『一万人の殺人者。―――それが英雄だ。』

元のCNは『英雄/エクスキューショナー』

幼少の頃父親に貰った剣のキーホルダーのお土産に宿っていたレネビから感染。
英雄譚に憧れていた少年は、その言葉を悲しんだ。

だがしかし、
彼が巻き込まれ覚醒した事件で『英雄の資格』を手に入れてしまった。
即ち、ジャーム…『人殺し』をして。
だから彼は、『英雄』になる事を決めた。
…他の人が『人殺し』にならない様に、『英雄/俺』がそれをする。

元はイリーガルだったが、とあるチルドレンを見受けする為にエージェントとなった。
その元チルドレンは今イリーガルで活動している事に本心で心を痛めている。
尚、エージェントになるのは条件の一つなだけで
見受けの際の金銭は借金扱いであり、
任務成功報酬は概ねその借金にあてがわれている為に万年金欠。

受ける任務は殺処分が決まっているジャーム討伐任務である。


…であったが、護るべき大切な存在の為に英雄である事をやめた。
その決断の代償として『奇妙な隣人』に見限られ、
彼から借り受けていた力を失った。

だが、今自身が使える力と前の力を比べ後悔することはない。

「―――僕は、彼女と彼の『日常』を護る為に…その輪の中にいる為に、『日常』を護る。」

尚、借金の完済はまだである。