基本情報
【氏名】アリアドネ・ルクレール［Ariadne leclerc］
【コードネーム】"アリアドネ"

【ブリード】トライブリード
【シンドローム】ハヌマーン/ノイマン/オルクス

【所属】クロドヴァ/傭兵部隊デザートミラージュ
【性別】女
【年齢】14
【戦闘経験】
【出身地】クロドヴァ/ラゼラム
【誕生日】9月1日
【RV感染状況】｜RV発症者《オーヴァード》

感染状況

剥離細胞診検査の結果、正常な細胞分裂を行わず異常な機能を持つ細胞の存在が認められた。
また、被験者の脳に特殊な神経ネットワークが発生していることや周囲の空間に"因子"を拡散させていることが確認された。
上記の検査結果より、｜レネゲイドウイルス発症者《オーヴァード》と判定。

【感染者分類】
トライブリード：ハヌマーン/ノイマン/オルクス

【平常時侵蝕率】36%
平常時の侵蝕率は基本的に安定している。
特別に不安定になることもないため、一般的なレネゲイドウイルス発症者の枠を出ない。

【覚醒時状況】母胎内
母体がリエラハザードにより高濃度のレネゲイドウイルスに曝されたことによるものと推定される。
しかし、母体はレネゲイドウイルスを発症することが無かったため遺産の影響も疑われる。

【推定衝動】憎悪
傍目からはまったく推し測ることができないのだが、“傷”というモノに対する拒絶感が彼女の衝動であると考えられる。


彼女が言うところの“傷”という言葉が何を指しているのかは皆目見当もつかない。
しかし、どうやらそれは単なる怪我などではなく、より広大な意味をもったある種の概念のようなモノではないか、と私は思うのだ
ーーーーかつて検査を担当したデザートミラージュの医療スタッフ

身体機能評価

【身長】164cm
【体重】54kg
【血液型】O型（Rhnull）

運動能力

【基礎筋力】欠落 ■□□□□ 2
【筋持久力】普通 ■■□□□ 6
【敏捷性能】優秀 ■■■■□ 20
【関節可動】優秀 ■■■■□ 18
【柔軟性能】標準 ■■■□□ 15
【平衡感覚】優秀 ■■■■□ 18

・筋力および筋持久力に関しては、著しく劣っている。
・その他の項目に関しては優秀な成績を残しており、敏捷性に関してはとくに優れている。
・総評：｜先天性色素欠乏症《アルビノ》としては、優秀。

戦闘能力

【物理強度】　普通 ■■□□□ 6
【戦場機動】　優秀 ■■■■□ 18
【生理的耐性】優秀 ■■■■□ 19
【戦術立案】　■■ ■■■■■■ ??
【戦闘技術】　欠落 ■□□□□ 5
【能力適性】　卓越 ■■■■■ 24

・直接的な戦闘能力はほとんどない。
・超人兵としての素養に優れており、支援能力に高い適性を持つ。
・彼女の行動はなぜか最適解になり得る。特殊能力？先天的な才能？
・これからも観察が必要だが、現時点では問題ない。

だから何度も言っているだろうが
ジンクスにあやかるために治療にかかろうとするな
だから自分で自分に傷をつけるんじゃない！！
ーーーーデザートミラージュの医療スタッフ

精神機能評価

知的能力

【論理思考】 優秀 ■■■■□ 16
【言語機能】 優秀 ■■■■□ 19
【推理判断】 優秀 ■■■■□ 19
【原理発見】 優秀 ■■■■□ 18
【問題解決】 卓越 ■■■■■ 23
【空間認識】 優秀 ■■■■□ 16

・ほぼすべての知能テストで優秀な成績を修めている。
・とくに、問題解決能力には目を見張るものがある。
・論理思考や空間認識に関しては、やや苦手に思う傾向がある。

論理的思考に関しては、まだ幼いということが足を引っ張っているのだと思われます。
また、空間認識に関しては彼女が重度の｜先天性色素欠乏症《アルビノ》であることを考えればむしろできすぎているくらいだと思われます。
ーーーー知能テストの試験官

精神的能力

【自制心】 標準 ■■■□□ 12
【闘争心】 優秀 ■■■■□ 16
【集中力】 優秀 ■■■■□ 18
【判断力】 優秀 ■■■■□ 16
【社交性】 優秀 ■■■■□ 16
【倫理観】 優秀 ■■■■□ 18

・恐らく白猿の額冠の亜種であろう遺産の所有者にしては自制心が低い印象を受ける。
・意外なことに闘争心はかなり高い。
・同年代どころか大人と比べても、十分に精神が成熟しているように思われる。

