ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

来栖アリア - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

透明な従者(Air)来栖アリア(くるす    )

プレイヤー:シロ

年齢
21
性別
星座
水瓶座
身長
158
体重
52
血液型
A型
ワークス
UGNエージェントA
カヴァー
OL
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
エンジェルハィロゥ
HP最大値
24
常備化ポイント
2
財産ポイント
0
行動値
14
戦闘移動
19
全力移動
38

経験点

消費
+0
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自
安定した家庭
経験
平凡
邂逅/欲望 アリスとの出会いで精神的に救われた。
恩人
覚醒 侵蝕値
生誕 17
衝動 侵蝕値
解放 18
その他の修正9デスストーカー,光と闇の眼
侵蝕率基本値44

能力値

肉体1 感覚6 精神2 社会1
シンドローム0×2 シンドローム3×2 シンドローム1×2 シンドローム0×2
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長1
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵2 射撃 RC1 交渉
回避1 知覚 意志 調達
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 遺産継承者:夜の小鳥 「陽炎の衣」と「光と闇の眼」を自動取得。隠密状態の判定に+3D。財産点を使用できなくなる。
同僚 エラルド・オッセルヴェーノ 信頼 嫉妬 「君は誰にでも優しいのですね」
同僚 グレイ・ランウェイ 信頼 侮蔑 「あなたは優しくする相手が偏りすぎでは?」

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
光と闇の眼 1 常時 - 自動成功 自身 至近 - -
隠密状態のキャラクターをメジャーアクションの対象にする。浸食率でレベルアップしない。習得時に浸食率基本値+4
デスストーカー(5/5) 5 常時 自動成功 自身 至近 リミット
基本侵蝕率+5。隠密状態での攻撃力を+【LV*4】。侵蝕率でLVは上がらない。
ミスディレクション 1 オートアクション - 自動成功 単体 視界 5 -
1シナリオにLV回。対象の「対象:範囲」「対象:範囲(選択)」の攻撃直前に使用。攻撃の対象を「対象:単体」に変更させる。対象に改めて選択させる。
陽炎の衣(3/3) 3 マイナーアクション - 自動成功 自身 至近 3 -
1シーンにLV回。隠密状態。メインプロセス終了時まで持続。敵とエンゲージしていても発揮する。
コンセントレイト:エンジェルハィロゥ 3 メジャーアクション シンドローム - - - 2 -
組合わせたエフェクトのクリティカル値-LV(下限値7)。
見えざる死神(5/3) 5 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 - 武器 2 -
隠密状態時に使用可。組み合わせた判定ダイス+1 攻撃力+[LV×3]
ガラスの剣(/5)

コンボ

不可視の一瞥-Glimpse the Unthinkable-

組み合わせ
(マイナー)陽炎の衣 (メジャー)見えざる死神コンセントレイト:エンジェルハィロゥ
タイミング
メジャーアクション
技能
射撃
難易度
対決
対象
単体
射程
武器
侵蝕値
7
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
6+3+1
7
20+15+2
100%以上
6+3+1
7
20+18+2
160~
6+3+1
7
20+21+2

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
ナイフ 2 白兵
射撃
〈白兵〉〈射撃〉 -1 2 0 至近/10m

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
10 0 120 0 0 130 0/130
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

気を許した相手の前でなければ必要以上に自分の姿を晒したくない性格の持ち主。
シャイというほどシャイではないため、それなりの茶目っ気を見せることもある。
現状エージェントで気を許しているのはアリス、エラルド、茂木さんくらい。
グレイの前では仕方なく姿を見せているが、一番苦手とするタイプの人種である。
(アリス、エラルドがいない場でも姿を見せているので、一応気を許しているとも言える)

外出時は日常的にテクスチャチェンジと屈折の変化を使って姿を消しているため、アウトドア気質であるのに肌は透き通るほど白い。
諜報、潜入を得意としており、そういった類の任務にアサインされることが多い。
そのため、支部内にいることの方が稀となる。
(呼び戻せばいつでも帰ってくる)

