容姿・経歴・その他メモ

不破礼司は普通の少年だった。少なくとも数年前までは。

小・中学を通して空手部だったが、中学2年の頃に練習中に足の靱帯を損傷してしまう。
素直に休めばいいものを、無茶して靱帯断裂。親にも教師にも大目玉を食らった。
長い療養期間を経て完治はしたものの、足に違和感が残ってしまい、結局空手を止めざるを得なくなってしまった。

それからはインドアな趣味に転向し、アニメを見てゲームをしてサントラを聞いてと暇さえあれば部屋に引きこもる日々。
高校生になってもそんな生活を続けていたが、ある日UGNとジャームの戦闘に巻き込まれてしまう。
目に焼き付いたジャームの脅威に、悪逆非道に、彼は身を焦がすほどの怒りを覚える。
その強すぎる怒りが"絶望に抗う遺産"を呼び寄せてしまい、……結果として、遺産継承者のオーヴァードが誕生したのだった。


普段は普通の高校生だが、ワーディングやエフェクトの気配を感じれば即走り出すUGNイリーガル。
遺産である祈りの造花は蓮の花の形をしており、戦いになると彼をそれにふさわしい姿へと"転身"させる。
空手をやっていたため本来は徒手空拳での戦いを得意とするが、発現したエフェクトは武器を作り出しそれを扱うものだったため、そちらをメインにして戦闘をする。
作り出す武器は伸縮自在の棍。体内のレネゲイドが高まれば、より硬く重くなる。
なお、転身中は"戦いに適した姿"のため、足の違和感は完全に消え去る。


好き：食べること、身体を動かすこと、アニメをみること、ゲームすること
嫌い：理不尽を他者に強いるもの、こと


「なにはなくとも、俺はアニメが見れりゃ上等なのよ」
「誰にだって、俺にだって、大事にしたいもんの一つや二つあって当たり前だろ」
「みんな『当たり前』を生きてるんだ。悪さかます奴ァ俺は許せねー」
「俺が許さねー」

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