一般的な家庭ではあったが、両親は死産を経験した過去もあり非常に過保護だった。
高校入学後、引っ越しによる環境の変化と思春期特有の不安定さ、過保護な両親のもとでの抑圧が重なり、家出や外泊を繰り返すようになる。
家出中はもっぱら素行不良の少年少女とたむろし、友人の家を転々としていた。
オーヴァードに覚醒したのもその頃で、無自覚のうちにワーディングを展開してしまう騒動を引き起こし、UGNに保護された。
「腕っぷしの強い不良も一睨みで気絶させる」と噂になり、「K高の鬼桜」といえば当時の飛行少年たちの間ではちょっとした伝説だった。

その後はUGNでの教育や、少年育成を担当する刑事の活躍で少しずつ周囲に心を開くようになり、今では逆に刑事としてかつての自身のように素行不良を繰り返す少年少女の面倒を見ている。

K市で出所不明のワーディング事件が発生し、調査の結果、発生源が黄桜蕾という女子高生であることが判明した。
どうやら無自覚のうちに覚醒し、小規模ながらワーディングを展開していたようだった。
本人曰く「そういや最近、メンチ切っただけでチビって気絶するやつが増えたな」とのこと。
本人が無自覚だったために覚醒した時期や原因の特定はできなかったが「思春期特有の精神的な不安定さからの覚醒の可能性が高い」と結論づけられた。
「UGNだかなんだか知らないが大人は信用できない」との本人の希望により、当時K市支部に在籍していたチルドレンが中心となって保護や教育が行われた。

EE「猟犬の鼻」不良たちの飲酒や喫煙には絶対気づく。
EE「天使の外套」持ち歩いているショットガンを隠している。法律とか治安の関係で仕方なく隠しているだけで気づかれても別に気にしない。「ウチのCNは知っとるか？Heart on the Trigger……こっちはいつでも引き金引くで」

the Cab - Angel with a shotgun
https://www.youtube.com/watch?v=Oxd6pXSYkzE
(歌詞和訳： http://einzelzelle.blogspot.com/2013/11/the-cab-angel-with-shotgun.html )

Sam Tinnesz - Even if it hurts
https://www.youtube.com/watch?v=SqaNhYIxF0I

- Overcome
https://youtu.be/2f4xE6WFDks?si=SSaVA1Pg9ora6D9v

PC①白城くん「色々災難やったけど……まあ、あの顔見る限りちょっとは吹っ切れたみたいやな。精一杯頑張りや」
PC②早乙女さん「10年前の自分見てるみたいやで、ほんま。ま、思う存分高校生活楽しんだらええわw」
PC③十六夜さん「あの人がおるからおチビども2人についても安心できるんよな。……ほんまは本人もまだ子供のはずなんやけど」

他卓で使用したPC「晴咲小紅」の実の姉妹にあたるが、両者とも互いの存在すら知らない。
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=YYIBSI

蕾の両親が過保護になった大きな理由に「死産を経験した」ことがあるが、これには「同日の同じ病院で死産だった子供と取り違えられた」と言う経緯がある。
つまり、死産だったのは別人の子供で、蕾の本当の姉妹は生きている。
それが晴咲小紅だ。

晴咲小紅はPC①白城アオの従兄弟「白城雪」がオーヴァードに覚醒した際に支部長として保護をしているが、本人たちがこのことに気づくことはないだろうし、セッションにも関わってくることはないだろう。
っていう、ただのお遊びの裏設定。