余談として、普段アリア側が手助けをしている情報課スタッフたちから、『彼女に何かお礼をしたいがどうしたら良いか』と問われたエラルドが、『任務終わりにいつも気が済むまでお酒を飲んでいるみたいですよ』と良心から情報を漏らしたため、彼女が酒好きであるという共通認識が支部内で生まれている。
(この一件のおかげで茂木さんとの接点が生まれる)

行きつけのお店はガイスター・ヴェイト。
好きなカクテルは初めて来店した時にマスターが作ってくれたベッロ・ポモドーロ。
(カクテル言葉:全身全霊で助けに入るドラマのヒロイン)

履歴

〇生い立ちと出会い

過去のことを思い返しても、私がいつオーヴァードとしての力に目覚めたのかは定かではない。
きっと生まれつきこの能力を持ち合わせていたのだろう。
そう考えてみれば辻褄が合うことはたくさんある。

――昔から、私は存在感が希薄だった。
それは影が薄いからというよりは、無意識の内に自分の存在を隠してしまっていたことが原因なのだろう。
――人より少しだけ、身体能力が高かった。
目立たないのに注目を集めてしまう不思議な生活が私の日常だった。
――そうして出る杭は、当然のように打たれていく。
活動は活発であっても、物静かな性格の私に対して、回りは良い顔をしなかった。
それは、人間だろうが化け物だろうが、結局のところ同じなのである。

――そうですね。私も同じような考えを持ったことはありますよ。
人間というものは実に愚かで救いがたい性質を持つ」

私の前に姿を見せた少女は、まるで世界を俯瞰するかのようにそう口にした。

「ですが、付け加えるのであれば、その異常を日常に変えてしまえる仲間もまた、この世界には存在しているのですよ。
例えば、あなたの目の前にいる私のように」

その言葉に私の世界はひっくり返った。
自分が生きたいように生きていい世界がある。
自分が全力を出しても、誰にも邪魔をされない世界がある。
そんな私が欲しかった当たり前が、この世界には存在していると、目の前の少女は事も無げに肯定した。

――それだけで、私が彼女に尽くすには十分すぎる対価だった。

「あなたはきっと、私が欲しいものを見せてくれる。……叶うのであれば、私はあなたと共に歩みたい」
「ええ、もちろん叶いますとも。そのような簡単な願い事で良いのであれば」

その出会いは、私の世界に彩をくれた。
それなら私は、彼女がより色彩豊かな世界を歩めるように道を作ろう。

――儚くも力強い藤の花が、いつか世界で咲き誇ることを夢に見て。

〇同僚たちとの初顔合わせ

――なるほど。確かに報告書の内容は確認させていただきました。
1つ気になる点があるとすれば……エラルドさん、あなたが怪我をしているように見えるのは私の気のせいでしょうか」
「気のせいじゃ「いやー、気のせい気のせい! 任務も無事終わったし、今日はこんなところでいいだろう!」

ごまかしながら、グレイはエラルドに関節技を極める。
苦しさに喘ぐエラルドは、グレイの腕を『ギブギブ』と叩き、解放されたところで床に突っ伏した。

――マジで覚えてろよ」
「あーん? 聞こえねえな?」
「……ふむ、そういうことにしておきましょう。
時にグレイさん、今日はとある任務から帰ってくるエージェントがいるので、この時間に報告のタイミングを合わせています」
「ふーん……それが?」
「あなた方を会わせたかったので、顔合わせ前に折良く送られてきていたエラルドさんの報告書を、事前に彼女へ転送しておきました。お二人がどのような人物かを知ってもらうのに手っ取り早いと思いましたので」
「お、女か! それでそれで? 俺より年上のいい感じの姉ちゃんだと気分が上がるんだが?」
「彼女のことを紹介する前に、あなたにはこの言葉を送っておきましょう。『身から出た錆』」

