小柄な少女。セーラー服。ショートヘア。

普通の家庭に育った……と思っていたのは彼女だけで、彼女の家庭には「秘密」があった。
「両親の本当の子供は死産しており、彼女は病院で偶然同じ日に生まれて入れ替えられた赤の他人の子供だ」という秘密が。

その真実が明らかになったのは彼女がブラム=ストーカーとしてオーヴァードに覚醒した時だった。
ある日、ほんの些細なことで彼女はこけて、彼女を庇った母親が不運にも頭部をぶつけてしまった。
実際には軽症だったが、切れた傷から流れ出る血を見て、母親が死ぬのではないかとパニックに陥り、覚醒。
その瞬間、本人曰く「両親と自分に血のつながりがないと確信した」とのことだった。

相次ぐ精神的ダメージにより彼女はその場で暴走状態になり、UGNによって保護された。
なお、その時初動対処に当たった高崎隼人には強い執着を見せている。