さらりと風に靡く春色のロングヘアーは彼女の一番お気に入りの色だ。
もともとはブルネットだった自分の髪。思い切って染めた日は、生まれ変わったような感覚で。
「自分らしさ」を好きな事、好きな言葉で表現する彼女は言葉選びもストレートだろう。
世界中どこへ行ったって自分はここに在る。たとえ、これまでの日常からは程遠くても。

父親の仕事について日本から外国へ、さらにまた別の国へと移り住む事が多かった。
周囲に馴染むまでは早いが、ずっと付き合いのある友人ができる程の落ち着いた生活は少なかったろう。

高校３年に上がる頃日本へと戻り、現在に至る。
修学旅行先でジャームと接触し覚醒、今は自身のコントロールを覚えるのに精一杯と言った様子だ。
千嵐、木ノ本に懐いて同じ支部へと所属する。転校までははイリーガルとして数えられていたが...

高校の転校を受け入れ、大学卒業までは「｜S1Re:《サイレン》」としてチルドレン登録される事となった。
この先自分がどうなっていくのか、それは自分次第だ。大人達からもらった言葉を胸に進んでいく。

ハヌマーンとソラリスのクロスブリード、感情を種に音を聴いた相手の脳神経に作用する物質を作り出す。
彼女が捕まえたいと願えば相手は動けなくなるだろうし、癒したいと願えば治癒力を活性化させる。
むずかしい事を何度説明しても理解する気配がないカイリに研究員が出した答えは「歌が武器になる」と言う他なかった。
彼女がこの作用を理解するにはどれほどかかるかは分からないが...
もし理解する日が来たのなら、物語の魔女の如く相手を思いのままに操作することも可能だろう。

希望した進路は白紙になったものの、「やりたいこと」を掲げ、実現のために前へと進む。
双山に"S1Re:"の顔だけではなく"荒波海莉"としてどうしていくのか考えるよう言われており
改めて自分がどうなりたいのか、悩む顔も見せる事だろう。

転校を受け入れ友人たちとの別れも済ませた。とはいえ、そう遠くない距離だ。
家族にも友人にもいつでも会える...そう自分に言い聞かせ、あてがわれた部屋のドアに名前の札をかける。

シンドロームへの理解を深めるため、音大への進学を希望していたものの
能力が暴走した際のリスクが大きすぎるとの判断で希望通りとはいかなくなった。
千嵐といつか叶えると約束した夢もある。白紙だった進路希望書に、新たな目標が書き込まれた。

「世界を渡る情報屋」彼女の夢はぼんやりと形を作り始める。

NPC
1.｜荒波 甲《アラナミ　マサル》✓親近感/無関心　友達みたいなパパ　オヤジギャグはスルー
2.｜荒波 空《アラナミ　ソラ》✓尊敬/脅威　ママは何でもできてすごい！　勉強はしてるったら～
3.タロー ✓庇護/恐怖　アタシの大事な家族。長生きしてね。

PC
1.｜千嵐 八鐘《チアラシ　ハガネ》
　CametoSayGood-Bye→✓遺志/嫉妬　君も守りたいものの一つに入ってたって事でしょ
　レネゲイド乾杯！で変化→✓連帯感/不安　コンビの第一歩ってことでヨロシク～！
　闇に踊る影法師で変化→✓連帯感/不安　大丈夫、安心していいよ！一人じゃないんだからさ。

2.｜木ノ本 敦盛《キノモト　アツモリ》
　CametoSayGood-Bye→✓信頼/疎外感　大人って大変だなあ...おやつで元気だしてね！
　レネゲイド乾杯！で変化→✓信頼/疎外感　やっぱり大人の背中は安心するかも～
　闇に踊る影法師で変化→✓信頼/悔悟　いつも気にかけてくれるし、迷っても急かしたりしないの。

3.｜伊古間 薊《イコマ　アザミ》
　闇に踊る影法師→✓憧憬/脅威　その時やるべき事からブレない大人、そう見えた。

HO1 高校生/非オーヴァード　シナリオロイス…相波 武　感情：友情で終了（シナリオ終了後リビルド）

HO1　シナリオロイス…謎の少女　推奨感情:✓庇護/猜疑心　思い出の品：くまちゃんのぬいぐるみ

HO1 【カジノにスタッフとして潜入する】シナリオロイス…トリスメギストス 推奨感情：好奇心／✓猜疑心

海莉専用HO…シナリオロイス　赤い服の女性　推奨感情 任意/✓不安
キミは普通の高校生活を営む傍ら、UGNに協力する少女、荒波 海莉だ。
オーヴァードに覚醒して間もないキミは、同支部の友人やエージェントと共にFHセル掃討作戦に参加することとなった。
作戦を決行する前日、支部で打ち合わせを終えて帰路につく途中のこと。キミは人相の悪い男が赤い服を着た女性を高台から突き落とそうとしている場面を目撃してしまう。

海莉専用HO…シナリオロイス:『勝利目前の一札』推奨感情 ✓有為/任意
キミはF市支部に所属するチルドレン、荒波 海莉だ。キミはV市で開催されるUGN医学学会の警備隊の一人としてV市にやってきた。
キミはV市支部で、市内で活動している知り合いのハッカー、勝利目前の一札(フラッシュドロー)と連絡を取り、会場周辺の状況を探っている。
ある程度情報が得られた所でキミは駅前のホテルに戻る事にしたが……キミは発砲音を耳にすると同時に、体の何処かから焼け付くような痛みを感じた。

キミはF市支部に所属するチルドレン、荒波 海莉だ。
とある土曜日の朝。これからどう過ごそうかと自室でのんびりしていたキミに、S県H市支部長の桐生 和俊から電話がかかってきた。
若い世代のUGN職員の間で密かに流行っている、友達作り用のマッチングアプリ“DOUBLING”について情報を得る為、そして警告する為にキミに連絡してきたらしい。
桐生の通話が終わった後、アプリのことが気になったキミは自分のスマホで検索を試みたが……。