・ 学校大好き生徒会長、少し話が通じやすくなった
・ 珠洲子の死には実感が伴っていない
・ 戦闘での吸血の量を増やしたため僅かに感情の高ぶりが抑えられるようになった

・ 学校大好きハキハキ委員長、生徒は二の次なので友達皆無
・ 生徒会長（先明珠洲子）をリスペクトしていて一方的に「お姉様」呼びしている
・ 戦闘になると感情が高ぶる上に能力が能力なので気味が悪いと思われがち

PC共通
紆余曲折して最終的になんかいい感じに仲良くなって終わりたい。
大親友！超絶LOVE！でもいいけど互いを認め合ってちょっと成長する感じのやつだと嬉しい。

公洋 昴
（2話）
公洋の真似をすると下級生受けが大変良いので重宝している
表彰（エンブレム：バディムーブ）を受けたことが自分のことのように嬉しい
（1話）
基本的に生徒はどうでもいいのだが、お姉様のお姉様（予定）らしいので一目置いている

羽瀬崎 純
（2話）
あれからドロップアウトせずに来ているので羽瀬崎も学校を好きになったかもしれない
大変喜ばしい
（1話）
この学校の何が気に入らないのかよく分かっていない。此処が嫌ならどこに行くの？って思っている

先明 珠洲子
（2話）
彼女ほど優れた才を持っていても戦地に赴けば死ぬのだということに思う所がある
事実を何処か受け止めきれていないが涙は出ない
（1話）
生徒会長。尊敬している。生徒の規範！

〇 経歴

　幼少期に妹と共に交通事故に巻き込まれた際に二人で一緒に覚醒した。両親はその際に亡くなったと聞いているため、唯一血の繋がった妹を大切に思っている。
　貴重なサンプルとして様々な実験を繰り返されていた。過酷な訓練や実験の中で世界を恨みそうになることが何度もあったが、妹を一人にさせまいという一心で耐えていた。
　そんな中、担当教官の手引きで鳥旗高校に入学できる話が舞い込んできた。妹を置いてはいけないと考えた彼女は始めこの誘いを断ろうとしたが、アカデミアの構想の話を知り、鳥旗高校で優秀な生徒が多く輩出されればそれがUGNや政府の目に留まり、学園計画が拡大すると考えた。

　彼女の夢の根底は、妹が「普通」の学園生活を送れる世界であり、その為に邁進している。
　同時に、以前のような実験三昧の生活には戻りたくないと強く思っている。

二年後
　愛校心やその目的は衰えることを知らず、生徒会長にまで上り詰めた。学校生活を経てコミュニケーションの不足を（なんとなく）認知し、明珠洲子の在り方やクラスメイト達の行動と類似したもの（完全演技）を心がけているため下級生からの受けは上々。
モデルチルドレンになれていないことを若干気にしている。（性格・能力面が理由でも良いし、任務に本腰を入れるまでの期間にブランクがあるからでも良いとPLは思います。）

〇 性格

　漫画やアニメで勉強した「委員長」を目指しているが、彼女自身がこの環境に特に問題を感じていないため、生徒のことはあまり気に掛けていない。「どうでもいいです！」と面と向かって言い切ることもある。
　本来の性格は「委員長」とは程遠い。そんなに真面目でも清楚でもない。
　模範生である先明珠洲子のことを尊敬している。彼女を規範としているため、珠洲子の行動には「お姉様の言うことだから何か考えがあるのかも」と考えて対応がやや甘くなる。
　戦闘用人格は彼女が臨戦態勢を取ると起動し、感情が高揚する。異なる人格というよりは理性のタガを外した状態。

二年後
　TPOを弁える必要に駆られると周囲（主に珠洲子や公洋）を参考にした完全演技を用いるようになったため、話が通じやすくなったように見える。見えるだけであり、さほど変わっていない。

〇 能力

　幼少期に血液の操作実験に参加した過程で体内に直接レネゲイドウィルスを注射されたことから、周囲に存在するレネゲイドを体内で血液ごと循環させ、強大な力を得る能力が発見された。
　当初はブラム=ストーカーのシンドロームにおける新たな能力と予想され、その後も実験を繰り返し受けることとなる。戦闘用人格の調整も効率的にレネゲイドの循環を観測することを目的として施されてきた。
レネゲイドを周囲から奪いながら血に塗れ、荒々しく刀を振るうその姿は、同じオーヴァードから見ても異質で、端的に言えば「怖い」。
　彼女が避けられがちになる要因の一つは、少なくともここにある。

　近年発見されたシンドローム、ウロボロスの特性と合致したことから、現在では彼女の起こした現象はウロボロスの能力に起因したものであると結論付けられている。

　夢を糧に勉学、実技共にトップクラスの実績をたたき出しているが、得体の知れない能力と異質な戦い方から周囲からは遠巻きにされている「優等生」。

二年後
　任務に行く機会も増え、衝動を抑える必要性が一定出て来たため、相手から吸い取る血液の量を増やすことで吸血衝動を抑制するようになった。そのまま相手の血液を用いた情報収集も得意とするようになる。
　従来用いていた影を用いた状況把握を使う頻度は激減したが、学友(羽瀬崎)との交流を経て影を無機物に接続する方法を編み出した。（原初の赤：巨匠の記憶）
　暴走中の動きはまだまだ精度に欠けているが、若干の理性的な会話が可能となっている。

ワークス／カヴァー：UGNチルドレン／高校生
シナリオロイス：中澤昭陽（なかざわ-しょうよう）
推奨感情P／N：尽力／隔意
鳥旗高校の生徒会長となったキミは、生徒会長としても、UGNチルドレンとしても模範的な人物であり続けている。そんなある日、ジャカルタ北部で開催されるG20保健大臣会議の警護に就くこととなった。キミの任務は、中澤昭陽をはじめとする要人たちの命を守ることだ。

その一方、キミには気掛かりなことがあった。
高校卒業後、本部配属となり世界を飛び回っていたという先明珠洲子がインドネシアの任務で死亡したのだという。これは数か月に知らされたことだった。

ワークス／カヴァー：UGNチルドレン／高校生
シナリオロイス："火点し人"プロメテウス　先明珠洲子（さきあかり-すずね）
推奨感情P／N：尽力／疎外感
キミは皆から尊敬の眼差しを浴びる優等生だ。努力によるものか、才能によるものか、概ねその両方であろう、キミはオーヴァードとしても生徒としても優秀である。しかしそんな存在感が災いしたのだろうか、遠巻きにされがちで友達はあまり多くない。

文化祭を控えたある日、生徒会長である先明珠洲子が暴走抑制剤を排水溝に捨てているところに遭遇してしまう。彼女はあるものと引き換えに、このことを秘密にしてくれないかとキミに持ちかけてくる。