プロフィール

「普通に助けるし、普通に戦うよ。あたしは、普通だからね」

誕生日

5月23日――鳥言葉「初恋」

家族構成

父・母・姉

一人称／二人称

「あたし」／「あなた」

好きなもの

人助け、獣人(キュマイラのオーヴァード)

嫌いなもの

雷、理不尽

苦手なもの

辛いもの、人の悪口を聞くこと

人物

　高校二年生。情報屋。自称「普通」の少女。

　性格は明るく、元気が良く、単純。
　困った人を放っておけないため、厄介事に巻き込まれたり、巻き込まれなくとも自分から首を突っ込んでいくことが多い無鉄砲。
　自分の身も顧みずに突っ込んでいくことになることも少なくないが、本人はこれでも「体を大事にしているつもり」。バカ？　バカです。

　情報屋としての仕事も、あくまでもその「人助け」の手段のひとつ。
　本人の認識としては、集めた情報を売り捌くのではなく、必要な所に必要な情報を届けることが生業。金銭はあくまで収集等手間賃の対価である。
　そのため、ただ損得で動くタイプの情報屋とは極めて折り合いが悪い。
　何でも屋の幼馴染：｜獣狩真守《ししかり まもる》と共に行動していることが多い。
　……なお、彼女がいることで「ストッパーになってくれるだろう」という安心感から、普段に輪をかけて無鉄砲が酷くなるところがある。最悪である。

　初恋相手は狼男。
　それがキュマイラのオーヴァードだと知ったのは、1年ほど前――自身もオーヴァードになってからであるが、その初恋のせいで好感を覚える対象や美醜の価値観が、物の見事に歪んでしまった。
　どういうことかというと、獣人＝イケメンor美少女と認識しているということ。逆に一般的に美しいとされる人間には一切ドキドキしない。（性癖が）めちゃくちゃだよ……。

戦闘面

　一度流れた血は元に戻らない。それが世の常識であり、魚返千佳もその例に漏れない。
　しかし、一度流れた血が渇くことがないのは、生まれながらの彼女の特性。
　これはそれを活かす力。誰よりも彼女を人間たらしめる超常。
　――｜深い血の海の底《ディープ・ブルー・ブラッド》から、紅の鮫が牙を剥く。

シンドローム

　ブラム＝ストーカーのピュアブリード。
　血が凝固しないという彼女の持病を、最大限活かす形で発現したシンドローム。
　流れる血を固体のように固定したり、飛び散った・染み込んだ血を任意の場所へ移動させることができるのでとても器用。
　血の水分が蒸発するまで永久的に操作することが可能であり、その血を利用した攻撃は「鮫」に喩えられるほど奇襲性が高い。

　レネゲイドウィルスに感染したのは約1年前。
　人為的に生まれたジャームに襲われ、その生涯に幕を閉じた矢先の出来事だった。

　血そのものを操るこの力は、彼女にとって救いの力だ。
　この力のおかげで、常に隣合わせだった内出血の恐怖と苦痛に頭を抱えなくてよくなったのだから。
　故に彼女は、レネゲイドについてとても肯定的である。

履歴

・フルスクラッチで作成。
・基本１・２環境

World End Juvenile

HO1

シナリオロイス：白銀 明日香　[P]庇護／[N]脅威

　日本支部のイリーガルとして任務で送り込まれたのは、オーヴァード能力を持つ少年少女たちの集団、“リベレーターズ”という組織だった。
　自由を謳歌する彼らの中で、キミは潜入中に消息を絶ったという日本支部のチルドレン、白銀明日香に出会った。

　小耳に挟んだ、"リベレーターズ"という組織の話。
　最近地区内で起こっているチルドレンの失踪に、どうやらその組織が関係しているかもしれないという。
　別の市に住んでいるため顔が割れていないという理由で、千佳のもとにもその内情調査任務の打診が来た。
　そして彼女は、二つ返事でそれを快諾した。
　人助け好きの本能が、失踪者というワードに敏感に反応している。――これは、間違いなく、人助けになる。
　ならば受けるのは、至極同然、普通のこと。
　……とはいえ、千佳はオーヴァードとして覚醒したのが約1年前という、まだまだ新米イリーガルの部類である。
　いくら情報屋業といえども、潜入調査をするのは初めての経験であった。
　が、「なんとかなるでしょ！」と極めて楽観的な千佳。本当に大丈夫か？？？？？？？？？

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