臥跡 稀生
プレイヤー:桐葉
「ご主人様、血を……お恵みください。
——皿から!」
- ファクター
- 吸血鬼
- 起源
- 夜者
- 流儀
- 舞人
- 練度
- 2
- 能力値
-
- ♥血
- 12
- ♦想
- 6
- 副能力値
-
- 耐久値
- 37=(12+20)+5
- 先制値
- 10=(6+4)
- 外見年齢/実年齢
- 23/24
- 性別
- 男
- 所属
- 斬鬼衆
自分を虐げてくれる組織。もっとやっていいよ。
- 過去
- 生存者/p135
仕事場を業血鬼と血僕に襲われた。
- 経緯
- 生存/p135
こんな狂おしい生を手に入れたのに、死ぬなんて勿体がない。
- 欠落
- 恐怖/p137
あの日恐怖を超えてしまった。だから、もう得られない。
- 外見的特徴
- 小物/p137
お近づきの印に貰った犬の首輪!!!!
- 住まい
- 牢獄/p137
大型犬のケージ買ってもらった!!!!
- 使用武器
- 鞭/p138
単純に切り傷よりみみず腫れの方が跡が残りやすい。
「へ、変態だーーーーーー!!!!!!!!」
血契:高天 仰
- プレイヤー
- ゆあ
- 信念/職能
- 傀儡/監者
- 年齢
- 20歳
- 性別
- 男
- 喪失
- 憎しみ
痕印
- 位置
- 舌
- 形状
- 蜉蝣
- 相手からの感情1
- 畏怖
- 相手からの感情2
- 有為
- 約束
- 健康:ゲームは朝4時まで
血威
名称 | タイミング | 対象 | 解説 |
---|---|---|---|
絶命共撃 p151 | いつでも | 単体※ | 自身・パートナーで1枚ずつ手札破棄 対象の[破棄C数値合計]以下の[生命C]1枚を破壊 |
此岸回帰 p157 | 戦闘不能 | 自身 | あなたは即座に[戦闘不能]回復 自身の【耐久値】最大値まで回復 |
葬争舞踏 p158 | 攻撃 | 単体※ | 対象の[生命C]1枚を、スートと数値を無視して破壊 |
特技
名称 | タイミング | 対象 | 代償 | 条件 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
武器攻撃 p176 | 攻撃 | 単体 | 手札1枚 | なし | 対象の7以下の[生命C]1枚破壊 |
自棄戦法 p170 | 解説参照 | 自身 | 【耐久値】4 | ラウンド1回 | 自身の[生命C破壊]効果の特技宣言時使用 破壊可能数値+2 |
疾風のステップp172 | 準備 | 自身 | ハート1枚 | ラウンド1回 | [手番]終了まで[タイミング:攻撃]の特技を[対象:2体],破壊可能数値+2に変更 |
練度2増加分 |
設定・その他メモ
人間時代
何をやっても自分の“好きなもの”が分からず、ただ怠惰に日々を過ごしていた。
心から打ち込めるもののない人生は本当に空虚で、死ぬことができないから生きているだけの時間に感じ入るものなどない。
穴を埋めることのできないまま、適当に入った大学を何の感慨もなく卒業し、仕事を始めて……業血鬼らに全てを壊された。
職場を業血鬼と血僕にはちゃめちゃにされ、周囲の人間が等しく死に絶え哀れな血液タンクに変貌していく中、それらの姿を美しいと思った。真っ赤に口を染めて血を貪る業血鬼も、それに付き従って人々を甚振る血僕も、それらに蹂躙されていく無力な人類も、全てがまるで逸品の絵画のようだった。
始めて心を揺さぶられて、見惚れていれば次は自分の番だった。
惜しい、と思ったのは、初めてだった。こんなに心が揺さぶられたのに。もう死んでしまうのかと。
死に際だからこその最期の良い夢だったのだ、そう言い聞かせた瞬間、冷たく身体に食い込む刃物のような爪が、血を沸き立たせ、震わせた。
絶頂にも似た激情の中、血と狂楽の中に沈む。恐怖を超越した美。それが人として最期の景色だ。
吸血鬼になってから
——目が覚めたのは、全てが終わった後だった。
照明の落ちたオフィスは乾いた血の匂いが充満していて、萎びた人間が放り出されていた。
それを認識した瞬間、ひたすらに腹が減った。ギリギリ新鮮と言える血液をどうにか啜って、しかし満たされない。その辺に飛び散った乾いた血を犬のように舐め取って、初めて興奮で勃起を覚えた。腹は満たされないが心が満たされていく感覚が酷く気持ちよくて、ようやく自分を手に入れた気分になった。
それからようやく吸血鬼という存在についてどうにか理解して、自分が“夜者”という、他より血を多く欲する種族だと知った時は天を仰いで感謝した。
吸血衝動については特に忌避感はなかった。しかし、ただただ飲まないことによる渇きを求めて吸血衝動を我慢しては自らを追い詰め、我慢できなくなったら人を襲う、を繰り返した。初めのうちは1日我慢できなかったのが、だんだんと1日飲まずとも我慢できるようになって、初めて丸2日我慢できた後の吸血時、人を初めて殺しかけた。
美しい絵画を見た人間の全てが絵画を描きたいという衝動に突き動かされることがないように、自分が人間を殺したいわけではなかったからこそ、自省の念を抱いた。しかしそれと同時に、もっともっと渇きを求める心は増幅していく。
我慢ならず4人目の人間を半殺しにした後、斬鬼衆に捕らえられた。
斬鬼衆の存在は知っていた。他の吸血鬼らは彼らを恐れるものもいたが、自分にとってはその組織が一番魅力的だった。だから、死か服従かを求められた時、即座に服従を選んだ。
主人について
血契を交わした主人は、自分の性癖を理解できなさそうにしながらも、歩み寄ろうとする姿勢を見せるいじらしい生き物だった。
景色の色づいた世界ではどうにも興味を持てなかった“他人”にも、ようやくゆっくり目を向けることができる。
今となっては種を違えてしまったが、主人を得ることで日の下も歩けるようになったし、人間時代から1年ほどしか経っていないこともあって、自認としては単純に“性癖の違う他人”という同族感覚で接している。
彼が自分をドン引きながらもどうにか理解しよう、仲良くなろうとしてくれる姿には本当に感謝しているし、首輪とケージをくれたことは泣くほど感謝した。もっと自分に対しては適当な扱いをしてくれたら良いと思っているが、たまに徹夜でゲームとかするのはよくないと思っている。不健康だと血の味落ちるし。
.
それはそれとして、彼、ひいては組織の元ー否、吸血鬼になってからもそうだーではあの日の激情の記憶に追いつくことはできていない。
業血鬼になりたいわけではない。処断され、生を失うことは今となっては損失だと思うからだ。
しかし、美しい赫の記憶がこびりついて離れないのは、どうしようもない。狂おしい悦を追いかけてしまうのは、仕方がない。
——恐怖をなくしてしまった自分には、決して絶頂に追いつくことはできないのだが。
キャラRP指標
一人称:僕
相方:ご主人様(そのうち仰さん)
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 力の向上 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 4/12 | 黒百合散華 | 耐久値+5 | 潜鯰 | ゆあ/高天 仰 |