鳥海探偵事務所の私立探偵〈東 光之助〉の助手を務めている。
実は記憶喪失者。〈イヴリン〉という名前は相棒の光之助に付けてもらった。
中性的な美しい容姿をしており、男性の格好をすれば細身の男性に見えるし、女性の格好をすれば華奢な女性に見えるためよく周囲が混乱する。
普段の格好や言動からどちらかといえば男性に見られがちだが、生物学上は女性。しかし聞かれない限り公言はしないので出会った人たちの中で性別を勘違いしている人は多い。
本人も自分の性別に興味がなく、また、人間というよりも猫っぽい仕草が多く見られる為、一部の知り合いからは性別は猫だと言われている(「それは性別ではないのでは」というツッコミは無視された)。
探偵助手といっても基本的には安楽椅子探偵であり所長の鳥海美希子曰く魔性猫。
飽くなき探求心の持ち主で「知りたい」と思ったことは調べ尽くさないと気が済まない。
興味を持ったものを調べ始めると、寝食も忘れて調べ物に没頭してしまう傾向が有り、身体は強い方ではないので無理をし過ぎて倒れることも……。
自分の貪欲なまでの知識欲を満たすための外出は厭わないが、興味のない事に関しての外出は嫌がるそぶりを見せる。
しかし、相棒と所長の頼みにはなんだかんだ言いつつも弱く、二人の頼みならば興味のない事でも重い腰を上げる事も少なくはない。
どうしても、本当に嫌な案件の時はほとぼりが冷めるまで探偵事務所内のどこかに隠れて姿を現さない。その時の姿はまさしく病院が嫌で隠れる猫。
人のぬくもりが好き。特に相棒である光之助の隣は安心するらしく、暖を求めよく相棒の寝床に潜り込んだり、相棒の身体に寄りかかったりする姿が目撃されている。しかし満足すると離れていく。まさに猫。「というか、それ光之助くんにしかしないよね」とは所長談。
どうしてそんなことをするのかと聞かれれば「僕が居たいと思う場所が僕の居場所、僕が寝たいと思った場所が僕の寝床だよ」と答える。
その言葉通り日当たりの良い窓辺で寝るのも好きで、そこを寝床と言い張る時もある。
酔ったらキス魔になるが、基本的にその時の記憶はない。寝たらきれいさっぱり忘れるタイプ。

――吸血鬼として蘇った日から相棒に触れようとしなくなり、寝床に潜り込むこともなくなった。ブラッドパスの力により日光に弱いわけではないのだが日当たりのいい窓辺を避けるようになり、夜どこかに出掛ける事も増えてきたがどこに行っていたのかは語ろうとしない。

スカーレッド・ナイト(SRN)の傷号付与。

「Blood Wedding！」にてパートナーと気持ちを伝えあい、安心感を得たことで相手への痕印の位置と形状に変化有り。
位置：背中/興味→胸元/独占欲、形状：獣/恐怖→月/安心感となった。
スカーレッド・ナイト(SRN)の傷号付与。