“裸の騎士”エラルド・オッセルヴェーノ
プレイヤー:シロ
「テメエ! 今日という今日は許さ――ヘブゥ!?」
- 年齢
- 19
- 性別
- 男
- 星座
- 牡牛座
- 身長
- 161
- 体重
- 58
- 血液型
- O型
- ワークス
- UGNエージェントA
- カヴァー
- 新聞記者
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- バロール
- HP最大値
- 26
- 常備化ポイント
- 6
- 財産ポイント
- 0
- 行動値
- 8
- 戦闘移動
- 13
- 全力移動
- 26
経験点
- 消費
- +22
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | ||
---|---|---|
姉妹 | ||
経験 | ||
平凡 | ||
邂逅 | グレイ・ランウェイ | |
腐れ縁 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | |
死 | 18 | |
衝動 | 侵蝕値 | |
恐怖 | 17 | |
侵蝕率基本値 | 35 |
能力値
肉体 | 1 | 感覚 | 2 | 精神 | 4 | 社会 | 2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 0×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 2×2 | シンドローム | 1×2 |
ワークス | 1 | ワークス | ワークス | ワークス | |||
成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 2 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | ||
回避 | 1 | 知覚 | 意志 | 調達 | 1 | ||
情報:UGN | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
上司 | アリス・ウィスタリア | 尊敬 | / | 不安 | 「ディーナと同じくらいの年で支部長なんて……普通に尊敬しますが、グレイさんと頻繁に組ませるのはやめてください」 | ||
同僚 | グレイ・ランウェイ | 信頼 | / | 敵愾心 | 「テメエ、絶対許さねえからな!!」 | ||
同僚 | 来栖アリア | 信頼 | / | 猜疑心 | 「お世話になってばかりですみません。いつもありがとうございます」 | ||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
コズミックインフレーション(2/3) | 2 | セットアッププロセス | - | - | 範囲(選択) | - | 2 | ピュア | |
範囲選択 1シナリオLV回 | |||||||||
灰色の庭(3/3) | 3 | セットアッププロセス | - | 自動成功 | 単体 | 視界 | 2 | - | |
そのラウンドの間、対象の【行動値】を-[LV×3] | |||||||||
コンセントレイト:バロール | 3 | メジャーアクション | シンドローム | - | - | - | 2 | - | |
組合わせたエフェクトのクリティカル値-LV(下限値7)。 | |||||||||
死神の瞳(7/5) | 7 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 対決 | 単体 | 視界 | 3 | - | |
射撃攻撃 命中した場合、対象が次に受ける攻撃のダメージを+[LV+2]Dこのエフェクトを組み合わせた攻撃で対象にダメージを与える事をできないこの効果はシーン終了か、効果を適用するまで持続する | |||||||||
虚空の陥穽(2/3) | 2 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 対決 | 単体 | 視界 | 2 | - | |
射撃攻撃 命中した場合、対象を自分のエンゲージに移動させる1シナリオLV回 | |||||||||
因果歪曲(1/3) | 1 | メジャーアクション | シンドローム | - | 範囲(選択) | - | 3 | - | |
範囲選択 このエフェクトを組み合わせたエフェクトは自分と同エンゲージのキャラを対象にできない 1シナリオLV回 | |||||||||
黒星の門(/3) | |||||||||
コンボ
灰色の庭(単体用)
- 組み合わせ
- 灰色の庭
- タイミング
- セットアッププロセス
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 2
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
~99% 行動値-9
100%~ 行動値-12
160%~ 行動値-15
足場の掌握-Dare peso-
- 組み合わせ
- コズミックインフレーション+灰色の庭
- タイミング
- セットアッププロセス
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 範囲(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 100%以上
~99% 行動値-9
100%~ 行動値-12
160%~ 行動値-15
死神の瞳(単体用)
- 組み合わせ
- 死神の瞳
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- ~99
- 4
- 7
- 1
- 100~
- 4
- 7
- 1
- 160~
- 4
- 7
- 1
- 4
力場の収束-Centro di attrazione-
- 組み合わせ
- 死神の瞳+虚空の陥穽+因果歪曲+コンセントレイト:バロール
