吾木 柘榴
プレイヤー:えみる
「……いや、なんでもない」
- ファクター
- 吸血鬼
- 起源
- 源祖
- 流儀
- 戦鬼
- 練度
- 1
- 能力値
-
- ♥血
- 11
- ♦想
- 7
- 副能力値
-
- 耐久値
- 31=(11+20)
- 先制値
- 11=(7+4)
- 外見年齢/実年齢
- 20代前半/500歳
- 性別
- 男
- 所属
- フリーランス
- 過去
- 喪失
愛するものを失った。
- 経緯
- 拾った
両親を殺した後に拾った。気まぐれだった。そのつもりだった。
- 欠落
- 執着(他人)
血盟以外、何もいらない
- 外見的特徴
- 瞳
深い深い、鮮血の紅玉。
- 住まい
- 流浪
その時々で変わる。
- 使用武器
- 己の身体
- 傷号
- 聖血
- “誰か”を助ける血であり力。だが本当に助けたかった人には届かなかった“力”
「俺にはもう、何をすればいいのかわかんないよ…!」
血契:鳴瀬 晶
- プレイヤー
- 鈴白ウツミ
- 信念/職能
- 讐人/謀智
- 年齢
- 22
- 性別
- 不詳
- 喪失
- 聴覚(音色)
痕印
- 位置
- 脚
- 形状
- 剣
- 相手からの感情1
- 依存
- 相手からの感情2
- 憎しみ
- 約束
- 贈ったロケットペンダントを常に身につける
血威
名称 | タイミング | 対象 | 解説 |
---|---|---|---|
絶命共撃 | いつでも | 単体※ | パートナーと1枚ずつ手札を捨て、[カードの合計以下]の[生命カード]1枚を破壊する。 |
幻想鏡界 | 戦闘不能 | 単体※ | 対象が[タイミング:攻撃]ではない〈特技〉を宣言した時に使用する。(〈根源開放〉と〈業の鎧〉を除く)その〈特技〉は効果を発揮しない。 |
絶牙絶抓 | 攻撃 | 単体※ | 対象の[生命カード]1枚を、スートと数値を無視して破壊する。 |
特技
名称 | タイミング | 対象 | 代償 | 条件 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
武器攻撃 | 攻撃 | 単体 | 手札1枚 | なし | パートナーと1枚ずつ手札を捨て、[カードの合計以下]の[生命カード]1枚を破壊する。 |
空中降撃 | 準備 | 自身 | 赤1枚 | なし | あなたは[手番]の終了まで、〈特技〉と《血威》で破壊できるカードの数値に+2する。あなたが[先手PC]の場合、更に+1する。 |
殺界の悦 | 解説参照 | 自身 | 手札1枚 | ラウンド1回 | あなたが[生命カード]を破壊した際に使用する。あなたは[血戦]終了まで、〈特技〉で破壊できる[生命カード]の数値に+1する。この〈特技〉の効果は3回まで重複する。 |
傷号:聖血 | 解説参照 | 単体 | 赤1枚 | ラウンド1回 | この〈特技〉は[準備]と[終了]のどちらのタイミングでも使用可能。対象とあなたの【耐久値】を[この〈特技〉 の代償で捨てたカードの数値+5]点回復する。 |
設定・その他メモ
晶を拾ったのはなぜだったのか。
その子の両親を殺した私がその子を拾う資格などないのは分かっていたのに。
泣きわめく子供が嫌いだったからかもしれない。
泣きわめく子供と、死んでしまったあの子を重ねたかもしれない。
歳を重ねていくうちに、考える。
あの子ももし生きていれば、このように育ってくれたのだろうか。
嗚呼、君が私に憎しみを向けてくるのは何ら構わない。
それを私は甘んじて受け入れよう。
君が私を殺すのであれば、それも構わない。
君に望まれ、血契を結んだその時から、私は君と共にある。
だが――。
君を庇って死んだ私を、君はどう見たのだろうか。
最期に君に言いたかった言葉は、結局飲み込んでしまった。
伝えるすべなどなかったというのに。
――どこにも居ないだろう神よ。
私の妻と子供を見捨てた神よ。
この奇跡に、私はきっと感謝するべきなのだろう。
晶と出会う前のこと
生まれたのは500年ほど前の日本。
聖血である自身の血を使い人を癒やし、ある時は神として崇められ、ある時は聖人として慕われた。概ね50~70年周期で移動する流浪の者であった。
300歳の頃、ある村で世話になっていたところ、人間の女性と恋に落ち結ばれ子供が生まれた。なんてことはないが、幸せな生活だった。
子供が数えで10歳のある日、それは起きた。
用事で村を数日離れ戻った日、家が燃えていた。
燃え盛る日の中、人が踊っていた。助けを求めるように、小さな体と、幼い身体が踊っていた。
なりふり構わず中に入ろうとすると、それを見守っていた村人に止められた。
あの二人は悪魔だったんです。あなた様はあいつらに騙されていたんですよ。
あの子供の血は、草を爛れさせ、傷口を腐らせます。あっしはこの目で見たんです。
――あんな餓鬼が、人を癒やすあなた様の息子である訳がございやせん。
あの女はきっともののけあやかしとの子を産み落としたんですよ、とんだ女狐だ。
でも、よかった。聖人でいらっしゃるあなたの手を汚させずに――
その人間を縊り殺すと、炎の中に分け入り、妻と子供の燃え盛る身体を捕まえてそのまま村から立ち去った。
――焼け焦げた物言わぬ身体には、聖血など無力だった。
それからは、できるだけ人との関わりを避け、うつろに暮らす日々。
――晶に出会うまでは。
晶の両親について
それは本当に偶然だった。
たまたま通りかかった家。そこから漂う――うっすらと漂う残り香の血の匂いと吸血鬼の気配。
思わず家に踏み込めば子供が襲われようとしていた――いや、子供はきっと自身が襲われているのだと感じていなかっただろう。
分かっていたが、無意識に体が動いた。
子供の前で、吸血鬼二人を殺した。
そのまま、泣きわめく子供を、放っておけば良いはずなのに――。
重ねてしまって、そのまま、その幼い身体を抱き上げ。
連れてきて、しまった。
――夜と、血の世界に。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 力の向上 | GM | 参加者 |
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1 | 7/23、24 | 月夜行 | 雪あやめ様 | 鈴白ウツミさん |