城之崎 陽太
プレイヤー:condo
- 年齢
- 12
- 性別
- 男
- 星座
- 天秤座
- 身長
- 155
- 体重
- 45
- 血液型
- B型
- ワークス
- 小学生
- カヴァー
- 小学生
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- ブラム=ストーカー
- キュマイラ
- HP最大値
- 31
- 常備化ポイント
- 2
- 財産ポイント
- 2
- 行動値
- 7
- 戦闘移動
- 12
- 全力移動
- 24
経験点
- 消費
- +4
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | 家族3人暮らし。 | |
---|---|---|
安定した家庭 | ||
経験 | 家族の秘密を知った。 | |
小さな転機 | ||
邂逅 | ||
復讐 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | |
感染 | 14 | |
衝動 | 侵蝕値 | |
吸血 | 17 | |
侵蝕率基本値 | 31 |
能力値
肉体 | 5 | 感覚 | 3 | 精神 | 1 | 社会 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 1+3 | シンドローム | 2+0 | シンドローム | 1+0 | シンドローム | 0+1 |
ワークス | ワークス | 1 | ワークス | ワークス | |||
成長 | 1 | 成長 | 成長 | 成長 | |||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | |||
回避 | 知覚 | 2 | 意志 | 1 | 調達 | ||
情報:噂話 | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
シナリオ | ワンダーマム | 好奇心 | / | 恐怖 | |||
幼馴染 | 玻璃乃 無白 | 友情 | / | 劣等感 | |||
幼馴染 | 浜波 笹良 | 友情 | / | 隔意 | |||
幼馴染 | 櫻井 青葉 | 友情 | / | 食傷 | |||
父親 | 父さん | 信頼 | / | 隔意 | 秋田出身。黒髪。技術者。血の繋がりが無い。 | ||
母親 | 母さん | 信頼 | / | 不信感 | オーストラリア出身。金髪。Webデザイナー。血の繋がった母。 | ||
パイセン | ヴェノメノン | 連帯感 | / | 猜疑心 | FHセルの先輩。初めてみた |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
C:ブラムストーカー | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
C値-[Lv*1](下限7) | |||||||||
赫き剣 | 3 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
攻撃力[Lv*3+7]の武器を生成する。HPを[Lv]点失う。 | |||||||||
破壊の血 | 5 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | リミット | |
《赫き剣》で作製する武器の攻撃力を+[Lv*3]、ガード値を+5する。 | |||||||||
ハンティングスタイル | 1 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 1 | ― | |
戦闘移動を行う。この移動では離脱を行える。移動中に他のエンゲージに接触しても移動を終える必要はなく、封鎖の影響も受けない。(Lv回/1シーン) | |||||||||
渇きの主 | 2 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | 単体 | 至近 | 4 | ― | |
このEfを組み合わせた白兵攻撃では、対象の装甲値を無視してダメージ算出する。命中した場合、[Lv*4]点HP回復。(素手or赫き剣) | |||||||||
かぐわしき鮮血 | 1 | メジャーアクション | |||||||
血の宿る香りを嗅ぎ分けて特定の個人を探し出す。 | |||||||||
ブラッドリーディング | 1 | メジャーアクション | |||||||
血液から情報を読み取る。 |
コンボ
凝固点操作
- 組み合わせ
- C:ブラムストーカー+赫き剣+破壊の血+ハンティングスタイル+渇きの主
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 12
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 5
- 7
- 16+15
- 100%以上
- 5
- 7
- 19+18
- 5
装甲無視
100%未満:HP[5]失う 回復HP[8]
100%以上:HP[6]失う 回復HP[12]