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 範囲(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 10
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- ~99
- 4
- 7
- 1
- 100~
- 4
- 7
- 1
- 160~
- 4
- 7
- 1
- 4
1シナリオLV回。
対象に対してのダメージを追加
~99% ダメージ+8D
100%~ ダメージ+9D
160%~ ダメージ+10D
防具 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 行動 | ドッジ | 装甲値 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
防弾防刃ジャケット | 6 | 防具 | 3 | 少しでも自衛ができるように買った。 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 2 | 150 | 0 | 0 | 152 | 0/152 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
人に優しいが少々勝気な性格も相まって、語調が強くなることが多い。(ツッコミとも言う)
負けん気が強いが喧嘩は弱い。
色付きメガネは度が入っておらず、ましてや自分の趣味でもない。
(妹から「兄さんは人に舐められないようにこういうのを付けた方が良いと思うの」と渡されたので付けている)
仕事の関係者は基本的に誰に対してもさん付けで接する。
呼び捨てにするのは妹のディーナとプライベートで親しくなったものくらい。
しかし、生活の拠点を故郷から日本に移しているため、基本的に国内にそう言った相手はいない。
グレイとは犬猿の仲。ただし、実力においては信頼している。
バッファー兼デバッファー
セットアップでは敵の行動値を下げてこちらが優位に立ち回れるようにする。
メジャーでは敵をまとめてエンゲージに引き込みつつ、ダメージ追加のバフをばらまく。
経験点の追加でダメージ軽減や同エンゲージ対象可に変更するエフェクトを追加する。
履歴
〇妹のために
僕には妹がいる。
僕が生まれた3年後に、この世に生を受けた彼女だったが、神様はとても残酷だった。
彼女は生まれついて体が弱く、普通の生活を送ることもままならない。
そんな彼女を守ることが、僕に課せられた使命だった。
『兄さん、痛いのは、めっ!ですよ!』
小学生になった頃、ディーナは喧嘩をして帰ってきた僕にそう言った。
発端は喧嘩相手が彼女のことを侮蔑する発言をしたことだったのだが、余りにも喧嘩が弱い僕はズタボロになって戻ってきてしまった。
『こんなの見た目だけで、別に痛くなんてないさ。さあ、帰ろうか』
『兄さんも痛いし、相手も痛いのはめっ!です!』
『……ディーナ? 僕は奴らを一発も殴れていないんだけど……?』
不甲斐なさから浮かぶ言葉を前に、ディーナの姿勢は揺るがない。
『兄さんは私の騎士様です! 騎士様は傷ついてもいけないですし、傷つけてもいけないんです!』
『――何だいそりゃ。お姫様は難しい注文をするんだね』
その時は呆れながらも笑っていた。
難しいことなんて考えなくても良かった年頃だったからと言えばそれまでだけれど、あの日が来るまでは僕たちはただの無邪気な子供だったのだ。
――あの日、ディーナが置かれている現状を知るまでは。
-10年後-
遠くでサイレンの鳴り響く音が聞こえてくる。
僕の耳はその音を聞くので精一杯だった。
「……さん! ……ん! …………して!!」
途切れ途切れに聞こえるその声はどこか聞き馴染みのあるものだった。
――ディー……ナ? あれ……どう……なったんだっけ?
体の感覚は少しずつ失われていく。
自分の中にこれまで無かった感覚に、不安を感じながらも身を委ねるしかないこの状況に戸惑いが強まる。
しかし、その戸惑いも薄れていく思考の中で少しずつ溶けて消えていった。
「――いや、あなたはまだ生きてますよ」
「ハヘッ?」
見知らぬ天井を前に起きた僕は、それ以前の記憶があまりにも定かではなかったこと。
事故に遭ったような記憶がある割に、体が全然痛くないことから、自分が死んだものと判断して呟いた。
その考えを見知らぬ男が突然訂正してきたため、驚いて変な声が出てしまった。
「あの状況ですからね。いまいち状況が掴めていないのも理解できます。あー、コーヒーでも飲みますか? ちょうど今外で買ってきたところなんですよ」
「訳知り顔で入って来るなら、先に色々と説明してもらっていいですか?」
「おっと、失礼。私はUGNという組織の者です。支部長から新参者に説明をして来いと命を受けまして」
「新参者? 誰が?」
「この状況で君以外に誰がいますか?」
「いや知らねえ組織の名前出された上に勝手に新参者扱いされて誰が飲み込めるっつうんだよ!」
「はっはっはっ、それもそうですね。いやー面白いですね君」
「何が!?」
完全にペースを飲まれながらも、目の前の男は僕に状況の説明を始めた。
ディーナとの外出中に事故に遭ったこと。
そこで人間としての生を終えたこと。
しかし、オーヴァードと呼ばれる人外の存在として生き返ったこと。
そして、そんなオーヴァードが集うUGNという組織がこの世には存在しているということ。
「UGNに入ることは強制ではありません。イリーガルと呼ばれる、いわゆる野良稼業として行動する方もいらっしゃいますからね。しかし、もし君がその力を使って人々に害をなすというのであれば、我々は君を全力を以って止める必要があります」
「何が何だか分からないし、別に悪事を働くつもりもないですけど……」
「であれば良かった。妹さんに伺った通りの人物で安心しましたよ」
「――そうだ、ディーナは!?」
「君が一命を取り留めたことで安心して別室で寝ています。それとは別に気になったことがあったので検査をさせてもらいましたが」
「……検査?」
「ええ。そして、それは当たっていたと言えます。彼女は今の君と同じなんですよ。この世に生を受けた時から、オーヴァードとしての力を有していた」
「……ちょっと待ってくださいよ。この力って、さっきの説明だと僕を救った力なんですよね?
