《氷の塔》のレベルを上げる(高)
☑メモリーを取る(高、最優先) 現在1つ⇨1つでよさそう。
☑《氷炎の乱舞》を取る(超高)
☑RCの固定値を盛る(高) 2話終わりで2Lvあげたよ。3話終わりでさらに4Lvあげたよ。
☑《先手必勝》のLvを上げる(中)
☑《援護の風》用にBS対策(高)
☑《限界突破》《ライトスピード》をとる(高)
□【精神】を上昇させる(中)

一颯カラーコード:004c71

●1話後成長 31点→1点(1話残り)
メモリー:両親 15点
《揺るぎなき心》1Lvで取得 15点
所持アイテムから情報掲示板を削除し、思い出の一品を取得。

●2話後成長 1+41点→8点(2話残り)
《氷の塔》4→5Lv 5点
〈RC〉 3→5 4点
《ウィンドブレス》3Lvで取得 25点

●3話後成長 8+46点→4点(3話残り)
EE《軽功》《無音の空間》それぞれ1Lvで取得 4点
《氷炎の乱舞》 5Lvで取得 35点
〈RC〉5→9 11点

●4話後成長 4+47点→0点(4話残り)
《先手必勝》2→5Lv 15点
《限界突破》1Lvで取得 15点
《ライトスピード》1Lvで取得 15点
〈RC〉9→11 6点

●5話後成長 54点→5点(5話残り)
ワークスをFHエージェントCに変更。それに伴い能力値、技能を修正。
EE《真偽感知》《超越者の眼力》《超越的能力》それぞれ1Lvで取得 6点
《マクスウェルの悪魔》3Lvで取得 25点
〈意志〉1→4 6点
〈RC〉10→11 3点
〈情報:FH〉1→4 3点
〈情報:噂話〉0→2 2点
エンブレム『亡霊の御印(レイスサイン)』を取得 5点

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 0
南馬市ステージ
1 2023/09/10 JOKERs wild 31 間高さん 貝さんこーま銀燕さんzelusuさん
2 2023/10/15 fAlse avenger 41 間高さん 貝さんこーま銀燕さんzelusuさん
3 2023/11/05 hideout sQuashed 46 間高さん 貝さんこーま銀燕さんzelusuさん
4 2024/01/13 the blackJack 47 間高さん 貝さんこーま銀燕さんzelusuさん
5 2024/01/21 Key to pandora's box 54 間高さん 貝さんこーま銀燕さんzelusuさん

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