設定・その他メモ

12歳の若さで死んだ少女をメインとした屍鬼。
製作者は彼女の父親であり彼女を研究中の"事故"で死なせてしまった張本人。
彼女の父親は、吸血鬼と人間の研究を行っていた。
自らの手で幼い愛娘を死なせてしまった男は禁断の秘術に手を染め、親族を皆殺しにしそのパーツを接ぎ合わせて彼女を起動させた。
そうしてしばらくの間は、"親子ごっこ"をしていたようである。しかしその実態は、監禁と変わらない。
他のパーツにとっては「自分を殺した人間」である男を、父親と慕えと強制しても、それらが合わさって生まれた新しい人格が従うわけもなく。
彼女は隙をついて父親を殴り倒すと（※殺してはいないというのは本人談）脱出し、異端回収室へと助けを求めた。
最も屍鬼を排除したがっていた組織のうちのひとつが、異端回収室である。
しかし彼女のパーツの中に、敬虔な信者が混ざっていた。
その記憶が彼女を異端回収室へと走らせたのだ。
自分は誰も殺めていないと贖罪の道を求め、その若さと事情から承諾され保護された。

人格としては大人しい方で、日々教会への奉仕活動や祈りをささげることを欠かさない、地味な存在。
しかしそれは敬虔な信者だった頃の記憶を参考にして、いかに目立たずやりすごせるかを、異端回収室の脅威を知る別の親族の記憶がそうさせているだけで、決して我のない人格などではない。

一人称：けいきょくたち
～そう？～かな？～かも？

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