個人履歴

傭兵部隊デザートミラージュに在籍する軍医/衛生兵。
傭兵部隊では戦場医療、臨床医学、および精神医学の分野を担当している。
部隊ではコードネームである"アリアドネ"あるいは"アリア"と呼ばれている。
特異な体質や遺産を抱えてはいるものの、彼女自身の性質はどこまでも善良なもの。
今日も彼女は傭兵部隊で、自らの役割を全力で果たすために邁進している。

本名はアリアドネ・コスモス・ルクレール・ベーラヤ。
フランスにおける由緒正しい貴族の血を引いた女性を母に持つ、｜超兵士《スペリオル》の少女である。

身体的特徴

【身長】164cm
【体重】54kg

【髪の色】白（白金）
【髪型】　ロングヘア（腰くらいまで）
【瞳の色】赤（淡紅色）
【肌の色】乳白色

・重度の｜先天性色素欠乏症《アルビノ》であり、髪や肌が雪のように白く、虹彩や瞳孔が赤い(通常、人間のアルビノ個体にはあまり見られない)
・アルビノの例に漏れず視力が弱く、明るい場所より暗い場所を好み、紫外線への耐性が極めて低い。
・肌の下の血管が透けるため、顔の紅潮が分かりやすい。
・外に出かける時は日傘が必須。
休みの日に外に出る時は、いつでも日傘をさし、アームグローブをしていることがほとんど。

・筋肉や脂肪が付きにくい体質らしく、華奢な体躯をしている。結果的に体力もつきにくい。
・家の内外を問わず常に肌の露出が少ない格好をしている。外では日差しを避けるために被り物をしていることも少なくない。
・髪や瞳の色が大きく異なっているが、顔立ちは母親の生き写しのようにそっくり。母親曰く、笑顔の浮かべ方が父親そっくりとのこと。

精神的特徴

【好きなもの】甘いもの、暗い場所
【嫌いなもの】強過ぎる光、大き過ぎる音、火

・性格は内向的かつ行動的。物静かでお淑やかに見えて、考える前にとりあえず行動に移すことも多い。
・あまり積極的に人付き合いをする方ではないが、別に人間嫌いというわけではない。体や声の大きい男性は苦手。身内として判断した相手に対しては情が深い一面を持つ。
・感受性が豊かで感情の変化が激しい。しかしそれを表に出さないように訓練しているため、外面と内面の乖離が激しい。

・食べ物は薄味のものを好む。甘すぎたり、辛すぎたり、苦すぎるものは苦手。好き嫌いはあまりない。
・明るい場所よりも暗い場所を好む。体質の問題で、光が強過ぎると一気に体調が悪くなってしまう。
・一人で静かに過ごすことも好きだが、賑やかなのも嫌いではない。うるさ過ぎる場所も苦手なため、意外と誤解されがち。

・趣味は読書。体質上映画などはあまり得意ではない。ジャンルは幅広く読むが、冒険活劇や英雄譚をとくに好んでいる。ただし、バッドエンドの話は好まない。
・家事もひととおりこなせるが、火を扱うのが苦手なため、料理をすることにはあまり積極的ではない。

社会的特徴

【国籍】クロドヴァ公国
【所属】傭兵部隊"デザートミラージュ"
　　　　カトリック系支援団体『巡礼者』
【家族構成】父（故人）
　　　　　　母（エストレヤ・ルクレール）
　　　　　　義父（クロドヴァ公国の資産家）
　　　　　　義兄・義姉・義弟
　　　　　　義妹（異父兄弟）
　　　　　　その他義父側の親戚
【母国語】クロドヴァ語
【習得言語】フランス語
　　　　　　英語（日常会話レベル）
　　　　　　日本語（日常会話レベル）
　　　　　　ロシア語（読み書きのみ）

・傭兵部隊"デザートミラージュ"においては軍医/衛生兵として在籍。基本的には後方支援部隊に所属しているが、
必要に応じて支援特化の｜超兵士《スペリオル》として前線に出ることも。
・かつて傭兵部隊に合流するまではカトリック系キリスト教の貧困者・孤児・戦争被害者に対する支援団体に所属していた。
現在でも、教会のミサに参加したり祭事の手伝いに行っている。
・一度離れ離れになってしまった母親との再会が叶っており、再婚相手の義父とその家族、親戚と顔合わせを行っている。
そのまま平穏に暮らしていくことを望まれていたものの、前線に残してきた知人を心配して傭兵部隊に戻ってきている。

・母親はフランスの出身であり、とある資産家の家の出。もともとは由緒正しい貴族の血筋を引く家系の娘。
実家で起きた跡目争いから逃げ延びてクロドヴァ公国に逃げ延びて来た。
・母親が当時の婚約者との間に作った娘がアリアドネであり、実家の監視を振り切るためにラゼラムの「やんごとなき人々」を逃がす裏稼業を行っている劇団に潜伏していた際に生まれた子供である。
出生後は、母親や劇団の人々とともにクロドヴァ内各地の街を巡業しながら育つ。

経歴