エリーゼ・クロイツェル
プレイヤー:十水
- ファクター
- 吸血鬼
- 起源
- 夜者
- 流儀
- 奏者
- 練度
- 1
- 能力値
-
- ♥血
- 9
- ♦想
- 9
- 副能力値
-
- 耐久値
- 29=(9+20)
- 先制値
- 13=(9+4)
- 外見年齢/実年齢
- 16/237
- 性別
- 女
- 所属
- SID
- 過去
- 裏の住人
吸血鬼となった後、裏社会の住人として生きてきた。
- 経緯
- 興味
パートナーとなる人間に興味が湧いたため、血契を交わすことにした。
- 欠落
- 愛
誰かを愛する気持ちが分からない。それは過去の自分のことであっても。
- 外見的特徴
- 髪
夜に輝く月のような髪
- 住まい
- 牢獄
慣れているから落ち着く
- 使用武器
- バイオリン
古いバイオリンを持ち歩いている
- 傷号
- 血枷の咒
- 自身を吸血鬼にした相手に印を付けられた。
血契:
- プレイヤー
- 信念/職能
- 年齢
- 性別
- 喪失
痕印
- 位置
- 形状
- 相手からの感情1
- 相手からの感情2
- 約束
血威
名称 | タイミング | 対象 | 解説 |
---|---|---|---|
絶命共撃 | いつでも | 単体 | 自身とパートナーは手札1枚破棄→(捨てたカードの和)以下の声明カード破壊 |
此岸回帰 | 戦闘不能 | 自身 | 「戦闘不能」解除、【耐久値】を最大値まで回復 |
交響鳴動 | いつでも | 場面(選択) | 対象の【耐久値】を[10+自身の練度](MAX20)点回復 |
特技
名称 | タイミング | 対象 | 代償 | 条件 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
武器攻撃 | 攻撃 | 単体 | 手札1枚 | なし | 対象の7以下の生命カードを1枚破壊 |
哀滅ピアノ | 解説参照 | 単体 | 赤絵札1枚 | ラウンド1回 | ダメージ減少時、対象の被ダメを[想+6]点軽減 |
蛮勇アレグロ | 準備 | 自身 | 赤1枚 | ラウンド1回 | 手番終了時まで、特技と血盟で破壊できる生命カードの数値に+2 |
設定・その他メモ
若い女性の姿をした吸血鬼。見た目は16歳くらいだが、実年齢は200歳越え。バイオリンを介した血奏法を用いる。現在はSIDに協力して生活しているが、かつては様々な裏家業に手を出していた。日本にやってきたのもハンターの手を逃れるため。今でも「落ち着く」という理由で地下牢に寝泊まりしている。
元々は下級貴族の長女。15歳になったときに、教養としてバイオリンを習い始めた。講師は若い男性で彼女を優しく指導してくれた。彼と過ごすうちに物腰柔らかな態度、確かなバイオリンやピアノの腕、そして妖しく光る赤色の瞳に惹かれていった。やがて彼女は講師の青年と恋仲になった。しかし、彼女が16歳になったとき親の命令で政略結婚することになってしまった。当初は抵抗していた彼女も、家の没落を避けるためにと両親に懇願され覚悟を決めた。婚約が確定した日、いつものようにレッスンのために訪れた青年に婚約のことを告げた。青年は駆け落ちを提案したが、彼女は涙ながらそれを拒絶した。自分が逃げたら妹が犠牲になってしまうから、と。そして彼に背を向けた瞬間、首筋に強い痛みを感じた。
目が醒めると、彼女は暗い森の中にいた。そして吸血鬼になっていた。自身の変化に驚いていると、懐に手紙が入っていることに気がつく。そこには彼からの言葉が綴られていた。曰く、自分は吸血鬼であったこと。あの夜気持ちが昂り、吸血してしまったこと。そして、一族の規則を破ったことで追手に追われていることと、危険な目に遭わせないために自分は一旦ここから離れるということ。手紙の最後にはこう書かれていた。「君にある術をかけた。これは僕と君との絆だ。今は離れ離れでも、どれだけ時間がかかっても、必ず君を迎えに行く」言葉の通り、左手の薬指に指輪のような印が付けられていた。何故だかその場所から精氣が奪われているような心地がする。
事態を把握した彼女は戸惑った。なぜなら、吸血鬼になった際に「愛」を失ってしまったからだ。彼のことを愛していたはずなのに、その感情が全く思い出せない。彼女はあてもなく闇夜をさまよい始めた。
そうして紆余曲折して今に至る。もはや自身を吸血鬼へと変えたあの男の、顔も名前も思い出せない。