(｢にじのくじら｣ GM:赤土さん)
桜木理人はFH所属のオーヴァードである。年齢は25歳。
現実でもフルート吹きだがオーヴァードに覚醒し、笛を吹く際に無意識に力を使った結果、母親や友達を狂わせてしまった。
そこからずるずるとFHに入り、力を制御するすべを知らないまま力を使い、様々な人間を操り、自身もジャーム化寸前となってしまった。
だが心の底には後悔があり、「次の人生があれば音楽で人を幸せにしたい」と思っていた。
その後悔が夢の世界に引きずり込まれるきっかけとなった。
色彩の勇者になった際に手に入れた「ハーメルンの笛」は現実の理人の所業と力が形となったものである。
コードネームは「幻葬奏でる死神(ファンタズム・デス)」。
名前は現実とは異なる。本名は「(データは抹消されている)」
この世界の名前は、「桜木」はフランシスの話に出てきた『桜の木』を愛した「母親」、つまり一番の後悔の元であり、「理人」は『理』想である「音楽で人々を幸せにする」を体現する『者(人)』という意味である。
また、「フランシス・オリヴェ(NPC)」は母親の死の後、堕ちなかった自分の夢想、つまり鏡的な存在であった。
多分現実ではナーフジャックとか人形使いとかもってる。

現実へ帰還したあと、まだ力の制御ができていないにも関わらず、ジャーム化寸前であるがためにフルートを吹くという衝動に抗えなかった。
そのため他の人をまた自分の被害に遭わせないために、山奥のFHの廃棄された研究施設に引きこもっていた。
制御する努力をしながら時を待ち、直也(PC2)と菊子(PC4)、唯鈴によって見つけられた。(この時にはまだ制御できていなかったのでしばらく手錠付きの不審者となっていた。)
その後はPC2の家に居候していたが、彼が宇宙に行ったのを好機と見て、部屋を防音部屋に改造し、フルート以外の楽器もめっちゃ買った。
まあお金は自分のだしいいやという感覚である。(なおそのお金は自身の力を使ったことによりえた黒い金である。)
性格はフランシスと理人を合わせたようなものとなり、かなり愉快犯へと変貌した。

桜木理人という存在はいない、「幻葬奏でる死神(ファンタズム・デス)」はもう死んだ。今の彼を呼ぶのなら、｢ヴァイオレット・ドリーム｣がいちばん相応しいのだろう。…偽名また作るか。