じゃあ、生まれた時からこの力を持っているなら、どうしてディーナは体が弱いんですか?」
「――対抗種、という種類のウイルスがあります。彼女が持っていたのは正しくそれでした」
「いったい、何なんですか、それ?」
「レネゲイドウイルスを殺すレネゲイドウイルスとでも言いましょうか。言ってしまえば、彼女はオーヴァードだけがかかる白血病になってしまっているのです」
自分の力は全く分からない。
でも、日常の中でたまに耳にする良くないもので置き換えられた説明は、僕に深く突き刺さった。
「……それ、治せないんですか?」
「今の科学では、治すことはできませんね。我々も研究を続けていますが、対抗種のホルダーが自身への影響を打ち消すことができた事例は皆無です。うまく向き合って力を使うエージェントも中にはいますが、それは打ち消したとは言えないでしょう」
「……組織に入れば、その方法が見つかる可能性は?」
「現時点では限りなくゼロに近い。ですが……ゼロではありません」
「――お願いします。俺を、そのUGNに入れてください」
「……妹思いの素敵なお兄さんですね。分かりました。手続きは私の方で進めておきます。何より、君は自分の力の使い方を学ばなければなりません。訓練はすぐにでも始めましょう」
そう言葉を残し、男は病室を出て行った。
「……兄さん!」
少し時間が経ったところで、ディーナが病室にやって来た。
元気な様子の僕を見るなり、彼女はこちらに抱き着いてきた。
「良かった……本当に良かった……!」
「ごめん、ディーナ。心配かけたみたいだね」
「もう……助からないかと……」
「何言ってるんだ。僕を誰だと思っているんだい? 君の騎士様なんだぞ?」
「――ええ、そうですね。でも、約束を守ってくれない悪い騎士様です」
「まあ、それもそうか……。じゃあ、ここに約束しよう。……僕はもう自分の手で誰も傷つけることはしない。そして、僕自身が傷つかないように精一杯努力をしよう。聞こえは悪いけれど、僕は君を守れるなら、裸の騎士にだってなってやるさ」
その誓いは、守れているかは分からない。
ちょっとずるいけれど、自分の手で誰かを傷つけていないのは本当だ。
だけど、僕自身はいつも傷だらけで、オーヴァードの治癒能力に任せてごまかしているに過ぎない。
――だけど、君だけは……君だけはいつか、その苦しみから救えるように、僕はこの誓いを胸に生き続けよう。
――それが、非力な僕が君に示せる唯一の勇気なのだから。
〇N市への転進
「うおおおおおおおおおおおおおおお!?」
全力疾走で街を駆け抜ける。
体力のない僕の息は既に上がっていたが、それでもなお敵を引き付けるためだけに足を止めることは無かった。
やがて、曲がり角をうまく利用して体勢を整えたところで、僕は追ってに力を使用する。
「うおっ!? ってバカか! お前から俺たちを誘ってくれるとはな!」
力に引き寄せられた連中は、好機とばかりに得物を振るう。
「残念だけど、策に嵌ったのはお前r――ゴフゥ!?」
容赦なく叩きつけられる攻撃の応酬に、僕はボロ雑巾のように地面に転がる。
一仕事終えたような表情を浮かべる御一行がその場を去ろうと踵を返したところで、その場を一陣の風が走り抜けた。
何が起こったか分からないといった表情のまま、暴漢たちはその場に頽れた。
「――ふいー。楽勝、楽勝。さて、帰るか」
「『さて、帰るか』、じゃねえよ! 段取りどうした!? 何で僕が殴られてんだ!?」
「あん? うるせえな。自分の身を守れないお前が悪いんだろう?」
「そのためにアリスさんが作戦練ったんだろうが!」
「あー、まあアリスにしては悪くない作戦だったな。俺も楽ができたし」
「殴られるところはプランになかっただろう!?」
「タイミングは俺に一任されてただろう。俺はちゃーんと指示通りに動いたぜ」
「おー、上等だ…………。今日という今日こそは出るとこ出てもらおうか!? あーん!?」
「やれやれ、これだから喧嘩っぱやいガキは困る」
