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自称「星熊童子」ご本人と名乗る源祖の吸血鬼。

現在の姿は10歳ほどの子供に見えるが、これは現パートナーの寿命を延ばすために精気を供給した結果の姿。
本来はもっと体格のいい成人男性の姿だった。
粗暴な言動や振舞いが目立つが、脳筋というわけではない。
話せば意外とわかってくれる程度の理性的な一面もある。
古くからいる吸血鬼としては珍しく新しいものが好きであるため、洋装を好んできている。
好きなものは強者との闘い、イカしたファッション、気高い精神を持つ者。

元々、前のパートナー(異端改宗室所属)と利害の一致から血盟を組んでいたが、イギリスの業血鬼事件の解決のため派遣された際に前のパートナーが死亡。元パートナーへの義理で業血鬼に復讐するため、次のパートナーを探すことを決意。
しかし、ようやく見つけた血盟を組める適性のある人間が死にかけのおじさんだったため、自身の精気を使って無理矢理寿命を延ばしてパートナーにした。

業血鬼討伐後は「イギリスの飯がまずい」という理由でレイゼルフを連れて日本に帰国し、伝手を使って何でも屋(フリーランス)としての仕事を始める。

フランシーヌとは彼女の取り巻きの身内から捜索依頼を出されたことで知り合う。
最初は放置しようかとも考えていたが、

「このまま無差別に取り巻きを増やし続けたらそのうち業血鬼と間違われて討伐されるのでは？」
「というかこのまま取り巻きに甘やかされ続けたら彼女自身が業血鬼になるのでは」

という懸念点が浮上。

事前にレイゼルフに重痕の素質があることを見抜いていた千鳥は彼女を監視するため、「対鬼組織から守る代わりに血盟を結ぶ」という条件で血契を結ばせた。

レイゼルフには(寿命を延ばして無理矢理色々と付き合わせたという負い目で)色々と思うところはあるが、彼の穏やかな一面には親しみを持っている。

フランシーヌにはその本性の強かな一面や狡猾さにある種の尊敬を抱いているが、取り巻きに頼り切った彼女の生き方に不安を抱いている。

前のパートナーからの痕印は「手の甲(尊敬)」に「太陽(劣等感)」

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