戦闘のできない親友と同じく、彼もまたかつては「欠陥品」と呼ばれていた。
当時は優秀なガード型だったオリジナルの存在に対し反発的で、同じ能力を使うことを拒否し、
武器を握って自ら戦いに飛び込んでいたため、いつも彼を生んだラボの定期報告には『問題あり』と報告されていた。
反抗し、荒れていた自分に拒否されても変わらず親切な南木に心を開き親友に。
自分と同じように問題を抱えているにも関わらず前向きで優しい南木を尊敬しており、自分への侮辱は無視できても彼に対する言葉は看過できなかった。
問題を起こしてからは『あの時手が出たのは彼の願いではなく自分の怒りでしかなかった』『二度と親友に迷惑をかけない』という気持ちから武器を封印し、あえてオリジナルと同じ役割に甘んじることで自分への一種の戒めとしている。
そのおかげでラボからの評判は良いものとなったが、それに対して本人は冷笑している。
「優男風」の振る舞いは南木を真似したロールプレイだが、元の血の気の多さが隠せていないので実質的に別物となっている。
現在の南木の態度に関しては疑問に思っているものの、一度心を許した親友が相手なのでなにがあっても彼の信頼が崩れることはない。唯一どんなに喧嘩を売られても許している相手。

ロイス：誘黒 灯（ゆうぐろ あかし）　P執着/N敵愾心
ワークス/カヴァー：UGNチルドレン/指定なし
キミは生粋のUGNチルドレンだが、同時にUGN屈指の問題児として知られている。
今日も見下してきた他支部の人間とトラブルを起こしたが、こんな事は日常茶飯事だ。
そんなキミに支部長が、新入りの教育係を丸投げ…もとい任命する。
どんなヤツか知らないが、ここでは自分が先輩だ。上下関係はキッチリ示さなければ…。

ロイス：南木 樅次　P執着/N敵愾心
キミはキャンプのために買い出しに向かうが、その出先で"グランツリー"南木樅次を発見する。 しかし樅次はいつもとは明らかに様子の違う、暗い表情をしていた。だがキミを見つけると、またいつものような不遜な態度で突っかかってくる。まるで何かを取り繕うような、隠しているような様子だった。

ロイス：南木 樅次　P執着/N敵愾心
灯と一緒に捕縛されたキミは、護送車で運ばれていた。ふと足元を見ると、小さな木が生えてきて拘束具の鍵を外してくれた。灯はキミに空の円盤を託し、UGN烏逸支部の面々と合流するよう命令する。灯の意志を尊重し、キミは護送車を飛び出した。

ロイス：雪の女王　P尽力/N脅威
キミは"グランツリー"南木樅次のお見舞いに来ていた。樅次はアレロパシーリップに寄生されていた影響で戦線復帰ができない状況だ。これ以上任務に参加できない彼は、"オーディンスワン"諏訪部翼を止めるようキミに懇願する。彼の想いを胸に、キミは"雪の女王"捜索任務へと向かっていく。