20年前のレネゲイド解放以前は、幼馴染兼恋人の御堂筋夏樹(みどうすじなつき)と、同じく幼馴染の青年京極司(きょうごくつかさ)と共に幸福な学生生活を送っていた。しかし、レネゲイド解放と共に世界は混沌に包まれていき、さらにある日、京極司が放火殺人を専門とするヴィラン「バーニンクラウン」であると知ってしまう。そして、正体を知られ本性を表した京極は黒嶋と夏樹を襲撃。黒嶋は護人会のオーヴァードに助けられるも、夏樹は彼をかばった余波で命を落としてしまった。最愛の幼馴染を一度に二人失った事、そして自分が何も成せなかった事に対する悲しみと憤怒と絶望の中でオーヴァードとしての力に目覚めた黒嶋は、バーニンクラウンを始めとするヴィラン達を壊滅させるために護人会に入会。マスター・ダイゴへの師事や轟木源十郎の死など様々な出来事を経験しながらもUGN設立までの7年の間ヴィランとの戦いを続け、さらに因縁の仇敵、バーニンクラウンを自身の手で打倒する事にも成功し、世界を救った英雄の一人として賞賛を受ける事になったのだった。
　しかし、黒嶋の心は晴れなかった。ヒーローが次々にアイドル化し、その活動がショーのように扱われ始めた事。法整備が進み、どのように凶悪なヴィランですら法の裁きを受けさせなければならなくなった事。そして、世界が平和になろうと最愛の人々はもう自分の側にいないという事…。それらの状況に馴染めなかった黒嶋は、轟木の後継であるパラディンがヒーローデビューしたその直後にUGNを脱退し、闇の世界へと姿を消した。それは、表の世界を新たな象徴に任せると共に、同じく闇へと消えたヴィラン達を駆逐し、裏から世界の秩序を守る、悪にとっての恐怖の象徴になるためだった。
　それから現在に至るまでの凡そ七年間、黒嶋はD.U.S.T地区に拠点を構え、夢の島地区で出会ったメカニックの少女、アニー・ミライと共にヴィジランテとしての活動を行っている。世間はかつての英雄を忘れ始め、ヒーロー達にヴィランとして追われる事もあるが、それでも彼は止まらない。全ては新たな世代が生きる世界の、真なる平和を実現するために。

全身を包むアーマーを装備し、その機構とエフェクト、そして轟源十郎とマスター・ダイゴから教わった武術を組み合わせて戦う技巧派。力やレネゲイドの流れを読み、振動による内部破壊や流れるような高速の連撃によって敵を制圧する。また、相手の力を利用し、受けたダメージを相手にそのまま返すという奥義も使う事が出来る。
データ面では他ステージと大差は無し。イメージ面ではより技術を中心とし、熟練した戦闘スタイルとなっている。

　レネゲイドウォーステージの黒嶋。元ネタがアメコミのキャラ多めだったのでステージにもピッタリ…のはず。
基本ステージとは違い、ちゃんと仲間と師匠がいる上に長年戦い続けており、大目標も達成しているのでかなり落ち着いている。また、全身義体では無くアーマーで戦うのもこだわりポイント。全体として、よりバットマンに近くなったイメージがある。
　ちなみに恋人だった御堂筋夏樹は基本ステージの別PCの妹。兄が炎使いだったので繋がりを持たせた。