東北一の剣豪。秋田県のなまはげを最初に行ったのは彼だという噂がある。
能力によって肉体を転々としながら、なんだかんだ３００年以上の時を生きている。

　江戸時代中期、東北地方の領主の元で生まれる。その後もすくすくと育ち、家族に愛されながら成長した。
幼い頃、剣の手ほどきを受けたところ、才能があることが発覚。その後は、己の剣才を伸ばすことに全力を尽くした。３０歳の頃、東北一の剣豪として名を馳せる。
彼が３５歳の頃、とある山奥で、侍のみを狙って襲う幽霊が存在するという噂を聞きつけた。己の実力に絶対の自信があった我塔次は山の中に入り、幽霊と一騎打ちを申し込んだ。結果は、死。フクロウの仮面をつけ、黒布を被った者に後ろから心臓を刺され、絶命した。
…かのように思われた。どうやらオーヴァードであった彼との闘いによって無意識化のうちに感染していたレネゲイドウィルスが、瀕死に陥ることによって半覚醒。復活を遂げた。
訳も分からず復活した我塔次は、そのまま屋敷に帰宅。九死に一生を得たと思いながら、その人生の幕を閉じた。…しかし、ここで死んだことにより、これまで半覚醒状態だった彼の能力が解放された。
次の日、死に際の時最後に触っていた愛犬の精神を乗っ取った後その体を再構築し、若々しい状態で復活することが出来た。

この能力に気付いた我塔次は、自身の力は幕府内の力関係を大きく傾けてしまうものだと感じ、皆には自分は死んだものだと思わせたまま領内を去ることにした。
それ以降は様々な土地をぶらりぶらりとしながら剣の修行を続けた。
ここ二十年で東京に移住し、UGNに入った。その後着々と任務をこなし続けた。
最近、N市の支部長の枠が空いたということを知り支部長へと昇格した。
普段は剣道の道場を運営しながら、己の技術を磨いている。

能力名：【Better・Faster・Harder・Stronger（強化人類）】
　基本能力は身体能力、反射神経の強化、耐久性の増加、筋力増強。
そして一番の目玉は、
【死んだ時、自身の魂を死ぬ前に触った一番近くの生物の肉体に転移。肉体、精神を自身と同じものに変化させた後、復活する】
というものだ。
この時に復活するルールとして
・素手で触れる必要がある。（手袋などで触れた場合は効果がない）
・対象の皮膚に直接触らなくてはならない（洋服などに触っても効果がない）
・もし効果の対象となっていた生物が、発動者より先に死んだ場合、効果は不発となる。
・対象は、哺乳類、両生類、または爬虫類でなくてはならない。
というものだ。
この能力のために、我塔次は常に服の下にハムスターを入れている。

好きなもの：研鑽
嫌いなもの：トイレを使いたいときに、自分より先に誰かが入っており、そいつが２０分以上個室に入っている時
好きな食べ物：寿司
嫌いな食べ物：食えるなら基本何でも好き
趣味：ビートセイバー
特技：風の中で舞う煙草を、外の紙を一切斬らずに中の草のみを縦と横に斬る