お母さんを識季様の下へ連れてきた人。守ってくれた人だと思ってる。
でもきっと咲良の知らない母さんのことや事情をたくさん知っていて。話してもらえないことに疎外感を感じている。

武器は母に渡された懐刀。母にとっても大切なものだったその刀は、いざというとき、貴方の身を守ってくれるようにと。母の願いが込められている。
筋力や体力が少ないため、頭を使って、なるべく最小限の動きで、敵の急所と思われる場所を攻撃する。

傷号が発動している際は、業血鬼の力によって、隷印を通る舌から発される言葉に力が宿り、言葉の通りの事象が現実に生じる。
花が終わる表現を使用する。

小学校に入学するくらいの歳ごろにもらった力。隷印部分から凝固した血が結晶として零れ落ちる。
業血鬼の精氣が込められた血の力は咲良の言葉に力をもたせてくれる。
便利なものであるし、泣いている母を守りたかった咲良にとって強くなれる喜ばしい力ではあったが、何分痛いので好きではない。
あまり使いたがらない。

母親と血盟を結んだ時に、愛という感情を欠落した。元より家族”ごっこ”を続ける吸血鬼、人間の中にいて、正常な愛を学べることもなく。失くしたことすら気づいていない。
竜胆さんと血盟を結んだ際に視覚、母親の顔が見えなくなった。真っ黒なペンで塗りつぶされたみたいに、本人の顔も、写真に在る顔も、記憶の中の顔も。見ることができない。

あの惨劇の夜から３年。
ふたたび東京にレーベルツェード奇劇団が姿を現した。

時を同じくして姿を消す人々。
賑やかな音楽と道化師の笑い声が、
黄昏の街に響き渡る。

赤い災いの囚われ人たちは、
夜明けへの第一歩を踏み出すことができるのか。

人鬼血盟RPGブラッドパス　赤夜のロンド
第一幕「道化師は嗤う」

血の軛こそ、汝らの宿命

推奨組織：SID 　推奨傷号：なし
３年前、キミたちから大切なものを奪ったレーベルツェード奇劇団。
彼らが再び東京に現れた。対鬼組織が警戒を強めるなか、都内で行方不明事件が続発する。
時期からして、団員の仕業である可能性が高い。
命令を受けたキミたちは街へと捜査に出かけた。
「シナリオテーマ：行方不明事件を解決する」

ファクター

人間

信念/職能

讐人/謀智

練度

1

:所属|フリーランス

喪失

愛

傷号

魔血晶　（血刃弾）

血威

闇明視/復讐の火/虚偽の針

特技

武器攻撃/鎧意はがし/怨炎は消えず/魔血晶　（血刃弾）

常時破壊できるカード

7