■　ワークス:レネゲイドビーイングC　レネゲイドビーイング”ねないこだれだ”

オリジン:ヒューマン。生まれなかったバニシングツイン、幽霊のレネゲイドビーイング。
PC1と共に双子として生まれるはずだったが、母の胎内で死亡してしまいPC1だけが出生。
しかし、何らかの奇跡か、それともただの偶然か、胎内で感染したレネゲイドが失われた体の代わりとなって構成し、『幽霊』として魂のようなものが存在できてしまったことにより、「生まれるはずだった子ども」のレネゲイドビーイングとして兄のそばにずっと寄り添って生きてきた。
出生時は自ら認知してもらえるような力は持っておらず、ただ影のように誰にも気づかれずに静かに存在していた。生まれる時に母親に認知されなかったのも、実体を持つことができなかったため。
面影島事件の後も、家族の誰にも認知されていない自分が今更受け入れてもらえるとは思えず、ずっと姿を見せずにただ兄の成長を見守っていた。
彼の願いは、「兄と共に成長すること」のため、兄を参考に自分も成長した姿で現れることができる。

睡眠が少ないのも元々睡眠のいらないレネゲイドの身体由来の癖で、夜を主活動時間にしているのも幽霊の活動時間だから。(本当は昼間でも問題なく活動できるが、自分の痕跡を残さないためにも皆が寝静まる夜が都合が良かったことと、本人が「夜はおばけの時間」という文言を律儀に守っているため)
兄を愛する気持ちはずっと変わらず、襲撃時は率先してPC1を庇い巻き込まれた。
兄への執着やそれに伴う焦燥も、「今まで自分の人生の全てだった兄のそばにいられる」「兄に認識してもらえた」という喜びの表れ。再び彼の世界の中から自分が消えてしまうことを恐れ、周囲に意識を向ける兄に対してつなぎとめようと必死になっていたところがある。優等生であろうとしていたのも、より兄に自分の存在を印象付けたい気持ちの無意識の昇華だった。

夢の世界でも兄と一緒にいれて嬉しかったが、何より母も父も妹も自分が「彼の双子の弟」だと気づいてもらえたのがいちばんの幸せだった。

コードネームの由来は「ねないこだれだ」の絵本を読みお化けの話をする兄と両親の姿を見て、自分が幽霊(おばけ)であることを理解したため。
夜を守るものの憂鬱(グッドナイトブルー)。よるはおばけのじかん。
おやすみなさい、良い夢を、兄さん。

▼共通ハンドアウト
　カヴァー / ワークス：小学生 or 中学生 or 高校生 /" 色彩の勇者 "（UGN 関連相当）
　シナリオロイス：“ 超イケてる魔女 ” ブラック・マリーゴールド
　推奨感情　P：任意／ N：任意
　キミたちは月虹町で育った幼なじみ。
　ある日、魔法使いの少女 " ブラック・マリーゴールド " に不思議な力を与えられて、
　町を守るヒーロー " 色彩の勇者 " になっ（てしまっ）た！
　キミたちの【使命】は、町の人々を助けて「にじのくじら」を復活させることだ。
▼ＰＣ②
　兄／姉である①、そして末の妹・唯鈴と暮らしている真ん中っ子。家族を大切に思っている。