設定・その他メモ

「私、お姉ちゃんにならなくちゃ。元気で、明るい『美佐』になるの」
　姉の代わりに鬼灯寮に仕丁として送り出された。実家は双子の入れ替わりに気付いても取り戻しにこなかった。
　妹のほうだと鬼灯寮にバレたら追い返されるかもしれない、と、ずっと「美佐」のフリをしている。
　姉の好きなものを好物とし、姉の嫌いなものから遠ざかった。姉が選ぶようなものを身に着け、立ち居振る舞いもそのように振舞った。
　
　ただ、双子でも性格は正反対。姉ははっきり自我を通すタイプ。生来は引っ込み思案で人の言うことにはおとなしく従ってしまう質なので、姉の真似はだいぶしんどい。

　しばらく仕丁として仕えたのちに昴くんと血盟を結んだ。
　対外的には「美佐」の方で通しているし、相方にはまだバレてない（かバレてることに本人が気づいていない）
　市路くんの隣は安心する。私のぜんぶはお姉ちゃんの真似っこだけど、血盟を結んでいるのは、これだけは私の、私自身だけのもの。

　双子なので区別しやすいように髪飾りをつけていた。「美佑」の色は青だが、鬼灯寮に来てからはつけたことがない。「美佐」の赤色をずっとつけている。　今は昴くんにもらった青色の髪飾りをつけている


一人称：私
二人称：あなた
相方への呼び方：昴くん

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