「青い鳥」
「火の鳥」(Жар-птица:ロシア版)
ストラヴィンスキー『火の鳥』組曲
稲葉曇『私は雨』

2034年PC。「PC②④を失った美空」と時の狭間に出会い、再会を約束したことにより『美空=イヴが会いたいと願った』特殊な黄泉還り。
時空改変で美空が孤独にならない時間が確定したことにより"霊体として存続していたイヴ"が「なかったこと」になり、一度存在が消失する。
だが、10年後の美空とPCたちが再会を願ってくれたことで、再度不死鳥として降臨した。
記憶がないのも、自分について何の自覚がないのも、『イヴに願われて初めて生まれた』存在であり、誰かに呼ばれたことを知っているのも、全て『狭間の自分と美空の約束』の残滓。
彼の生まれた意味は、美空、イヴのそばで生きること。

イヴがUGNとPC②に保護されているため、今後はPC②のもとで生きることにした。父？

ワークス／カヴァー：レネゲイドビーイング／任意
シナリオロイス："イブ"
指定設定：物心ついてから３～５年ほど、生まれてからは大体１０年ほど経っているらしい。
どのようなオリジンであるかは任意とする。
キミは、人間社会で少なくとも数年以上過ごしてきた「人間らしいレネゲイドビーイング」だ。
キミには大切な人がいた。物心ついたころからキミとともに暮らし、キミのすべてだった人間・イブだ。

「世界で一番空に近い場所って知ってる？　来年、そこで沢山の流星を見られるんだって。一緒に見に行きましょう！」
星空が好きだった彼女がキミと交わしたそれが、最後の約束だった。

彼女は武装集団の手にかかり、キミの目の前で死亡した。
今、キミは世界最大の高層建築 " プラネットラダー " へやってきた。
果たせなかった約束の流星群を見るために。
折しも発生した爆破テロによって轟音と閃光がラダーを襲うなか、キミが人ごみの向こうに目にしたのは亡くなったはずのイブの姿だった――。

★閉鎖された塔の【最上層】から脱出せよ。【最下層】のメンバーと協力し、地上を目指せ。
★イブを追い、真実を見つけ出せ。

■　NPC
イブ/PC①の大切な女性
「ねえ、この星空の向こうに⸺ 神様っていると思う？」

月めいた白く儚げな外見と、それと裏腹に明るく自由奔放な女性。
ビーイングであるPC①が物心ついた時からずっと一緒に生きてきた、姉のような母のような唯一無二の存在。
星空の下で歌うことが好き。
１年前に亡くなったが、「一緒に見よう」と約束した流星群の日にプラネットラダーで再会する。
Data
性別：女　年齢：20 前後 (外見)
ブリード：クロスブリード
シンドローム：エンジェルハイロゥ/バロール
ワークス / カヴァー：不明 / 不明
【肉体】1　〈回避〉1
【感覚】4　〈射撃〉3〈知覚〉2
【精神】3　〈意志〉2
【社会】2　〈調達〉3〈交渉〉2
【HP】25　【行動値】11　侵蝕率：35
エフェクト：《天からの眼》3、《ショウタイム》2


■　シナリオ関連設定
イブを失ってから、二度と同じ思いをしないようにガードエフェクトを取り始めた。
攻撃は最低限だが、好戦的ではなく相手を守れることを優先するため性に合っているようだ。

キミたちは――夢を見る。
それはキミたちが経験したことのない不思議な記憶。
その夢のなかでキミたちは誰かを守るため・信ずる何かのために散っていく。
親しい人々の悲しむ顔をその眼に焼き付けながら。

目を醒ますと、そこはプラネットラダー。
周りにＰＣの姿はなく――コントロールルームに閉じ込められていた。
キミたちはそれぞれ、再びの合流を目指す。
真実を知り……今度こそ、この塔／この運命から生還するために。

★プラネットラダーを巡るこの事件の真実を見つけ出せ。
★仲間たちと力を合わせ、この塔／この運命を脱出せよ。

ワークス/カヴァー：UGN関係者/自由
ロイス　：セルリーダー　推奨感情：P任意/N敵愾心
FHセル"グレイヴヤード"のセルリーダー討伐を命じられたキミたちは港湾都市Y市に潜入した。
優秀なキミたちによる調査は順調に進み、彼らが主催する怪しげなパーティが船上で開催されることを掴む。
しかし、豪華客船へ潜入するはずの今日―――。

　PC①：追手を撒くため倉庫街で息を潜めていた。
　PC②：PC①との待ち合わせ場所に現れたのはガラの悪い男たちだった。