偏執病 （へんしゅうびょう、 偏執症 ）、 パラノイア （ 英: paranoia ）
不安や恐怖の影響を強く受けており、他人が常に自分を批判しているという「妄想」を抱くものを指す。妄想性パーソナリティ障害の一種。妄想症とも。独立疾患とする立場と、統合失調症の一種とする立場、または一定の素因と生活史や状況などを原因とする立場などがあり、統一した見解はない。

門身一族の子「式」は優秀な子供であった
ほんの少し高等な教育と習い事に通わせただけでいくつもの賞を受賞し、周囲の大人を驚かせ続けた
式はそんな自分を誇らしく感じていたし大人たちも

「何かあったら何でも言いなさい、いつでも力になるよ」
「君は本当に優秀な子だ、応援し続けるぞ！」
「辛かったら無理しなくていいのよ、私達がいるもの」

と優しく声をかけた
式はその言葉が心から嬉しかった、誰もかれも信用しきっていた

ある日両親が交通事故で他界（ただの偶然）、引き取り先で殺人強盗（これもただの偶然）、次の引き取り先では家庭崩壊（やはりただの偶然）、次の引き取り先は…なかった

大きな一族だったので引き取り先なりえる場所はいくらでもある
式は「小さい頃から気にかけてくれていた親戚のみんななら…」と信じていた
しかし、居るだけでたてつづけにこのようなことが起こる子をわざわざ誰が引き受けるだろうか

結果、児童養護施設へ入ることとなる
それでも、式は信じ続けた
それでも、状況は変わらなかった

ある日町で同年代の親戚に会う
その人間から向けられた目を式は忘れられないままでいる
関わるなと言われている、その目はそう訴えていた
後から来たその親にこう言われた

「お願いだからもう私達に近寄らないで」

数分立ち尽くし、施設に向かう
涙は出なかった

暗くなり始めた頃施設に戻ると感じたのは血の匂いだった
職員も、事情を知り自分を避けたり陰湿な行為をしてきた者も、唯一自分の心を支えてくれた友も
とっくに事切れていた
不運にも施設内で殺人が起きてしまったようだ

その元凶は式に近づき、見定め、決定した

「君は一体この力でどう動く？」

レネゲイドウイルスを直接流し込まれ覚醒
元凶への拒絶感は手に握られた二つの拳銃へと具現化した
そして「優秀であった」式は感染元のオーヴァードの予想を遥かに上回った

不幸に振り回されるのはもう飽き飽きだ
ここからは自分で決める

風穴を開け、弾頭が泣き叫ぶ
目の前の「敵」は倒れ行く、再装填を済ませ自らの頭に銃口を

それを止めたのはとあるUGNの構成員だった

精神鑑定、診断の結果は偏執病(paranoia)
彼はUGN所属のエージェントとなり、病名は式の要望でそのままコードネームとなった

その後、同じ一族出身の二人と兄弟（兄妹弟・兄姉弟）としてUGNで活動を続けている

だってその方が…そう書いてあった方がわざわざ僕と話すのに労力割こうとしないでくれるでしょ？

その実、彼の優秀さすらも門身一族の研究と実験の賜物であった
代々伝わってきた優秀な人材を生み出すためのもの
レネゲイドウイルスに関連するものではない単純な違法肉体改造
気にかけられてきたのは

「結果がどうなったか」
「経過は順調か」
「これからが楽しみだ」

という身勝手な大人たちの理想から来ていたものである

式について行われた会議は以下の意見で全員一致した
「不幸を呼び寄せるのであれば見捨てて他の子供を使えばいいだけのこと」

元々強制的に上昇させられていた人並み以上の「感覚」はオーヴァードとしての覚醒とともにさらに研ぎ澄まされた
彼の人生は最初から覚醒に至るまで人と神に弄ばれたものだっただけだ
いや、その肉体を持って生きる限り「これからも」と言えるかもしれない

式本人は門身家に対して触れないことを一貫しているため
このすべてを知る由もない

弟「門身　令」妹「門身　澪」だけは門身家唯一のつながりである

性格：精神不安定、暗い・冷たい、人と親しくなりたがらない、基本的に通じ合えない、仕事はしっかりやる、人を信じない、一人でやりがち
一人称：安定していない（主に僕、俺、私）たまに口調すらも覚束ない
好き：甘いもの、猫、銃器
嫌い：人と親しくなること（人自体は嫌いじゃない）、銃以外の騒音
趣味：好きな物を楽しむ（銃器生成、射撃訓練、猫鑑賞、甘いものを食べる）
見た目：目つきが悪い、色素が薄い
戦闘スタイル：戦場全体を俯瞰するノイマンらしい戦法を取る

ただの不運でここまで来てしまった薄幸人
本人はなーんにも悪くない、自分のできることを全力でこなして成功して認められて時に失敗も挟み成長していく…その繰り返しになるはずだったが不幸が許してくれなかった

ちなむと弟　https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=uL1DEY　、妹　https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=hP4fpm　（にあたるもの）がいて、わりとかわいがっている

戦闘服を持つ、銃器には名前、射撃訓練は決まった時間、甘いものはここの店…となにかとこだわりが強い

最もよく使う拳銃二丁は彼の右腕の腕輪と左手の指輪を使用して生成される
右手に持つものは「兆候(sign)」黒い銃身に金の意匠が施されている　何もかも自分で気が付かなくてはいけない
左手に持つものは「信用(trust)」銀の銃身に赤い文字で「trust is the most vulnerable to betrayal.(信用とは最も裏切り、裏切られやすいものだ)」と彫られている
どちらも自身が最も気にかけていることのひとつ

某対化物戦闘用13mm拳銃…とまではいかないが存在しないはずの454カスール弾を安定動作させられるオートマチックを生成・使用している
まぁオーヴァードなんて化物(フリーク)みたいなものだしそのうち弾薬も改造し始めるかもしれない

化物を倒すのはいつだって人間だが、化物と安定して戦闘を繰り広げられて続けていられるのは結局のところ同じ化物だ
とこの人は考える

何も考えず書いた設定が思ったより重くなっちゃってあまり使う気はない
モルフェウスノイマン二挺拳銃でおまけに精神不安定キャラ
二挺拳銃がやりたかっただけ、ついでに死ぬと二回動く

2022/1/13 装甲無視、攻撃範囲拡大、ダイス増やすこの三つをエフェクト残りひとつとDロイスでどう取捨選択するか
　　　　　できれば攻撃力の出し方以外はアマテラスさんとは違う方向で
回答：Dロイスで能力値上げてダイス増やしてギガンティックモードで攻撃範囲拡大

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