設定・その他メモ

【キャラクター概要】
双子の片割れ。共に生まれた双子は吸血鬼だった。
それが原因で生まれて早々に小さな対鬼組織に引き渡され、幼いうちに双子同士で血盟を結んだ。
その時の痣印は首/月（執着/安心感）。喪失は記憶（人間）、両親の記憶を忘れ、幼いうちに忘れたのも相まって、血盟の解消後も思い出せなかった。
十年前に双子の片割れが業血鬼になり、傷号【鎖牢の主】によって縛り、不死となった。
肉体的な成長も止まり、精神的にも成長がひどく緩やかなものになっている。
【鎖牢の主】に捕らわれている証として、幾何学模様の痣がある。
双子との繋がりを示すものなので、傷つけないようにと包帯を巻いて覆っている。包帯は腕まで巻いており、腕の方は術用の刻印が刻まれている。

幼いうちに血盟を組んでるので、普通の生活というものをまともに送っていない。
それを残念に思ったことも、悲しく思ったこともない。むしろ、双子の兄弟と共にいれることが嬉しかったので、それを受け入れていた。


【吸血】
双子の片割れがしていたことだった、大好きで気に入った吸血鬼のしていることだった。
だから、それを真似している。血の味は別に好きではないので飲みはするが「うぇ」ってする。

【呪文】
フェルノ・レン・バース　火の矢が着弾すると爆発する
クアルト・フレイム　魔法陣から火が噴き出す

ボルティア・レイル　雷の矢が一直線に飛ぶ

リンク・フレイア　複数体を焼き殺す

ディッド　即死。魔法陣から溢れた光が全てを灰に帰す

血の軛の名の元に、その身を委ねろ
アケル　闇明視
ヒダネ　復讐の火
メツカイ　魔の絶式

吹けよ舞えよ風、彼の行先、導く道となれ　補助呪文

【チャパレ】
血威　《闇明視》　裏向きの［生命カード］を2枚選択し、表向きにする（別のエネミーから1枚ずつ選んでも良い）
血威　《復讐の火》　いつでも/単体※/代償：黒絵札orA一枚　あなたは【耐久値】を10点回復する。また、あなたは［血戦］終了まで、〈特技〉と《血威》で破壊できる［生命カード］の数値に+［あなたの練度］（最大5）する。
血威　《魔の絶式》　いつでも/単体※/代償：黒絵札orA一枚　対象の11以下の［生命カード］一枚を破壊する。また、対象が［モブエネミー］の場合、対象を即座に戦闘不能にする。

傷号：鎖牢の彷徨者 常時/自身/なし/なし　あなたの【耐久値】の最大値に+10する。また、受けるダメージを3点軽減する。あなたは［血戦］に敗北しても［死亡]しない。

広域呪詛　準備/自身/黒1枚/ラウンド一回　あなたは［手番］の終了まで、［タイミング：攻撃］の〈特技〉を［対象：2体］に変更する。さらに、あなたが［タイミング：攻撃］の〈特技〉で［モブエネミー］を対象に指定した場合、対象を即座に［戦闘不能］にする。
武器攻撃　攻撃/単体/手札1枚/なし　７以下の[生命カード]1枚を破壊する。
怨嗟の焔　常時/自身/なし/なし　 あなたの【耐久値】の最大値を-5し、あなたが〈特技〉で破壊できる［生命カード］の数値に+2する。
術具作成　調査/自身/クラブ一枚/シナリオ1回　あなたの［調査］の代わりに使用する。あなたの［調査力］は0になるが、［最終血戦フェイズ］中、あなたが〈特技〉で破壊できる［生命カード］の数値に+2する。
護符作成　調査/自身/絵札1枚/シナリオ1回　あなたは［調査］の代わりに使用する。［調査シーン］に登場しているPCを対象とする。あなたの［調査力］は0になるが、［最終血戦フェイズ］中、対象が受けるダメージを-3する（対象が［血盟］の場合は-5する。）

履歴

【過去】
双子の兄弟がおり、その兄弟は源祖の吸血鬼だった。
双子の片割れが吸血鬼だったことから、産まれて早々に小さな対鬼組織に引き渡された。
双子の血盟ならば業血鬼と戦うに適しているだろうと、互いを相手に血契を結んだ。
それは互いに望んだことだった。

ある日、吸血鬼の片割れが他の業血鬼と共に対鬼組織を滅ぼした。
殺した。全て殺した。一人残らず殺して殺して殺して、片割れは双子の兄弟までも殺そうとして、殺さなかった。

業血鬼と化した片割れが、微笑み、手を伸ばし、告げた。

「全ての業血鬼が死んだ、その時は―――一緒に死のうね」

業血鬼たちは姿を消し、残された双子は不死に縛られ、時は止まった。
それから、彼はいつか大事な双子を、愛している片割れを殺して、共に死ぬために、業血鬼の全てを殺すと決めた。
敵討ちなどではない。ただいずれ、双子と共に死ねる日を望んでいる。

「待ってるから、ね。契」

愛する双子はそう、何も変わらぬ笑みでそう言った。


［双子：紅内 結（くれうち むすぶ）］
吸血鬼/源祖/界律
欠落：執着（他人）
痕印：首/月（執着/安心感）
生まれがらの吸血鬼。片割れを誰よりも何よりも大事に思う。
片割れ以外の他人には一切の興味がなく、そもそも眼中にない。お互いに同じなので何の問題もなかった。
ある日、ふと気づいた。自分は吸血鬼で、片割れは人間。吸血鬼である自分は生き続けて、片割れは何れ死ぬ。
そんなのは絶対に嫌だと思い、共に生きる方法を考えた。自らが業血鬼と化し片割れの時を縛ったなら、それが叶うと気が付いた。
業血鬼と化し、片割れの時を縛り、血契と代わる互いを繋ぐ鎖を結んだ。
片割れの命が尽きるその時まで、片割れが自分を殺しに来るその時まで、片割れと共に死ねるその時まで、彼は穏やかに時を待っている。

セッション履歴