直後、グレイの体は横からの衝撃でくの字に曲がり、支部長室の壁に向かって吹っ飛んだ。
その後、エラルドは『ストッ』と身軽な何かが着地するような音を聞き取る。

「え? え? な、何が起こったんですか?」
――この男に酷い目に遭わされたのなら、もっと主張して良いのよ」

その言葉と共に何もない空間から1人の女性が姿を現した。
グレイと同程度の年齢と思しき女性は、エラルドの傍にしゃがみ込んで彼の状態を見る。

「傷の方はもう少ししたら消えそうね。力いっぱい叩かれただけみたい」
「その通りなんですけど……その、あなたは? ああ、えっと、僕はエラルド・オッセルヴェーノです」
「来栖アリア。よろしくね」
「……テメエ……いきなり何しやがる!」

立ち直って掴みかかってきたグレイの前で、来栖は姿を消す。
不意をつかれたグレイは来栖を見失い、次の瞬間一本背負いで床に叩きつけられた。

「ぐほっ!?」

背中を打ち付けてのたうち回るグレイを横目に、来栖はアリスの横に並ぶ。

「改めて紹介しましょう。彼女は来栖アリアさん。
諜報・潜入の任務を得意とするエージェントです。
その能力については、説明は不要ですね?」
「ええ、まあ……打って付けの能力ですね」

エラルドはグレイの様子に苦笑しながらも言葉を返す。
そして、改めて来栖に向き直ると微笑みを浮かべて口を開く。

「すみません。ありがとうございます」
「気にしなくていい。仲間は大切にするべきものだから」
「その括りで行くなら、俺だって仲間じゃねえか……」
「あなたは素行を改めてからその言葉を口になさい」
「てんめえ……覚えてやがれよ……」
「僕みたいなこと言わないでもらえます?」
「ふふっ、しばらくは賑やかになりそうですね。
では、彼女が持ち帰った情報を元に、次の任務のプランを練ります。
追って皆さんには通達を出すので、それまで各自休息を取るようお願いします」

こうして、3人の愉快な日常は始まりを告げたのだった。

〇心地の良い大人の時間

『リベレーターズの中で経験の浅い子が潜入任務にアサインされることになりました。
霧谷さんからフォローの依頼が来ているのですが、この件はあなたが打って付けだと思います。
長期任務から帰ってきたところで申し訳ありませんが、お願いしてもよろしいですか?』

アリスさんからの依頼に私は嫌な顔をすることなく承諾を返した。
内容はとある学校への潜入任務とのことで、私自身はその子の動向を見守るだけ。
普段の任務からすれば欠片も負担がないそんな仕事で良いのなら、いくらでも喜んでやろうというのが私のスタンスだった。
そのことを理解してくれているからこそ、彼女は私に打って付けだと言ってくれたのだろう。

(――そういえば、この学校はあまり調査に入ったこともなかった。
お酒のお礼を兼ねて他の異変が無いか調べておこう)

情報課に向けた手土産づくりを並行していたおかげで、退屈を感じる時間は一切ない。
この自由さも私が単独での潜入・諜報活動を好む理由の1つだった。
それから1週間が経過した頃、リベレーターズの少女は、同じように任務にアサインされていたエージェントと協力しながら核心へと迫っていた。

(――あれはもうジャームになって助からない。
事件としても解決でしょうし、見届けたら報告に帰るとしましょう)

そんなことを考えていたところで、戦闘で生じた瓦礫に足を取られ、少女は転倒してしまった。
そして、それはタイミング悪く敵が彼女に狙いを定めた瞬間の出来事だった。

(させない!)