そう呟いた2秒後に、僕はいつもの如くのされて地面に這いつくばるのであった。
さて、何故僕がこんないけ好かないやつと組んでいるのかと言えば、話は少し前に遡る。
-2週間前-
『ここがN市か……』
これまでお世話になっていたベネツィア支部を離れ、僕は日本のN市にやってきていた。
傍らにはディーナの姿もある。
『付いて来てくれてありがとうございます。でも、本当に良かったんですか?』
『大丈夫に決まっているじゃないか。ちょうど、今の仕事先が日本にも支部があるところでね。融通が利くところで本当に良かったよ』
日本へ留学をしたいと言ったディーナの要望を叶えるために支部長に転属願いを出したところ、ありがたいことにこれが受領された。
そして、僕にとってもありがたいことに、日本の中では対抗種の研究を行っている施設もあるとのこと。
これを利用しない手はないと考えた僕は、妹と共に日本語を勉強し、現地のスタッフの協力を得つつ、遠路はるばる日本までやってきていた。
引越しを終えた僕は、これからお世話になる支部へと赴いた。
『本日からお世話になります。エラルド・オッセルヴェーノです。よろしくお願いします』
『これはご丁寧にどうも。私はこの支部の支部長を務めているアリス・ウィスタリアと申します。よろしくお願いします』
物腰丁寧に言葉を発するのはディーナと変わらない年齢の少女だった。
そんな少女が支部長を務めるというのだから、僕なんかよりも数段以上優れた能力を持っているのだろう。
『資料は拝見しました。あなたの能力であれば、組ませるのにちょうど良い方がいるのですよ。本日の訪問に合わせて、任務の伝達を行おうと考えていたので、もう少しお待ちいただけますか?』
『はい、分かりました』
それから10分ほどして、気怠そうに欠伸をしながらその男は姿を現した。
『悪い悪い、遅くなった』
『随分と余裕ですね、グレイさん。指定した時間から20分の遅刻ですか』
静かに微笑む少女の背後には、何故か黒い影が広がっていくのを感じた。
『無茶言うなよ。昨日バカみてえなワーディング連打やらせておいて、次の日も別の仕事とか正気じゃねえ』
『ふむ、あなたの躾はもう少し検討を重ねる必要がありそうですね。さておき、まずはお互い自己紹介をお願いします』
『――何だこのガキ?』
『ガキって……あんた初対面の人にその態度は何だよ?』
呆れながらもこちらが大人になった方が良いのだろうと、席から立って自己紹介をする。
『エラルド・オッセルヴェーノです。これからあなたと組むことになるとのことなので、よろしくお願いします』
『俺がこいつと? 激務の後なんだ。やる気出させるなら綺麗な姉ちゃんと組ませて欲しいもんだな』
『あの……何なんですかこの人?』
『まあグレイさんはこういう方なので、戯言は気にしないでください。慣れるまで時間は必要かもしれませんが……実力は保証しますよ』
『戯言とは失礼な。グレイ・ランウェイ。さっきのは本音だからな?』
『そこを強調すんな! 目の前の相手に失礼だろうが!』
『おやおや、その様子であればすぐにでも仲良くなれそうですね。では、任務の内容ですが――』
そんな風に始まった調査がようやく実を結び、本日の戦闘に至る訳である。
暫くはグレイさんと組まされるようだが、いずれは別の人とも組ませてもらえるようになるのだろう。
「――くそう……いつか見返してやるか覚悟しとけよ……」
そう呟きながら、事後処理の応援を呼び、僕は報告書の内容を考え始めるのであった。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
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1 | 2024/4/27 | 件 | 22 | ミケ | デアリタマメ |
死神の瞳+3,灰色の庭+1,調達+1 防弾防刃ジャケットを取得 |