容姿・経歴・その他メモ

ふうま つむぎ
山奥にあるという、古くからの忍び里『風真の里』出身の女子高生忍者。
『風真の里』の忍者たちは、江戸時代以前から、オーヴァードの力を用いて時の権力者たちに仕えてきた。いわばオーヴァードの名門であるが、現代においては、UGNをはじめとしたさまざまな組織の要請に応えて闇をかける、固定の主を持たない傭兵のようになっている。

そんな中でもつむぎは、里長である風真 佐助の孫として生まれ、厳しい修行を受けた。
元の素養もあっただろうが、里長の厳しい教育の甲斐もあって、類まれな忍者へと育った。
中でも、力を入れられたのは、短刀二本による目にも止まらぬ暗殺術と、徹底して感情を殺し別人格で上塗りする演技力。

潜入、諜報、暗殺、戦闘･････。忍びに求められる全てを叩き込まれた彼女だったが、だからといって内面まで冷酷な忍者になれるはずもない。
15の春、初任務で都市へと足を踏み入れた彼女が見たのは、都会の華やかで魅力にあふれた夜景。
それは、山奥で同年代の友達も少なく育った田舎娘にとっては、誘惑に他ならない━━━。

普通の女子高生のように行きたい。
いつしかそう思っていた彼女は、ある潜入任務の最中にポカをやらかし、凶撃を受けることになる。
運よく一命をとりとめ、たまたま同時期に潜入していたUGN構成員に救われるが、それが彼女の人生の転機となった。

祖父は、彼女の命を保護したUGNに感謝し、里を上げてUGNとの連携を強めることを約束した。
UGNの医療施設に入院してる際に、UGNチルドレンと呼ばれる子供たちの話を聞き、彼女は自身も彼ら同じように学校に編入したいと思うようになった。

そこからは、育て上げられた演技力の活躍所だ。
祖父を口八丁で丸め込み、『風真の里』とUGNの架け橋だとかなんだとかでっちあげて、少々特殊な事例ではあるがチルドレンとしての潜入を許可させた。

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