集まっていたメンバーには攻撃を受け止めることが得意なエージェントはいなかった。
代わりに引き付けた攻撃を避けることを得意としていたエージェントがいたため、そちらの方向に回り込んで軽く蹴りを入れる。
一瞬だけ迷彩を解除して視線を誘導すると、狙い通り敵の攻撃はそのエージェントへと置き換わった。
姿を見せた刹那、視線が少女の方に向いていた他のエージェントは気付かなかったが、彼女だけは私に気づいた様子だった。
姿を再度消す前にウインクをした私を、彼女はポカンと見つめていた。

-支部帰還後-

――報告は以上です。報告書と一緒に資料をまとめておいたので、情報課の方に共有してあげてください」
「依頼外のことも含めて対応いただきありがとうございました。あなたのそういうところ、私は好きですよ」
「そう言っていただけるとやりがいがあります。では、失礼します」

――ん? もしかして君が来栖アリアさんかな?」

そうして支部長室を出たところで、姿を消そうとした私に、どこかで見た覚えのある初老の男性が声をかけてきた。

「……そうですが」
「ああ、良かった。君は支部を留守にしていることが多いと聞いていたからね。
おっと、顔を合わせるのは初めてだったね。私は茂木國彦。今はリベレーターズの指導官を務めている身だ」
――ああ、見覚えがあると思ったら」
「本人から聞いたよ。任務中、君に助けてもらって事なきを得たとね。彼らを代表してお礼を言わせてほしい」
「いえ、私は仲間を助けただけですから。それに、私もそういう任務だっただけです」
――そういえば、君は仕事終わりにお酒を飲むのが好きだと風の噂で聞いたことがある。
私はお酒が強い方ではないが嗜む趣味はあってね。どうだろうか。
お礼と言っては何だが、私の行きつけのバーで奢らせては貰えないだろうか? 
急な話だ。気が進まなければ断ってもらっても構わない」
「…………いえ、せっかくなのでごちそうになります」

こちらを立ててくれている相手の姿勢に、一先ずは応じる形で承諾する。
そうして連れていかれたのは、ガイスターヴェイトという名前の小洒落たバーだった。

「いらっしゃいませ。――おや、そちらのお嬢さんは初めましてですね」
「……どうも」
「彼女には仕事で世話になってね。お酒が好きだというのでこちらのお店を紹介しようかと」
「それは嬉しい話ですね。では、こちらへどうぞ。お好きなカクテルがあれば御作りしましょう」
「私、カクテルは普段飲まないので……何かおすすめはありますか?」
「そうですね……甘いものはお好きですか?」
「好きな方だと思います。ただ、くどすぎるくらい甘いのはちょっと……」
「分かりました。では、少々お待ちください」

そういうと、マスターはシェイカーに手際よくお酒と割材を入れていく。出来上がったのは綺麗な緋色のカクテルだった。

――この仕事をしていると、色々なお客様を目にする機会があります。
茂木さんのように優しい人柄の中に悲しい過去を背負った方。
些細な日常に楽しさを見出す方。反対に、マイナスなものばかりを見てしまう方。
そういった人柄を見極めて、その人に似合った一品を出せるかどうかも、この仕事の醍醐味です。
……こちらはベッロ・ポモドーロ。
カクテル言葉は『全身全霊で助けに入るドラマのヒロイン』です。
少し冗長なカクテル言葉ではありますが、お嬢さんは正義感に厚い人柄だと思いまして。
茂木さんが感謝を伝える相手なのですから、なおさらに」

促されたままに差し出されたカクテルを一口飲む。
度数はそれ程高くは無いようで、体の中をすっと心地良く液体が通っていく感覚が伝っていく。

――来栖アリアです。自己紹介がまだだったので……」
「おや、ハーフの方でしたか。道理で顔立ちが整っていらっしゃる」
「このお酒、とても気に入りました。その……よろしければまたお邪魔しても?」
「ええ、私はいつでも歓迎しますよ」
「ありがとうございます。それと、茂木さんも、予定が合う時はまた誘っても良いですか?」
「ああ、構わないよ。R担の谷さんともよくここに来るんだ。その時は彼も交えて楽しもうじゃないか」
「そういう茂木さんがいつも一番に酔いつぶれていますがね」
「あはは……面目ない……」
「ふふっ」

そんな優しい雰囲気に包まれながら飲んだこの日のお酒は、いつもと違ってとても柔らかい味わいを感じられる一杯だった。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
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