元々は京都の生まれ。京都府支部において戦闘指南を行うUGNイリーガル、峰月家の次期当主。
両親とは9年前くらいまで不仲だったが、UGNでの仕事をこなすにつれて和解。一人っ子で次期当主であることもあり、年に二回は帰省している。

17年前、9歳のときに覚醒。その後、10歳のときに都筑京香に興味をそそられ出奔、ファルスハーツ日本支部へと加入した。
"影討ち"は当時からの呼び名。ジャームではないが、変幻自在の容姿と手慣れた隠密技術を駆使して邪魔な要人やUGNエージェントの暗殺を担ってきた。
一方でその殺戮衝動を持て余しており、ターゲットや仲間と肉体関係を持つことも多々あった。男女とも来るもの拒まず去るもの追わず。
特にターゲットは最中や事後に殺すこともあったため、基本的に上手い。

しかし10年前、16歳のときに方針の相違と退屈から脱退。今はファルスハーツから狙われる身となっている。
霧谷雄吾とは峰月家次期当主として、またプロジェクト·アダムカドモンでの関わりをきっかけに付き合いがあり、現在は身元請負人として世話になっている。

実は脱退のきっかけは、とあるセルリーダーに無理やりジャームにされかけたことに由来している。
闇に紛れて姿を消した玉兎を保護した霧谷自らが尋問することでそれが明らかになり、10年所属している今はようやく人並みに信頼も得てきた頃である。
とはいえ、本部の上層部には霧谷の弱点につながる人間として狙われており、腹立たしく思っている。
また、日本支部の一部にはまだ信用されておらず、それ故に霧谷の迷惑になることを危惧して一番危険な偵察をかってでているという事情がある。

　来楽舞 五月の管理をかって出ており、同時にジャームをオーヴァードないしは非オーヴァードにまで戻す薬の開発にますます深く関わるようになる。
　また、それによって隠密の仕事を少し減らしており、事務所にときどき顔を出すようになった。
　とはいえ、斥候としてファルスハーツのセルに侵入することは多い。もちろん単独で敵を屠ることもよくある。