容姿・経歴・その他メモ

オニキスを思わせる黒くて大きい瞳と、シルクのような白くて長い髪を持つ小柄な少女。
富士宮流兵法という古武道を伝承する名家に生まれ、彼女もまたその後継者になると信じていた。
だが富士宮家はヨトゥンの血潮を受け継ぐ一族で、富士宮流兵法はそれを隠すための隠れ蓑に過ぎない。
類稀なる体力と戦闘力を鍛錬の成果と信じ、自分の師匠でもある父を尊敬していた。

彼女の父はUGN発足以来、UGNエージェントとして活動していた。
だがコードウェル博士の呼びかけに応じてFHに寝返ると、やがてジャームと化してしまう。
そしてUGNに連れて来られた先で父と戦わせられた際にオーヴァードとに覚醒、父の討伐に成功した。
とはいえ自分が信じてきたものが嘘であったことや、父を殺したことは彼女の心に深い傷を残すことになる。

オーヴァードとしての彼女はかなりの特殊体質であり、魔眼が体内に存在しているのだ。
その魔眼を膨張させて黒い巨人に変身し、強力な重力場を発生させて戦うことを得意としている。
ただし前述の経緯からUGNに不信感を抱いており、UGNと距離を置くようになった。
それでも父を唆したコードウェル博士への強い憎悪から、UGNイリーガルとして活動している。

ちなみに大きめのパーカーが一張羅であり、変身する際には人前だろうと全裸になる。
これは趣味ではなく「戦闘後に着る物が無くなると困る」ためだが、羞恥心が欠如しているのは確かだ。
UGNのカウンセラーは、自身の一族の秘密を知ったことや父を殺したことが心的外傷になっていると推測している。
しかし彼女は治療に関心を示さず、また以前のように鍛錬に励むこともなく自堕落な日々を送っているようだ。

履歴

○『アンタレス・クリュスタル』CP／『春　第一話　インフェルノ』（シナリオ・GM：かほり様）
UGNよりN市でのFHの動向調査と併せて、N市支部の内部調査を依頼される。
そこで事件に巻き込まれるも、偶然出会った仲間と一緒に事件を解決した。

○『アンタレス・クリュスタル』CP／『夏　第二話　ラビリンス』（シナリオ・GM：かほり様）
UGNの依頼で山の中にある高級ホテルに向かうも、そこで新たな事件に巻き込まれる。
仲間と一緒に事件を解決するも、自分の過去に関わる深い謎に出会うのであった。

○『アンタレス・クリュスタル』CP／『秋　第三話　クレパス』（シナリオ・GM：かほり様）
UGNからの依頼を通して、過去の因縁と向き合うことになる。
そこで事件に巻き込まれるも解決し、かつて自分が止めていた時計の針を動かすことを決意した。

○『アンタレス・クリュスタル』CP／『冬　第四話　ハートレス』（シナリオ・GM：かほり様）
UGNからの依頼もあり、最終決戦の舞台に辿り着く。
大いなる犠牲と忘却の末に、一人で生還することになった。

セッション履歴