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
[赫き剣] | 0 | 0 | 白兵 | 〈白兵〉 | 0 | [《赫き剣》Lv*3]+[《破壊の血》Lv*3]+7 | 0 | 至近 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
思い出の一品 | 0 | 0 | 使い捨て | ― | 父親が入学祝に買ってくれた腕時計。あまり高価な物ではない。 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
10 | 0 | 124 | 0 | 0 | 134 | 0/134 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
容姿
明るい金髪。日本人離れした目鼻立ち。嫌でも注目を集める外見。
容姿のせいで別物扱いされることが多く、そのせいか小学生にしては大人びた性格で、誰にでも一線を引いて分け隔てなく接する。心を許しているのはほんの数人。
経歴
成績優秀。私立受験も勧められたが、家族への負担を考え公立中学へ進学した。
戦闘
自身の血液を凝固させ、鋭利な刃状にする。
感覚よりも理屈を重視する性格故に、却って覚えたての力を扱うのに苦心している。
(out)Side-Y_Ep 0.9_前夜
くるくる、と指先で前髪を弄ぶ。バツが悪い時の父さんの癖だ。
「陽太と父さんは、血が繋がっていないんだ」
吐き出された言葉はふわふわと部屋の中を漂って、ああボクが手に取るべきかと気付いてから一拍遅れで手元に降りてきた。驚いた、とさも驚いていないような顔で返す。どっちが本音なのかは自分でもわからない。ちらと横を見ると、真っ直ぐな母さんの視線と交錯した。表情がよく変わる父さんと違って思惑が読めない。
今年の春はいつもより肌寒く、向かいの桜並木は4月に入ってからようやく見頃を迎えた。両親が秋田に住んでいた頃は普通の事だったらしいが、ボクにとっては、明日の入学式を満開の花吹雪と共に迎えられるのは、幸運に恵まれたと思っていた。
15年くらい昔の話。秋田の工場で昼も夜も無く働いていた父さん。一人の時間を過ごすことが多かった母さん。歯切れが悪い父さんの言葉を一つ一つ回収して思考を回す。ボクが生まれたのが13年前の9月24日。両親が結婚したのは21年前の6月30日。プロポーズをした足で市役所へ直行してジューンブライド滑り込み。今までに5回は聞いたエピソード。
「母さんに寂しい思いをさせてしまった」「だから自分の責任でもある」そんな懺悔とも言い訳とも取れる台詞を最後に、部屋の中がしんと静まった。直接的な表現を避けたのか、そのせいでやっぱり父さんの言葉は雲のように浮いていて、掴もうとしても上へ上へと逃げていく。追いかけて、少し高いところから俯瞰した。申しわけが無さそうにしている父さん。毅然と背筋を伸ばした母さん。
詰まるところ、母さんが不倫して、その不貞の子がボク。
空気が重かった。この部屋だけ、重力が何倍にもなったみたいに錯覚する。視界の端で真新しい腕時計が光った。時刻の調整をさっき済ませたばかりの彼は、明日からの新生活に心躍らせてカチカチと規則正しく秒針を刻んでいる。意外だった。てっきり、時間などとうに止まっていると思っていた。そういえば図書室の本で読んだことがある。たしか、強い重力の下では、時間はゆっくり進むのだ。
「全部母さんが悪いの」落ち着いた声が、重い沈黙の大気圏を抜けて、天井のあたりを漂っていたボクを捕まえた。
黙していた母さんが口を開いていた。一瞬誰か分からなかった。母さんの声は細いけれど、針のように鋭くて揺れない。「でも」と続く声は震えていた。そういえば一度だけそんな母さんを見たことがある。あれはいつだっただろうか。たしか、ボクが友達を傷つけた時だ。
「あなたを愛している」熱を帯びた視線が、俯瞰していたボクを無理矢理自分の体へと引き戻した。一拍置いて「父さんもだ」と同調する声。口から息が漏れるのを感じた。少しほっとしたのかもしれない。溜まった唾を飲み込んで、ようやく自分の台詞が回って来た気分。ボクも、父さんと母さんを愛している。ちゃんと正解を口にできた。そんな自信がある。
淀んでいた時間が流れ出した。良かった、ちゃんと明日を迎えられそうだ。昨日までと同じ今日。今日までと同じ明日。
本当に?
良くない疑問符が浮かぶ。背筋に冷たい感覚が伝った。知るべきだったのだろうか。ボクか産まれる前から隠されてきた秘密。両親がずっと抱えてきたもの。なぜ?安心したように笑う父さん。父さんとボクを優しく見つめる母さん。温かいと感じるべきその光景を、やたらと奇妙に感じてしまった。どうして?
「どうして、父さんは母さんを許したの」
気付けば、訊いてはいけない問いが、口から零れていた。
父さんは一瞬目を丸くして、「そうしたかったから」とやっぱり前髪を弄りながら笑った。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
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フルスクラッチ作成 | 4 | ||||
1 | 2023.9.10 | outside-April | かなめ | いく ざきお |