設定・その他メモ

　ポルターガイストを恐れる心から生まれた吸血鬼。イギリスのウェスト・ヨークシャーのボンティクラフトのある一家に現れた際、「名無しの権兵衛」の意を持つ「ミスター・ノーバディ」もしくは「フレッド」の名で呼ばれるようになる。
　ポルターガイストとして起こりうる事象のほぼすべてを操ることができ、また、それによって恐れられることこそが彼の発生した理由だった。しかし、時と共にポルターガイスト現象は廃れてゆき、彼を恐れる者も居なくなっていった。ポルターガイスト現象を起こすことでしか生きてゆけなかった彼は、もともと自身への執着が無かったこともあり、次第に憔悴していった。
　SIDイギリス支社にて捕獲（保護）された際、業血鬼の存在を教えられ、助力を乞われたので応じた。

　パートナーが年若い女の子だったため困っている。思春期の女の子なら、ポルターガイスト現象起こすときに散々依り代にしたけどさぁ……。

　好きなものも嫌いなものもとくにない。あ、うそ、ニンニクは嫌い。
　自分が恐れられる対象である自信（？）があるため、そんな自分にもまっすぐな目を向けてくる芹那のことがしんどくて仕方ない。太陽みたいだよ。


一人称：おれ
二人称：きみ
芹那への呼び名：セリナ

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